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zoom RSS 2008.12.30 姥ヶ岳:潅木帯手前まで(山形・月山)

<<   作成日時 : 2008/12/30 22:05   >>

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関東在住の山仲間:Mt.Raccoさんが、年末年始恒例にしている東北遠征テレマークツアー。
今回は30日の月山を皮切りに順次北上するらしい。でも大晦日の山が決まらずに苦慮しているとMLが入った。
「それなら新庄の杢蔵山がよいでしょう?」と僭越ながらアドバイスした関係で、今回ご一緒することになった。
先日来から年末寒波が襲来し、日本海側の山はどこも荒れ模様である。でも11月に登った時、全く滑りにならなかった雪質は、今回大幅に改善しているであろうと期待しながら早朝の仙台を出発した。

【 12/30 姥ヶ岳:1250m潅木帯手前まで (山形・月山) 】
志津〜車道〜電柱ルート〜姥沢〜1250mコンタ付近〜姥沢下滑降〜砂防ダム〜車道〜志津

早朝の関山峠は路面凍結しているであろうと時間に余裕を持って出発したが、仙台西部から寒河江ダム付近までずっと雨降り、路面はウェット状態で待ち合わせ1時間近く前に志津の駐車地点に着いてしまった。

その頃からみぞれが本格的な雪に変り、内心ほっとする。雨の中の山滑りだけは避けたかったからだ。
RaccoさんとSoigaさんが到着する前に、テレマーカー3名とボーダー2名が山に入っていった。

降り積もる雪を眺めていてもやる事がないので、雪の日に取って置きのCD「Pat Metheny Group(思い出のサン・ロレンツォ)」を引っ張り出して聴きいる。ECMレーベル特有の透明感溢れるサウンドは雪の白さに似合う。

するとRacco車到着。500kmの長距離運転の末である。毎回彼らのバイタリティには敬服する。
彼らもずっと雨で心配していたらしいが、降る雪と積雪量の多さを見て思わず笑顔になった。
そしてテレマークと山スキー混成の珍しいメンバーが出発である。(Raccoさん提供写真)
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先行者5名のトレースをたどって車道を登る。11月下旬とは比較にならない位、積雪量は増えている。
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前回は薮が埋まらず敬遠したケーブルルートを登る。急斜面であるがシールがよく効き快適に高度を上げる。
でも比較的気温が高いせいか、サングラスが曇ってその点はイマイチであった。
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先行していたボーダー2名はケーブルルート終点:1041mコンタ付近の雪の窪みで休憩していた。彼らは吹雪模様なのでここから引き返すらしい。
そこから更に一段ケーブル沿いに登ると姥沢まで吹きっさらしの水平道になる。この1kmが今回一番大変であった。なにしろ横殴りの吹雪が吹き荒れ、サングラスが曇ってまったく役に立たない。
姥沢の建物の陰に逃げ込んでやっとゆっくり休むことができた。ここまで1時間30分。条件が悪いながらも快調なペースで登ることができた。流石に山慣れた少人数のパーティは行動が早い。

3人で今後の行動を協議する。この吹雪で姥ヶ岳に登っても苦労するのは目に見えている。
リフト支柱沿いに上駅までとも考えたが、あそこの上部は強風地帯なのでこれも大変である。
という事で、春スキーでロープトゥがかかる姥沢右岸尾根を潅木帯手前まで登って、そこから姥沢西側の林間滑降を楽しもうと衆議一決。早速ノントレースの斜面を1250m付近まで登った。雪質は軽い粉雪。
いいぞいいぞ!!! またまた皆の顔に笑顔が広がった。
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シールを剥がして滑り出す。ゲレンデでの練習をしているRacco&Soigaさんに比べ、私は何もしないブッツケ本番の滑り。出だしはどうしても腰が引けて後傾になっている。それでも姥沢の建物下に滑り込む頃には本来の滑りに近い格好になってきた。

姥沢直下はブナ林の下の低木薮が多い。
その中で比較的開けた斜面をチョイスしながら滑るsone。(Raccoさん提供の写真)
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中間部は軽いパウダーと広い林間で快適の一語。軽快に滑り降りるsoigaさん。
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こちらは流石に豪快な滑りのRaccoさん。
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今回は出来るだけ滑降できるルート取りを心がけた。何時もは姥沢から北西に一気に野鳥観察小屋まで滑るが、そうするとネイチャーセンターまでの歩きが長い。
そこで少し滑降しては左トラバースを交互に繰り返して、常に斜度が一定に近い斜面をチョイスした。
一部薮っぽいところもあったが、南会津の薮で鍛えた面々なので、制限滑降よろしく自在に薮をパスしてゆく。

