東北の山遊び

アクセスカウンタ

zoom RSS 2009.5.5 鳥海山・文珠岳肩から千畳ヶ原(山形・鳥海山)

<<   作成日時 : 2009/05/08 11:53   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 6

GWの5/5は鳥海山のスキーツアー。Mt.Raccoさんの東北遠征企画に一日限りで乱入する事になった。
前夜に携帯で連絡すると、この日は文珠岳から千畳ヶ原に滑り込むコースを予定しているらしい。
しめしめ.....このコース是非ともやっつけてみたかったので正に渡りに船であった。

【 5/5 鳥海山・文珠岳肩から千畳ヶ原滑降(山形・鳥海山) 】
吹浦口〜御浜〜扇子森〜七五三掛〜文珠岳肩〜月山沢滑降〜千畳ヶ原〜鳥海湖〜御浜南肩〜吹浦口
メンバー:Mt.Raccoさん、Oたけさん、みどぽんさん、つるべさん、さゆさゆさん、87ワさん、fwixご夫妻、SONE。

未明に出発した仙台はどんよりと曇っていた。しかし山形県に入ると葉山や月山まで見える好天。
早朝なので渋滞にも会わずに庄内地方に入れた。旧八幡町を過ぎたところからは鳥海山の勇姿がバッチリ!
画像


集合場所の”道の駅鳥海”には一時間以上前に着いてしまった。やっと起きだした今回のツアーの面々。
初めてお会いする方が半数以上。まあ一日一緒に行動するのだから、一切気を使わないのがSONE流である。
Raccoさんの日焼けにはビックリ! まるで別人。如何に今回のGWが天気に恵まれていたのかが分かる。
でもSoigaさんがこの場にいないのが残念。何でも仕事の関係で3日に帰られたとの事。
あの歓声を上げてかっ飛ぶ姿を見たかったなぁ〜。

大平口の駐車場は狭いので、単独参加の面々は相乗りさせて頂く。小生はつるべ夫妻の車に同乗(感謝)。
朝8時のゲートオープンを待ってブルーラインを上がる。ヘイズがでて遠望は利かないが、雲ひとつない無風快晴。
駐車場で登山準備を整えバックカントリーへGO! テレマーク7名・山スキー2名の陣容である。

吹浦口は最初の急坂が唯一の難所。通常の夏道より左側の広い窪状を登って行く。
画像


急斜面にも係わらず雪質は堅いザラメでシールの食いつきはすこぶる良い。一段登ったハイマツの所で休憩。
微風で暑さを覚えるほどの天気だ。各自軽装に変えて登る。(小生は長袖Tシャツ一枚。)

しかしながら人気の鳥海。テレマーク、山スキー、スノーボード、歩きと登山者は多い。でも祓川の蟻の行列状態から考えるとこのコースは少ない。

赤旗を無視して尾根上を進んでいくと笙ヶ岳3峰の三角斜面が印象的に眺められる。
画像


そして岩峰と呼ばれるピークと御浜の鞍部に乗り上げる、そこには鳥海山:新山の勇姿が出現した。
画像


南側には鳥海山で一番好きな笙ヶ岳の姿が...東面は真っ白である。
画像


この場所で今回滑降するルートを観察する。外輪山から右下に一定の斜度で落ちる大斜面である。
画像


御浜小屋で大休止。雪で埋もれた鳥海湖や笙ヶ岳3峰から桧ノ沢に滑り込むスキーヤーを見ながらゆっくりする。
扇子森は北側を少し巻いて通過。その途中からは少しずつ姿を変化させる稲倉岳が面白い。
画像


扇子森の下りから見た新山。大分近づいてきたがこの地点から未だ500mの標高差がある。
画像


鞍部の御田ヶ原から少しの区間だけ雪が消えていてスキーを担ぐ。七五三掛で外輪山の急登を前にまた休憩。
画像


外輪山の登りは夏道を外して右側・蛇石沢源頭の雪を繋いで登る。急斜面を登り切ると左側が一気に切れ落ちた外輪山の縁に出る。千蛇谷を滑る人が小さく確認できた。
画像


ここから文珠岳の肩まではヤセ尾根となる。一部で雪割れもあり、自信のない人はスキーを外して通過した。
画像


振り返って稲倉岳を見下ろす。この付近は千蛇谷から吹き上げてくる風が強い。
画像


そして漸くドロップポイントに当る文珠岳肩に出た。皆さん腹が減ったので今日はここでお終い。文珠岳には登らない。これから滑降する月山沢経由千畳ヶ原の大斜面が一望に見下ろせる。ヨダレが出そうな斜面だ。
画像


文珠岳の岩峰を見上げる。滑り始めは堅いザラメで快適の一語。斜度一定(25度位か?)で滑り易い。
画像


飛ばしまくるMt.Raccoさん。                   Oたけさんはスムースな滑り。
画像画像


堅実な滑りのつるべさん。                     おしとやかに滑るさゆさゆさん。
画像画像


ショートターン得意なFwixさん。                  切れのある滑りのFwixさんの奥様。
画像画像


テレ3年のキャリアと思えない87ワさん。             大斜面過ぎてどう滑っていいか分からないSone。
画像画像


みどぽんさんはテレマーク細板&革靴で修行の如く頑張っていたが、常に先陣を切って行くため写真撮れず。

楽しい滑りもやがて中盤。笙ヶ岳がドンドン競り上がって見えてくる。日本じゃない様な景色だ。
画像


そして千畳ヶ原が近づく。昨年の秋に歩いたばかりなので懐かしい。
画像


滑りも終盤となると4月末に降った新雪とザラメのミックスで滑り難くなる。でも滑った斜面を振り返ると感激ひとしお。一気に標高差500mの一枚バーンは半端じゃなかった。
画像


