東北の山遊び

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zoom RSS 2008.11.9 大土ガ森と御駒山(宮城・北部)

<<   作成日時 : 2008/11/09 21:45   >>

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冬型の気圧配置が優勢で奥羽山脈に雪雲がかかっているこの時期、いよいよ低山ハイクの季節がやってきた。
本日は6月の岩手・宮城内陸地震で大きな被害を受けた栗駒山の南東山麓にある低山を訪れた。
その地元は風評被害で観光客が激減している現状であるが、アプローチの道路や登山道には何ら問題がなく、もっと多くの登山者の方々に訪れてほしいと願うばかりである。

【 11/9 大土ガ森(580m) 宮城・北部 】
登山口〜渓流コース経由:子生婦岩〜くま落坂〜大兎岩〜鼻こすり坂〜稜線〜大土ガ森〜いっき坂〜くま落坂分岐〜観察広場〜尾根コース経由:登山口
(メンバー:Igaさん・Satoさん・さっちゃん・Akeちゃん@山形、タッシー&サクラ・sone)

栗原市鶯沢地区にある細倉マインパークの奥から登山口までは二つに分岐する林道をたどることができる。最初石ノ森方面から登山口に向かった方が楽であろうと思い走行するが登山口1.8kmの地点で不通となっていた。
(前もって役場に確認の電話を入れたら、どの方面からも登山口に行けると言っていたが・・・)
そこで再び分岐まで戻り、尾根を越す林道(整備抜群)を経て登山口に到着できた。

登山口より丸太橋で沢を渉った後、少し登ると登山道は二つに分岐する。往路は左の渓流コースをとる。
周りは赤松や杉の植林地であるが、滑が続く沢筋は明るい雰囲気に溢れている。
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この渓流コースの出口手前に奇勝:子生婦(こんぶ)岩がある。あがりこになったケヤキの大木が丸い大岩を根っこに抱え込んでいる。子孫繁栄を祈ったご神木であるが、これだけ造形に優れた木は少ないと思う。
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尾根コースに復帰後、赤松の植林地をしばらく登ると植生は雑木林に変る。その少し先の分岐は右へ、ロープがベタ貼りされた”くま落坂”の急登が始る。このロープ、曲者で登山道を何回も交差しており登り難いこと甚だしい。
でもナラ・カエデ・シデ主体の雑木林には綺麗な紅葉が広がっていた。
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ジグザグの急登が終わり、顕著な尾根に出る手前に大兎(おおど)岩がある。想像力に欠けたsoneにはどう見ても兎には見えないが、女性メンバーはウサギポーズを取ってはしゃいでいた。(笑)
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最後に岩交じりの鼻こすり坂を頑張って登ると山稜に出る。そこから山頂は指呼の距離であった。
期待した栗駒山の新雪を被った勇姿は全く見えず誠に残念であった。
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でも大土ガ森を含めた文字三山の残りの二山、椻ガ森(右)と中ノ森(右)が間近に眺められた。
大土ガ森からは見えないが、この二山の奥に地震によって大崩落した大荒沢ダムがある。
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休憩するために東側に一段下った”展望広場”に行く。以前は雑木林に囲まれた静かな休憩地であったが、南側が伐採され、大崎平野の大展望が待っていた。
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南東側には紅葉盛りの山肌を見下ろすことが出来る。
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木製のベンチとテーブルを囲み、会話が弾むコーヒータイムの後、傍に誂えられたロープ製のブランコで童心に返って遊ぶ。ただ座る板がないため尻の両横が痛い遊具であった。
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帰路は西側のいっき坂を一気に下る。名前そのものの坂だったと皆さん納得!
くま落坂分岐まで周回してたどり着き、今度は尾根コースを下る。途中で観察広場に寄り道すると、ここで唯一山頂部の展望が得られた。
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下部の沢でお決まりサクラの水遊びのあと登山口に帰り着き、さらに次の一山に向かった。
大土ガ森は低い丘陵地に突出した独立峰的山なので、眺望に優れた山歩きが楽しめる。

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大土ガ森から花山にある御駒山は非常に近い距離にある。そして一日に二山駆けるのに最適な山とも言える。
但し花山沢地区の登山口には駐車スペースがないので、手前の集会所に断わって駐車させていただいた。

