東北の山遊び

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zoom RSS 2008.10.26 徳網山(朝日連峰)&一念峯(置賜東部)

<<   作成日時 : 2008/10/26 23:20   >>

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山形県小国町の奥に徳網山がある。この山は2年前から秋に登ろうと狙っていたが、降雪&大雨でその都度中止の憂き目にあってきた。そして本日、久恋の徳網山に登ることができた。低い山ではあるが、朝日連峰の末子らしく結構登り甲斐がある山だった。

【 10/26 徳網山(788m) 山形・朝日連峰 】
樋倉登山口〜ヤセ尾根〜徳網山(往復)
(メンバー:hataさん、yataさん、yoshiさん、igaさん、satoさん、さっちゃん@山形、タッシー&サクラ、sone@仙台)

今年登らないと何時登れるか判らないので、雷雨注意報が出ていたにも係わらず、約束通り登る事にして樋倉登山口に着いた。最近人気の山らしく、15名と5名の2パーティが先行して登っていった。
懸念した天気も午前中は持ちそうである。

駐車場から少しの区間は杉林だが、直ぐに感じの良い雑木林の急登となる。顕著な尾根に出て服装調整。
尾根の西側に小さな池?があった。さらに急な尾根を登ると道は左折し、目指す徳網山が忽然と見える。
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ここからの行程はフキノ沢を右に見て、時計回りに大きく湾曲する尾根の登りであり、見た目より時間がかかる。
途中で大きく割れたミズナラの大木を見つける。タッシーはコロボックルみたいだ!と顔に似合わないことを言っている。
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急登〜緩登と繰り返しての尾根の登りが暫く続く。
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林床にはイワウチワが多く、花期には一面のお花畑になるであろう。yataさんが狂い咲き(終盤)のイワウチワの花を発見して皆ビックリする。
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主尾根に近づく頃、大木のブナ林となり、ユキツバキが一面に群生していた。日本海側の山の特徴である。
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道が右に折れるとヤセ尾根となり、左:スダテ沢側は一気の急斜面となって落ち込んでいる。スダテ沢右岸の紅葉が美しく見下ろせる。
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山頂直下の岩稜では絶景が広がる。南に飯豊本山が遠望できた。
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山頂から北へ伸びる尾根の紅葉が見事の一言。
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餓鬼山の右奥に新潟・村上の鷲ヶ巣山が尖った山容で眺められた。皆さん”あの山に登ってみたい!”と言っているが、累積標高差1800mの超健脚の山で、soneも以前軽い気持ちで登って苦労した。
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そして徳網山頂はもう少し。オレンジに染まる盛りの紅葉で、晴れていればもっと輝いて見えたことであろう。
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岩稜を過ぎると右奥に祝瓶山が頭を見せてきた。天気の悪い中で見えるとは思わなかった。
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この急登をこなせば山頂はもうすぐである。2時間弱の登りであった。
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そして待望の山頂に到着する。先に登っていた村上からいらした大人数のパーティは我々が着いた後すぐに下っていって山頂は貸し切り状態となる。それにしても標高800mに満たない山頂の割に360度の絶景は凄い。
但し、荒川の奥に見えるであろう朝日連峰は厚い雲に覆われて全く見えなかった。
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登山口方面は眼下に見下ろせる。樋倉集落の先は五味沢である。
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足駄山の後方に合地峰や孫守山など朝日連峰最南部の山並みが広がる。
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昼食には早い時間であったので、山頂で記念写真を撮って下ることにする。途中でパスした5名パーティも山頂に到着した。
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急坂の下りは早く、皆スピーディに下ってゆく。下りの途中で「トビトリ・・・・」の切付けを見つけた。四半世紀前の切付けであるが、トンビマイタケが採れた証であろう。
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帰路はキノコを探しながら下ったが、生えているものは有毒のツキヨダケのみであった。しかし立ち枯れ&倒木ともに、その数と量は見た事がないほど多かった。
そして1時間15分で駐車場に戻る。その場所で車座になり昼食を摂っていると、やがて大粒の雨が降り出してきた。これで午後予定していた小枕山は中止にして山形組と別れた。

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未だ時間があるので、とにかく低気圧から離れようと東に向かった。近いうちに予定している置賜の山のキノコ下見を兼ねて、米沢市北東の上海上にある一念峯に登ることにする。

【 10/26 一念峯(470m) 山形・置賜東部 】
上海上登山口〜梯子岩〜紙飛し岩:山頂〜胎内くぐり〜西尾根経由:薮漕ぎで上海上登山口

今年、高畠のマツタケは豊作らしい!とhataさんが言っていたので、あわよくばマツタケが見つかることもあろう?と現地に着いてみて驚いた。累々とした岩場にアカマツが立ち並ぶ南画的景勝地の一念峯のアカマツは壊滅的打撃を受けていた。見た目でも全体の80%が立ち枯れている。