千畳ヶ原は大きなうねりを持った広大な雪原となっていて、夏場の草原のイメージはない。
ここでガスに巻かれたら脱出は難しい地形である。でも晴天の今日は開放感抜群。
笙ヶ岳の真っ白い東壁を眺めて歓声が起きる。笙ヶ岳1峰から滑り降りたクレージーなシュプールも見えた。
画像


でも楽あれば苦あり。標高1450mの千畳ヶ原から蛇石沢を巻き気味に鳥海湖に登り、さらに御浜南肩に出る標高差200m強の登り返しが待っている。
再び湿ったシールを貼りなおして登りが始まる。皆の顔にも疲労の色は濃い。

でも先行した数パーティのトレースがあるので比較的簡単に登れた。背後には月山森が優美な姿で眺められる。
画像


雪で埋まった鳥海湖を右手に見送り、御浜南肩への最後の登り。急斜面の斜登高なので慎重に登る。
画像


御浜南肩に乗り上げてから大休止。後はシールを剥がして吹浦口までの高差550mの滑降を残すのみである。
でも緩斜面プラス腐ったザラメのためスキーが走らない。足にくる直滑降で緩斜面をパスする。
画像


しかしながら最終の高差300mの急斜面は良かった! 堅いザラメで皆さん豪快に飛ばす。
まるで日本海に飛び込む様な滑りで、天候とメンバーに恵まれた鳥海春スキーは幕を閉じたのである。
画像


その後はあぽんで入浴して、山形屋で皆で食事を取って別れた。
家に帰る人、明日も滑る人、登山を計画している人とその後の行動は各自バラバラ。
しかし関東から遠路はるばる渋滞をものともせずに遠征してくるバイタリティは凄いものがある。
小生は誰もいない○○公園の駐車場で車中泊して、翌日の庄内超マニアック山のために英気を養うのでした。

Mt.RaccoさんのHPは → コチラ

みどぽんさんのHPは → コチラ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
文殊岳大滑降では大変お世話になりました。
それにしても天気がよい1日でした。(前日にガスの中無理して行かなくて正解でした。)

千畳ケ原は山に囲まれた草原と伺いましたので、一度雪がない季節にも訪れてみたいと思います。雲ノ平みたいな雰囲気なんでしょうか?

我が家の山滑りシーズンは、もしかしたらこの文殊でお終いになるかも知れません。
また、来シーズンもよろしくお願い致します。
Mt.Racco
2009/05/09 10:31
Mt.Raccoさん、こちらこそ大変お世話になりました。
GWの鳥海山であんな夏山みたいな天気は初めてでした。
千畳ヶ原、いいですよ〜。雲ノ平は行った事ないので判りませんが、
秋の草紅葉の季節はまるでナウシカの世界に入ったみたいです。
夏場なら笙ヶ岳とセットで万助小屋泊なら完璧です。

あれれっ、今シーズンはもうお終いですか。それは残念。!
でもRaccoさんの3つの新規滑降ルートにご一緒できて楽しかったです。
また、来シーズンも新規ルート開拓しましょうね。
SONE
2009/05/09 17:52
いい天気での滑降でしたね。
雪融けになったら百花繚乱でしょうね。
私は6枚目の画像、ここから鳥海湖を見ての鳥海山がお気に入りです。
Mt.Raccoさん はじめまして。
千畳ヶ原、お奨めですよ。
2年前の夏、滝の小屋から山頂、御浜、千畳ヶ原、月山森、滝の小屋へと一日で周回できました。この時は、一日中、雲一つ無い天気で誘われるように、千畳ヶ原に行ってしまいました。
スズ7
2009/05/10 08:45
スズ7さん今日は。
これ以上は望めない微風快晴のツアーでした。余りの暑さで、夏山に登っている感じがしました。独立峰の鳥海山ですが、西鳥海の地形は複雑で景色の変化が楽しめますね。
鳥海湖と新山のコラボは東北では珍しいアルペン的風景ですね。
スズ7さんも千畳ヶ原訪れておられましたか。あの草原は鳥海の桃源郷を思わせます。
SONE
2009/05/10 17:58
文殊岳ツアーではお世話になりました。
私にとってはこれまでで一番長い行動時間のツアーでしたが、SONEさんのお話のおかげで楽しく過ごせました。ツアー後は、先行してしまったので、ゆりんこで入浴しましたが、入浴客もまばらで、ゆっくりできました。(6月の湯ノ台雪渓ツアー?山菜ツアー?では毎回入浴するお気に入りの温泉です。)
またご一緒できるのを楽しみにしています。
みどぽん
2009/05/10 22:42
みどぽんさん今晩は。文珠岳ではお世話になりました。
細板&皮靴で滑りは大変だったみたいですが、しゃかしゃか登られる軽快さには目を見張りました。昔の登山靴&カンダハー時代の山スキーを思い浮かべてしまいました(笑)
ツアー後に気を利かせたつもりで、ゆりんこを推薦したのですが、別れ別れになってしまい申し訳ございませんでした。ゆりんこは何時も空いていてゆっくりできるのがイイですね。
上の公園で車中泊しましたが、誰もいない静かなところでした。
またみどぽんさんとご一緒に山に行きたいですね。
SONE
2009/05/10 23:44

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
2009.5.5 鳥海山・文珠岳肩から千畳ヶ原(山形・鳥海山) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる