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zoom RSS 2009.1.12 薬らい山(宮城・船形連峰)

<<   作成日時 : 2009/01/12 22:41   >>

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最近は海の見える里山歩きばかりが続き、流石にその手の山は食傷気味になってきた。そこで本日は相棒タッシーの雪山再デビューに相応しいと思える山:薬萊山(やくらいさん)に天候が回復傾向にある午後から登ってきた。
薬萊山の標高はたったの553m。しかし加美富士の別称を持つコニーデ形の優美な山容は大崎平野からも目立つ存在であり、登山口からの比高は340m足らずだが、加美町は宮城県内でも豪雪地帯に位置しているため、厳冬期の今は決して簡単に登れる山ではない。

【 1/12 薬萊山(553m) 宮城・船形連峰 】
薬萊ガーデンプラザ前登山口〜二番目の鳥居〜706段の階段斜面を経て薬師堂〜薬萊山〜北登山口〜未除雪道路を経て薬萊ガーデンプラザ前登山口

2年前には山スキーの仲間として雪山に行動を共にしていたタッシーであるが、椎間板ヘルニアの後遺症から右足首から先に麻痺が残り、一緒に懸命なリハビリ山行を続けていた。
最近では一般登山道であれば健常者以上に登れる自信が出てきたが、流石に足元が不安定な雪山は難しい状態であった。しかし初売りで念願のMSRのスノーシューをゲットし、やっと雪山再デビューをする気になったらしい。
今回はその試乗が最大の目的である。

登山口に至る途中にある温泉施設:やくらい薬師の湯や地ビール園の駐車場は満杯の状態。それを横目に1.5km先にある”やくらいスキー場”にむかう。スキー場の一番手前に赤い鳥居のある登山口が見出せる。
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登山開始は午後1時近い。すでに下ってくる登山者もいる。急いでスノーシューを取り付けて歩き出すが堅いクラスト気味の雪質で拍子抜け。一直線にスキー場脇を登り、第2の鳥居を潜ると杉林に入る。でも冬場でも人気が高い山なのか?ツボ足で歩かれた狭いトレースが何処までも続いている。
「これじゃスノーシューなんか必要なかったんじゃないの?」二人とも唖然とした表情でトレースを見上げた。

杉林を抜けると赤松交じりの雑木林になる。看板に706段の階段があるとの表示。そうだ!私は以前登ったときに、この長い階段に辟易したために薬萊山は二度と登るまい!と誓っていたことをここで思い出した。
でも雪で階段は隠れ、ただの急な尾根筋登りであったため、スノーシューのクランポンをガシガシ利かせて登ってゆく。タッシーのMSRはクライムサポートが付いていて快適そうであった。(私のタブスには無い!)
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尾根の2/3を登るとブナの木が出現する。「雪を纏ったブナを見るのは久しぶりだなぁ〜」感慨深げにタッシーは語っていた。
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上部に達すると尾根は広くなり、かつ緩傾斜となる。狭いトレースを外して私がラッセルしていると、「疲れるからトレース通りに行くわ・・・」とタッシーの一言。これではスノーシューの性能は分からないのでは???
「でもカンジキよりバランスが良く、しかも沈まないので歩き易い。これは手放せない。」とも言っていた。(笑)

たっぷり汗をかいて稜線に出るが、厳冬期にも係わらず雪庇はミニミニ状態。でも充分雪山の雰囲気は楽しめる。
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薬師堂がある南峰手前でラッセルしてみると膝までの積雪であった。時間が遅いので薬師堂にお参りしてすぐに山頂(北峰)に向かう。
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少し下ったところから南峰:薬師堂を振り返る。
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そして山頂直下の地点から見下ろした”やくらいスキー場”方面。何故かこの展望地にはNikonの双眼鏡が設置されていた。
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そして薬萊山山頂に到着。もっとハードな山登りを期待していたが、トレースのお陰で簡単に登れてしまった。
小さな社がある場所北側の雪の広場を整地して遅いランチとした。やはり雪山で飲むビールの美味いこと・・・

下山は北登山口に下ることにする。往路の堅い急坂ではスノーシューは苦労する事が目に見えていたためである。ルート上にはツボ足のトレースが一つだけ。ときどき股まで雪に潜って、脱出にジタバタともがいている跡が見受けられ二人で笑ってしまった。でも固めの新雪を走り下れるスノーシューは快適快適。
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薮を避けて窪状の所を下り、新雪にトレースを付けながら北登山口に降り立った。ここにはイラスト看板がある。
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後はクロカンのトレースも追加された除雪していない車道を約2km歩く。途中でしんしんと雪が降ってきたが、スキー場近くになると再び晴れ間もでる変な天気であった。

途中から車道を捨てて雑木林に入り、スキー場の一番北側に飛び出す。山頂方面が雲を払って再び姿を現した。
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夏場は広い牧草地になる斜面をのんびり下ると駐車地点はあっという間であった。
タッシーにスノーシューの感想を尋ねると、「軽くて潜らないので楽だ!」との弁。でも麻痺している右足はかなり疲労したらしい。今後は少しづつ難易度を上げて、少しづつ雪山歩きの感覚を取り戻してゆくのが妥当であろう。
午後の短い時間であったが、下山路で本来の雪山を楽しめたのは収穫であった。

(注)タイトルは本来「薬萊山」と漢字表記するつもりでしたが、部首変換すると文字化けしてしまうため一部をひらがな表記としました。




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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
久しぶりの雪山、顔が自然と笑っていたよ。
ブナについた雪景色も、小さな雪庇もすごく輝いて(曇ってたけど)ました。
MSRを左右履きかえてみたけど、まだどちらがベストか結論出ず…
回数こなさないとわからないね、性能には文句ございません!
ebiyanさん、一度ご一緒させてください。
タッシー
2009/01/13 10:16
ところでさ、ブログの画面だけど
バックの濃いブラウンに赤い文字…見えないんですが…
老眼のすすんだオイラだけかい?
タッシー
2009/01/13 18:05
タッシー今晩は。MSRは流石に優れもののスノーシューみたいだね。
クライムサポートだけでなく、外周に付いた爪の効果で、後から見ていると横ズレが少ないと見ました。後はガンガン歩いて慣れることが一番だね。

ところで見難いとご指摘のテンプレート、昨年までのものに戻しましたよ。
sone
2009/01/13 19:18
やっぱりコチラの方が見やすいですよ!
きっと皆さんそう思ってるよ、きっと(笑)
タッシー
2009/01/15 11:54
雰囲気変えようとして、一度画面を変更したけど、やっぱりコチラが見易いみたいだね。
まあ当面のあいだコレでいきますよ。
sone
2009/01/15 17:41

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