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zoom RSS 2009.1.18ハマグリ山(山形・二口山塊)

<<   作成日時 : 2009/01/18 23:50   >>

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昨日登った黒鼻山は、比較的距離が長い新雪ラッセルが予想されたため、タッシーの愛犬:サクラは家でお留守番であった。でも彼が帰宅するとサクラはしょげ返っていたらしい。そんな山大好きのアウトドア犬なのである。
そんな訳で本日はサクラでも比較的簡単に登れる雪山:ハマグリ山にスノーシュー登山に行ってきた。
予想通り、トレールはバッチリついており、天候も春山を思わせる陽気で、のんびりムードの軽いツアーであった。

【 1/18 ハマグリ山(1146m) 山形・二口山塊 】
R286号山形側入口ゲート前〜旧笹谷街道入口〜笹谷峠〜ハマグリ山(往復)

最上〜陸前を隔てる奥羽山脈。その一鞍部に笹谷峠がある。そこは千年以上も前から人々が越えた峠であり、その旧道は明治28年の荷馬車新道開通まで主要な道であった。
笹谷峠の名の由来は阿古耶姫伝説に由来するらしい。「松の精を愛した姫が、伐採された松と峠でささやきを交わして以来、ささやき峠、ささや峠と言われるようになった。(山形市史)」とある。
峠一帯は八丁平と言われる平坦な地形を有するが、吹雪で遭難した方の碑や、一定間隔で並ぶ六地蔵など、歴史的遺構が多い。

今回登ったハマグリ山は、その笹谷峠のすぐ北に位置する山で、山形神室へ登る一つ目のピークである。
周辺は夏場には高原の花が咲き乱れ、多くの登山者やハイカーで賑わっている。
しかしながらR286は約半年の間、冬季通行止め。そこで冬場の登山は旧道をカンジキやスノーシュー、スキーなどを用いて登ることが必要となる。

山形自動車道関沢ICを出て、R286を右折すると僅かの距離で冬季通行止めゲートがある。その駐車スペースには既に6台程の車が停めてあった。これでトレースが付いている事が保証された。
少しの距離、雪の車道を登るとやがて旧笹谷街道入口に着く。ここには説明看板がある。
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冬場に何回も登っている旧道であるが、登る度に積雪量や雪質が異なり飽きることが無い。しかしながら登山道以外は薮が多かったり、道幅が狭かったり、沢筋を登る箇所があったりと、スキーには向かないルートである。
今回は昨日積もった雪がパウダーで残り、笹谷峠までは楽に登る事ができた。
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ときどき車道とクロスする箇所があるが、そこでは展望が開ける。深い青空をバックに大関山が望める。
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峠近くなると梢に霧氷が付き、雪山の雰囲気が濃厚となる。見下ろす山形盆地は一面の雪景色で、流石に太平洋側とは異なる景観を見せていた。
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たっぷり汗をかいて笹谷峠に到着。ここで一服する。峠のすぐ北側に目指すハマグリ山(右奥の山)が大きい。
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そして朝日連峰の全景を眺めることができた。
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さて峠からは夏道を外れて、直接ハマグリ山と大関山の鞍部を目指す。快調にトップで登るタッシー&サクラ。
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しかし小生にはこの斜面は鬼門であった。タブスのスノーシュー最大の欠点と言える、クランポンに雪団子が付着する症状が、新雪でクサレた雪が災いして出てくる。まーるく付着したモッコは重く、そして足裏感覚を大きく阻害するため、10歩登ってはストックで叩き落す作業を余儀なくされる。非効率な高差200mの登りが終わると汗だくになってしまった。

そして登りきったハマグリ山の頂稜。タッシーは2年ぶりのプチアルペン的景観に感激していた。
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頂稜ではクサレ雪は解消されモッコが付かなくなってホットする。振り返ると大関山の左に龍山が遠望できる。
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南側は送電線鉄塔や通信施設が立ち並ぶ八丁平を隔てて、雁戸山の鋭峰が立派である。
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そして夏場の潅木に囲まれたハマグリ山三角点付近のイメージとは全く異なる、広い雪原の頂上。
奥には左からトンガリ山、山形神室、仙台神室の山々が並んでいる。
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山頂の北側には雪庇が張り出した地点があった。左は仙人沢まで一気に切れ落ちている。
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その先は再び広い台地。(この中ほどまで行って引き返した。)背後にはトンガリ山と山形神室が大きい。
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少し降りて雪庇を振り返る。雁戸山が背後に見える。
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他の登山者3名はハマグリ山北端の山名看板がある岩場まで行って休憩していたが、こちらはサクラを連れているので、遠慮して広い雪原に陣取りランチとした。
今回苦労した小生のスノーシューと、お決まりの「ちゃんこ鍋&サケの切り身トッピング」(爆笑)
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今日は何時に無く、やる気満々で登ってきたサクラは、お待ちかねの「おねだりタイム」でいろいろな食べ物をもらい満足した様子。でも鍋は失敗。具材が冷えていて、雪山で寒いためさっぱり煮立たないのである。風除けプレートを装着してかなりな時間がかかって食べることができた。
天候悪化の兆しである東風が出てきて、身体も冷えてきたので、仙台神室のドーム状の怪異な山容を眺めながらのランチタイムも終わりである。
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帰路、宮城県側を走る山形自動車道を俯瞰する。高度感満点の景観であった。
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そして大関山の鞍部から無立木斜面を一気に駆け下る。雪質が良ければスキーを持って来なかったことに地団駄踏む斜面であるが、今日はクサレ雪のため悔しくない。(笑)
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そして笹谷峠から旧道を戻る。途中で甘酒を飲んで休憩した。流石にタッシーは昨日のラッセル疲れが残り、麻痺している右足が引っかかるらしい。そんな訳でゆっくりペースで下った。
駐車場近くまで戻ると、トンガリ山が左に烏帽子岩を従えて印象的に見上げられた。
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今回はサクラも連れたライトスノーシューツアーであったが、たった3回の経験でタッシーのスキルは充分上がってきている。雪を面で踏みしめる感覚がより掴めれば、山スキー復帰により近づくであろう。







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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
あー、楽しそう。ハマグリ行きたいなあ。
雪も少なめで雪庇も小さいような気がしますが、どんな感じですか?

2月後半になれば動きが取れるかな。
みいら
2009/01/19 08:41
みいらさんこんにちは。なかなか山に出撃する時間が取れないみたいですね。
動きが取れるようになったらご連絡ください。

ところでハマグリ山の積雪量は少ないです。例年ならゲート前に堆く積まれている除雪の山も全く無い状態ですし、笹谷峠までの旧道も薮薮でガードレールが見えています。ハマグリ南東面の無立木バーンに至っては、潅木が露出していてイマイチの感がありました。
sone
2009/01/19 12:48
プチアルペン、のんびり歩いて楽しかったねえ。
SONEちゃん母特製の甘酒、サクラががぶがぶ飲んだのにはビックリ!
今度自分も作ってみるよ。
タッシー
2009/01/19 18:10
タッシー今晩は。二日連続の雪山は流石に足に来たみたいだねー。(笑)
それにしても、アノ甘酒を入れていたテルモスを洗ったお湯の穴に、サクラが顔突っ込んで舐めまわしていたのは笑ったねぇ〜。余程美味しかったんだろうね。
sone
2009/01/19 18:24

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