大分下ってきたところはブナの森が広がる静謐な空間であった。やはり月山のブナ林は一級品である。
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最終局面で単独スキーヤーの登っているトレースに出会う。これを辿ると小さな沢を越えていた。(Raccoさん提供の写真)
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結構右往左往するトレースを追いかけて斜登高し、その後少し滑ると車道そばの小さな砂防ダムに着いた。(Raccoさん提供の写真)
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その後は車道を滑るだけ。登りのトレースは思いのほか良く滑り、旧国道からはのんびり歩いて駐車地点に戻った。年末に姥沢下のパウダーツリーランを楽しめたラッキーな一日であった。東北の山滑りの真髄はブナ林の滑降であると再認識した次第である。

追伸。天候が芳しくなく、山中で食事も取れなかったため3人とも腹ペコペコの状態。早く下界へ降りて美味いものを食べようと誘ったのが、河北町名物の”肉そば”。 通常は冷たい肉そばがメインなのだが、冷え切った身体ではヤバイと思い、暖かい肉そばを頂く。これはさっぱりした味で美味かった。
その後、夜は肘折温泉泊というRaccoさんと、次の東北遠征での再会を期して別れたのであった。

スーパーテレマーカー:Mt.RaccoさんのHPは → コチラ


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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
引っ越しも無事完了され、ネット復活おめでとうございます。

さて、30日の月山では大変お世話になりました。
なんちゃってテレマーカーである我が家を無事リードしていただき感謝、感謝です。さらに、ブナ林のパウダーラン!最高でした。
さらにさらに、肉そばもGOOD。次回は”冷たい”方も堪能してみようと思います。

今シーズンは、2月からしばらく私の仕事が忙しくなる予定で、例年通り東北に通えるか微妙なところですが、よろしければ、またブナ林のパウダーランを楽しみましょう。
Mt.Racco & Soiga
URL
2009/01/06 23:19
Mt.Raccoさん今晩は。
昨日ネット環境に復帰できたのですが、2週間ML開かなかったので、数え切れない程の迷惑MLと格闘して記事のUPが遅れてしまいました。(苦笑)

こちらこそ月山ではお世話になりました。今回は単独で突入するのは無茶な天候でしたから、慣れている山であってもご一緒できて心強かったです。
でも今回のパウダーランは雪質&量共に最高の部類に入るものでしたね。シーズン最初にいい思いをさせていただきました。
山形は隠れた麺王国でして、通を唸らせる一品が数多くあります。またいらした時にお誘いしますね。ところで会津で以前から滑ってみたいと考えているツアーコースがありますので、詳細は別途MLします。
sone
2009/01/06 23:56
>会津で以前から滑ってみたいと考えているツアーコースがありますので、詳細は別途MLします。
私が行ったことあるのにSoneさんがない山なんてあるんですか??
メールお待ちしております。
Mt.Racco
2009/01/09 20:11
Mt.Raccoさん今晩は。
考えていた会津の山、ネットで検索しても滑っている記録が見つかりませんでした。
(調べ方が悪いのかなぁ? 大分前の岳人に掲載していたんだけど・・・)
一応、地図開いて調べてから、大まかなルートをMLします。
sone
2009/01/09 21:43
はじめまして。
当日先行していた、テレマーカーの「こん」と申します。
まさか、同じ場所にraccoさんがいらっしゃるとは思いませんでした(笑
小生、宮城在住ですので、機会があれば、どこかでご一緒したいですね。
それでは、よろしくおねがいします。
こん
URL
2009/01/10 13:26
こんさん、ご訪問&コメント有難うございます。
当日駐車スペースの一番奥に停車していた宮城ナンバーの方々だったんですね。
私は真ん中に停めた赤いSUVです。ndanassuさんの動画拝見すると姥沢のリフト周辺で滑られていた様子と思いますが・・・ それにしても最高のパウダーでしたね。
最近一緒に山滑りする相手がなく単独が多いので、本当に何処かでご一緒したいですね。
sone
2009/01/10 18:03

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