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5年ほど前、山仲間である鶴岡大山在住の畳屋さん から届いた年賀状に「昨年の山行の白眉は鳥海の檜ノ沢でした。」とコメントがあった。 それ何処なの??? 気になって仕方がない。その後、彼から万助道の左側を流れる沢が檜ノ沢(ひのそ)である事を教えてもらった。 そして今回、憧憬の檜ノ沢を訪れるチャンスがやってきた。そこは鳥海山の懐の深さを感じ、そして笙ヶ岳東面の草紅葉に魅了される明るく楽しい沢であった。 【 9/28 鳥海山・檜ノ沢から二ノ滝口道周回 】 一ノ滝駐車場〜渡戸〜万助小屋手前下降点〜檜ノ沢(遡行)〜鍋森・鳥海湖鞍部〜蛇石流分岐〜千畳ヶ原〜喜助平〜森ノ清水〜三ノ滝〜二ノ滝〜一ノ滝〜一ノ滝駐車場 (メンバー:miuraさん@酒田、Uさん@酒田、nandoさん@秋田、komonさん@秋田、ikuさん@秋田、yさん@秋田、sone 計7名) 今年3月、稲倉岳に登った折、帰りの駐車場でmiuraさん達@酒田メンバーと鳥海の話題に花が咲いていた時、以前から気になっていた檜ノ沢の話を小生が切り出した、すると大山の畳屋さんと同じ山の会の会員であるmiuraさんが当時一緒に登っていて、この秋に案内してくださるという有難いお言葉。「何だ〜鳥海の沢の話が出ているなぁ〜」とnandoさんも話に乗ってきて、今回の山行になった次第。 朝6時に一ノ滝駐車場に全員集合する。大した難しい沢ではない!と言う事前情報のため各自の足回りはスパイク長靴3名、ゴム底沢靴1名、登山靴3名とバラバラ。soneのドカヘル&長靴姿を見て、土方の親父そのものだ!と皆さんに大笑いされる。 車道終点まで僅かな距離。そこから左に渡戸に向かって登山道に入る。途中小尾根を越えるところでネズコの純林があり山の深さを実感できる。 十字路を右に少し登ると渡戸に着く。明るいブナ林はキャンプ地に最高の環境となっている。 ガラ場への分岐を右に入る。左下に轟々と流れる檜ノ沢はゴルジュ帯となっていて、nandoさんとyさんは”ヒューヒュー”と奇声を上げっぱなし。この二人の山病は重症と見た。 沢から離れる地点のブナ林は、何故か紅葉前に葉っぱがかなり落ちていて登山道を隠している。 ブナの樹高が低くなってくると道が二手に分かれる。右の下道はかなり荒れているらしい。今回は尾根渡りの道を進む。急に視界が開けた場所は過去に笙ヶ岳から発生した大雪崩で樹林が尾根を越えて薙ぎ倒された場所らしい。檜ノ沢右岸の斜面は伐採された様に雪崩跡が顕著に確認できた。 万助小屋手前から藪の斜面を下って檜ノ沢に出合う。登山靴組は荒縄を巻いて遡行に備える。 一本とった後いよいよ遡行開始。沢はゴーロ地帯で皆さん勝手に登路を選んで歩く。soneはインタレストグレードが高い水線を狙って登った。 一部で側壁が立ち上がる箇所もあるが、沢筋は明るく開けている。 滝は無い!と言う事前情報と違い、突然連続した滝が出てきた。イイゾイイゾ・・・・・・・ 連瀑の上部を登る面々。以外と簡単に左岸から登れた。この滝群、夏場&沢装備だったら迷うことなくシャワークライムで直登していただろう。 そして一寸難しかった滝を越える。次にどんな滝がでてくるか予測できないのが沢登りの醍醐味である。 手と足を駆使してドンドン登ると、背後の庄内平野の展望が俄然と開けてくる。 この滑滝を最後に滝場は目出度く終了。後は再びゴーロ歩きに変る。 笙ヶ岳東面に当る開けた沢筋は咲き残りの花が多く見られた。ハクサンシャジンがまだ咲いている。 ミソガワソウも大きな群落をつくっていた。 チョウカイアザミ。 笙ヶ岳東面に広がる草紅葉の大斜面は底抜けに明るい。 そしてミヤマリンドウ。曇った天気にも係わらず花を開いていた。 いよいよ源流地帯。鍋森の西側付近を行く。 所どころに昨日降った雪が残る。水流が無くなるところで少し藪を漕ぐが、難なく鍋森と鳥海湖鞍部の遡行終了点に抜け出ることができた。鍋森北面の紅葉は始まったばかり。 楽しかった遡行を完了して喜びのメンバー。 この地点で昼食とする。かなり寒く10月中旬以降の季節を感じさせる。 鍋森鞍部は秋田駒のムーミン谷を小さくした雰囲気がある。紅葉したチングルマが多い。 霧の中に浮かぶ幻想的な草原。岩が適度に配置され一幅の絵を見ているみたいだ。 