一台しか駐車スペースがない路肩に車を止めて、タッシー&サクラと共に手ブラで登り出す。
最近は道の手入れがされていないようで、草が繁茂して荒れ始めている。
山腹を右に巻き気味に尾根に出ると、岩塊が現れてくる。その一つから西側の岩尾根を見上げる。岩質は霊山に似た凝灰岩である。
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適当に尾根を外してキノコを探しながら登ると平坦な岩畳の上に出る。獅子岩の背後に米沢市街地が間近く眺められる。
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獅子岩の横には帯岩がある。その上でポーズを取るsone。
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岩場を北側から巻いて梯子岩を梯子と鎖を使って登る。犬のサクラは二人で抱えて登らせた。そこを越えると頂稜となる。右手に不動明王を祀ったところがあった。
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天狗相撲岩で少し休憩して、紙飛し岩の南側まで歩く。その基部にあるチムニー状の岩場で遊ぶ。
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北東には高畠駒ケ岳や豪士山方面を望むことができる。
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東側は栗子山塊の最高峰:栗子山の平頂が見える。
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紙飛し岩に登るため、岩場の西側を巻いて地獄岩に登る。そこからは鎖を使って慎重に岩場を登ると紙飛し岩のトップに登れる。そこは低山でありながら胸のすく大展望が得られる別天地であった。
北側に文殊山と山里の田園風景が見下ろせる。
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そして背後に一念峯の山稜を見る。立ち枯れのアカマツが痛々しい。
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下りは梯子岩の下降がサクラにとって危険度が高いため、西側に広がる雑木林をキノコ探しを兼ねて薮漕ぎで下ることにする。太いアカマツの根元のマツタケを採った跡を見つけて二人で地団駄を踏む。
顕著な踏み跡を下ると過去に訪れたときも存在すら知らなかった”胎内くぐり”を越えた。この岩は小規模な石橋となっている。
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適当に歩き易い薮を下るが、クリタケを少し採ったのみで他のキノコの姿はない。
尾根通しは岩場が多く苦労するので、途中から窪を下るとナメコを見つけた。本日やっと出会ったまともなキノコであった。
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その窪から少し下ると駐車地点に戻れた。
まったく違った性格を持つ二山に、メンバーも違えて登った、印象に残る山歩きに満足して帰路に着いた。
そういえば徳網山で見たミズナラを枯れさせる”ナラ枯れ”の現状にも心を痛めるものがあった。
今後日本の山はどう変って行くのであろう?日本の森林の行く末が心配である。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
本日もお疲れさまでした。
あんな立派なナラの大木が何本も枯れ、稜線にある松も軒並み虫喰い、
そのうえブナまで嫌なウワサがあるしね。本当に今後が心配。
でもカヤックで松島のマツタケ探しはそそられるよ。
タッシー
2008/10/27 10:51
タッシー今晩は。サクラも岩場を恐れなくなり、日々登山技術?が進歩してきてるね。薮漕ぎなんかさせたら敵わないもんね。
ミズナラ=マイタケ、マツ=マツタケ、ブナ=多種多用、枯死してゆく木々達はこんなに素晴らしい山の恵みを与えてくれているけど、国として早急に対応しないと”国滅びて山河もなし”状態になってしまうよ。
松島のカヤックは来年やってみるかい?ハゼ釣り兼ねて・・・
SONE
2008/10/27 20:50
徳網山はユキツバキがまだいくらか残っているころに歩きましたが紅葉の季節もよさそうですね。
ブナの幹に古い切り込みがたくさんついていた覚えがあります。
昔からマタギの人たちや地元の山菜きのこ採りの人たちに歩かれていた山なのかなあ、なんて思いながら歩きました。
鷲ヶ巣山は予定箱の中に入っている山ですが、前ノ岳中ノ岳と越えて行くのでアップダウンがあってたいへんなんでしょうか?よい山でしたか?
小枕山へ続く道はがけ崩れとか起こしやすいように見えましたが、今もトンネルの手前までは行けるのでしょうか?それにしてもあんな風に途中で打ち捨てられた道をみると、やるせなくなりますね。
いろいろ尋ねるばっかりですみません。
川音岳に行く時はよろしくです。
ebiyan
2008/10/28 19:44
ebiyanさん今晩は。
徳網山は紅葉の一番綺麗なときでした。でも皆でイワウチワやユキユバキの時期も良さそう!と話し合っていました。
ブナの切り込みは他に「クマトリ・・」なんていうのもあり、地元でも宝の山なんでしょうね。
鷲ヶ巣山は大朝日に往復する気構えで登る必要があります。とにかく嫌になるほどの下降&登り返しの二連続x2(往復)ですから・・・
地元の登山者は中ノ岳で引き返す方が多いそうです。
でも360度の爽快な展望が得られ、登った甲斐がある山ですよ。
但し夏場はヤマビルが出るそうですので注意が必要です。
小枕山への林道入口には通行不能の看板はなかったですので、上まで行けると思います。あの道は正に税金の無駄使いですね。
川音岳、雪で笹薮が埋まったら登りましょうね。
SONE
2008/10/28 22:47

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