【11/9 御駒山(522m) 宮城・北部 】
花山沢登山口〜少年自然の家分岐〜御駒山〜グリーンアドベンチャーコース分岐〜アドベンチャーコース経由三角点峰南〜少年自然の家分岐〜登山口

登山口からは杉の植林地を少しの間登るが、すぐに明るい雑木林に変る。登山道は三人が横になって歩ける程広く、しかも整備が行き届いている。soneも花山沢登山口から登るのは初めてで、新規の山に登るとき感じるワクワクした楽しさを感じた。何の変哲もない里山歩きであるが、兎に角紅葉が綺麗の一語である。
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はっきり言って展望を求める登山者には向いていない山である。徹頭徹尾少しづつ変化する紅葉の色彩の変化を楽しむ行程が続く。少年自然の家分岐近くにはカエデ類の紅葉が多く、女性陣の歓声が絶えなかった。
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午後1時近くなって、とてもお腹がへった頃に山頂到着。早速お馬鹿写真に興じる。すぐに高いところに登りたくなるsone.
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山頂では女性の皆さんが持参してくれた美味しい食事に舌鼓を打つ。何時も侘しいタッシーとのコンビニ調達食とは次元が異なるランチであった。サクラもおねだりに夢中でとても満足した様子。

休憩した山頂からは唯一花山ダム方面の展望が利く。登山口の花山沢地区も見下ろせ、里山ながら登り甲斐のある山であった事が判る。しかし土砂ダムの決壊や土砂崩れの影響で茶色に変色したダム湖の水の色は悲しい。
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さて帰り道は北側の登山道を小迂回して戻ることにする。少し下ると木肌が真っ白なブナが多く見られ、林床にはイワウチワが一面に群生している。過去に満開の頃に歩いた経験があるが、それはそれは見事なピンクの花園であった。女性陣は花の頃に再訪したいと言っている。
このまま北に下ると林道に出てしまうので、途中から左にグリーンアドベンチャーコースを歩くことにする。
ここも植生の違いによって色彩的に変化してゆく紅葉を多いに楽しめた。
途中で自然の家に下らずに直登コースを登り往路に帰り着く。そしてのんびりと登山口まで戻った。

帰路”道の駅・花山”に立ち寄り、ささやかながら地元の地場産品を購入する。例年この時期は車が駐車場に入りきれない程に賑わっている道の駅は閑散としていた。これから長い冬の季節に入る栗駒山麓地域の未来を思い、いち早い復興を願ってやまないのである。


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
おはよう、昨日はおつかれさま。
あまり花に興味はないけど、イワウチワの
“アノ群生”を見ると一度見ておきたい気持ちになるね。
栗駒周辺はもう一度頭を整理して、もっと深く付き合いたいものです。
タッシー
2008/11/10 10:15
紅葉真っ盛りで、すばらしい森歩きになりましたね。
私はイワウチワ目当てで登ったのですが、感動しました。
御駒山から大土ヶ森を眺めていたら、なんだか歩いて行けそうな気がして
林道を北上してみたら丁度右手にコース案内があって思い通り登ることが
できました。
この2山はそんな冒険心をみたしてくれた思い出の山です。
花山沢からのコースまだなので来年の紅葉に訪れてみたいです。
ebiyan
2008/11/10 16:00
タッシー昨日はお疲れ様。
あのイワウチワの群生は咲いている季節には本当に凄いよ!
タッシーのGRデジタルで広角接写したら、さぞや傑作写真が撮れるんでないの?
現在は訪れたエリアより奥部に入れないけど、来年はもっと奥山まで入りたいね。
SONE
2008/11/10 17:44
ebiyanさん今晩は。
願わくば雪を戴いた栗駒山と山麓の紅葉風景を期待して登ったのですが、そうは問屋が卸しませんでした。でも雑木林の紅葉に癒された山歩きを楽しめました。
花山沢からのコースは森の逍遥が好きな私にとって予想以上に良かったです。
深山牧場に近い、椻ガ森と中ノ森も栗駒山の全貌が見えてお勧めですよ。
でも大荒沢ダムの惨状が丸見えなので、見ると悲しくなってしまうかも?
SONE
2008/11/10 17:53

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