最後にガレ場を左にトラバースすると正規の登山道に達する。七五三掛付近を仰ぎ見ると標高1800m以上では雪景色となっていた。 蛇石流分岐で一人の若い男性が休憩していた。一ノ滝駐車場であった方である。これから万助道を下るとのこと。 千畳ヶ原へ向かう途中で一面にリンドウが咲いていた。 千畳ヶ原手前で一人の若い女性が登ってきた。miuraさんと顔を合わせてお互いビックリ。同じ山の会のメンバーとのこと。日曜日にも係わらず本日出合った登山者は2名だけであった。メインルートを外すと本当に静かな鳥海山である。カレ沢を越すといよいよ千畳ヶ原に突入する。期待したオレンジ色の草紅葉には少し早かったみたい。 扇子森を振り返る。鳥海山随一の静寂境:千畳ヶ原は湿原ではなく広大な草原で花は少ない。 月山森が沸きあがるガスに見え隠れしていた。 馬ノ背を越えて月山沢に降り立つ。ここで大休止。その後、不動滝〜竜頭滝〜竜ヶ滝と滝見物の下山が続く。 岩場の展望台から見た竜頭滝。中央の尾根が越えてきた馬ノ背の尾根。 滝が見えなくなると、天主森の尾根から流れ落ちる小沢を幾つも跨ぐ単調な下りが続く。それでも小屋があったと言われる喜助平を過ぎると、庄内美人を思わせる色白の端整なブナの森が目を楽しませてくれる。 長い下りに疲れがでた頃、明るい雰囲気の森ノ清水に着く。付近の倒木を捜すが腐れ気味のナラタケしか見つからなかった。再び右側に南ノコマイ(沢)が近づいてくると、滝見物の行程となる。額絵ノ壷〜玉砕ノ滝〜三ノ滝〜間ノ滝と名瀑が次々と現れる。雨が続いていたため水量が半端でなく迫力満点で、滝ごとに寄り道しているので行程が進まない。南ノコマイには十二の滝があると言われているが、小滝を数えたら幾つあるのか想像もできない。 そしてこの沢最大の名瀑:二ノ滝である。真冬には二本の氷柱になり、氷柱見物ツアーがあるとも聞いているが、今の姿から想像することは難しい。 滝下の橋で右岸に渡り、遊歩道を700m下ると一ノ滝に出る。もう滝は見飽きてしまい。展望台に下る気にもならず、上から覗き込むだけにした。一ノ滝神社で本日無事に歩けたことに感謝して駐車場に戻った。 全工程10時間の長〜い周回コースが終わった。普通は万助小屋に宿泊して檜ノ沢を遡行するらしいが、今回日帰りできたのは、メンバーの皆さんが健脚の猛者揃いであったから出来たのであろう。 今回の登山を企画していただいたmiuraさんと、ご一緒した素晴らしい仲間に感謝感謝である。 久恋の檜ノ沢を歩けた満足感に浸りながら、何時もよりゆっくりと帰り支度をするsoneであった。 ご一緒したnandoさんのHP記事は → コチラ |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
お疲れ様でした |
なんど 2008/09/30 12:39 |
お疲れ様でした。 |
みうら 2008/09/30 17:34 |
樋ノ沢、どこかで見たぞ、と思ったら万助道を下りる時に右手に見えていた沢がそうでしたね。 |
ebiyan 2008/09/30 18:08 |
高橋さん、お久しぶりです。 |
みうら 2008/09/30 18:28 |
実に楽しそうですねえ。きっと歓声が上がりっぱなしだったのではなかったでしょうか。皆さんと一緒に遡行した気分になる素敵なレポートでした。 |
みいら 2008/09/30 18:37 |
なんどさん今晩は。 |
SONE 2008/09/30 22:00 |
みうらさん今晩は。ガイド役本当にご苦労様でした。 |
SONE 2008/09/30 22:08 |
ebiyanさん今晩は。一週間遅れで訪れた千畳ヶ原ですが、ebiyanさんが歩いた時より少しだけ草紅葉も進んだみたいです。 |
SONE 2008/09/30 22:17 |
またまた触手を伸ばす・・笑 |
みうら 2008/09/30 22:23 |
みいらさん今晩は。 |
SONE 2008/09/30 22:24 |
みうらさん再び今晩は。 |
SONE 2008/09/30 22:56 |
みうらさんお久しぶりです。 |
ebiyan 2008/10/01 17:47 |
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