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zoom RSS 2009.9.6 花塚山:飯館ルート(福島・阿武隈山地)

<<   作成日時 : 2009/09/07 00:41   >>

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本日は山仲間ebiyanさんの復帰祝い山行なのである。
肩腱板を断裂して40日間の手術&入院を余儀なくされたebiyanさん。お医者さんからは退院後2ヶ月は肩に衝撃を加えてはいけないと厳命されているらしく、現在も家事を中心としたリハビリ中。
何処に登るか? 悩みましたねぇ〜〜〜。そこで考え抜いた結論が昨年同期に登った花塚山。
それも穏やかな尾根道を登降できる飯館村の周回コースなのだ。

【 9/6 花塚山(919m) 福島・阿武隈山地 】
飯樋登山口〜東屋〜花塚台北側鞍部〜花塚台〜花塚山〜東屋〜岩部ダム分岐〜飯樋登山口

今回のメンバーはebiyanさん、KENちゃん、KENちゃんの奥さんのNoriちゃん、タッシー&サクラ、SONEの5人と一匹。
Noriちゃんはまだ山の初心者なので、急坂が一切ない飯館村の周回ルートはピッタリである。

花塚山の説明は飯館村のHPに詳しいので引用させて頂く。
飯舘村飯樋と伊達郡川俣町を隔てる相馬地方の最高峰。大火山・戦山と連なる、飯樋盆地を取り巻く山嶺のひとつ。飯樋地区民の心の山。古くは、霊山を開いた慈覚大師が山頂の花崗岩の巨石の上で修行したとも伝える信仰の山でもある。
山頂の巨石群を捉えて、天上の神々が地上に降り立つ際の目印「ひもろぎ」だという人も。
飯樋(上飯樋)側と川俣町飯坂地区からの登山道があり、両方とも遊歩道が整備されている。
ふくしま百名山に選ばれている。


この飯館からの登山道は、ガイドブック等に紹介される事が少ないマイナールートだ。
以前、何で知ったのか忘れたが私自身、大倉の葉山とセットで登った事がある。
晩秋であったが、誰にも会わない静かな山旅が味わえた。川俣町側の様に過剰な整備がされていない点も評価できる。

朝9時半過ぎに林道の中間にある駐車場に着く。ここに簡単な案内看板があり、登山ルートの概要が判る。
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この駐車場を登山口と称しているが、実際の登山口は林道を数百m登った右手にある。
野芝の道を少し辿ると、道は次第に薮っぽくなってくる。この周辺は過去に牧場であったらしい。
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しかし日当たりが良いために、夏&秋の野花が咲いていて、何度も足を止めて見てしまう。
キツネノボタンやアカソ、オオマツヨイグサ、イヌタデの他に、キンミズヒキやアキノタムラソウも咲いていた。
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牧場跡を過ぎると最初は小沢に沿ったカラマツやアカマツの植林地に入る。
カラマツ林でタッシーがアミハナイグチ(キノコ)を何本か見つける。皆で手分けして周辺を探すが見つからなかった。

植林地が終わるとケヤキやイヌブナ交じりの雑木林になる。道の右側に東屋を見るが疲れていないので休まない。
キノコ命! ハケゴを腰に付けたタッシーとKenちゃんは笹が繁茂していない場所の雑木林に突入するが、ニガクリタケ(毒)と腐ったウスヒラタケしか無かったらしい。

水が沁み出した斜面で一面にツリフネソウとキバナアキギリが咲いていた。女性陣はキノコよりもお花に興味深々。
やがて呆気なく花塚台と北峰鞍部に辿り着く。涼しい風が鞍部を吹きぬけて清清しい。

ここから左折して花塚台に向かう。稜線上は比較的花が多い。オクトリカブトやヤマハッカが目を楽しませてくれる。
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愛らしいトウバナや、この時期に一番目立つサラシナショウマも咲いていた。
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おやおや・・・こんな時期にギンリョウソウが咲いている。ツルリンドウはじっくり見ないと咲いている事が判らない。
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何度訪れても花塚台直下の雑木林は、素晴らしい雰囲気を醸し出していると思う。
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そして花塚台に到着。私一人だけ護摩壇岩に鎖を使って登り、阿武隈山地の風景に見とれる。
南側には平らな山容が印象的な日山と、移ヶ岳のピナクルが一望だ。
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南西方面は姥捨て伝説がある口太山と、初冬の旗祭りで有名な木幡山。
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北西側にはUFOの目撃で有名な千貫森と、頂が牧草地になっている天井山、そして小手姫を祀っている女神山が。
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残念ながら吾妻連峰や安達太良山は雲がかかって姿を見せなかった。
護摩壇岩から皆の休んでいる展望台を見下ろす。
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この展望台、テーブルはあるが椅子がないので休憩し難い。花塚山山頂まで行って昼食を取る事にする。
しかし護摩壇岩の西側を回りこんだ所にある花崗岩の一枚岩が、展望に優れているのでそこに腰を落ち着けた。
メンバー皆の歳が余り離れていないので、和気藹々、山やキノコ談義に花が咲いた。
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この岩場の下には胎内くぐりがある。乗りが良く、元気な二人が下に潜る(笑)
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突き出した岩の上に乗るKenちゃん。これは怪しいオヤジだ〜〜〜〜〜!!!
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花塚台から花塚山山頂までは花崗岩の岩場を見ながらアップダウンする。
途中の庇状の岩場で、タッシーらが写真を撮りまくっていてなかなか先に進まない(苦笑)

結構時間がかかって山頂到着。小さな山名板と三角点がある、何の変哲もない山頂だ。
以前は南西側の展望があったが、木が伸びて展望皆無であった。

飯館ルートは山頂から更に先に進む。少し下って、少し登ると緩降で広い尾根となる。
周囲はミズナラを中心とした雑木林。林床には小笹が生えているがキノコが在りそうな雰囲気だ。

途中の下生が薄い雑木林では、各自が散らばってキノコを探したが、全く当り無しの空振り!
イノシシが歩き回った跡だけが目に付いた。
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それでもしつこく探すとオオイチョウダケを数本見つける。オオイチョウダケにしては小さいので、手にとって、かつキノコ図鑑を調べたが間違いない。でもこのキノコ、決して美味しいキノコではないので捨ててきた(ゴメン・・・)
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途中で待つ交じりのスッキリした雑木林に突入するが、ウスヒラタケを少量見つけただけ。
仙台近郊では9月中旬のキノコが生えていて、阿武隈に期待したのだが、この方面では未だキノコは早かったのかもしれない。毒キノコを含めてキノコの姿を見る事は少なかった。

尾根上の東屋でコーヒータイムとする。飯樋方面が見下ろせる気持ちの良い場所だ。
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東屋からは伐採跡の若い二次林になる。もうキノコは探さなくて良い状況なので、スタスタ下っていくと岩部ダムの分岐に出る。駐車地点へは直進。
更に下っていくとワイヤーが幾重にも架けられた大岩がある。付近は土崖で異様な感じがする。

この地点から放置されて荒れたブル道の下りとなる。自ずと道幅は広い。
道筋にはヒヨドリバナやナンテンハギが咲いていた。
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ブル道は中間部になると抉れた土の急坂となる。濡れている時には歩きたくない道だが、乾いている今日は滑る事無く下れる。
ebiyanさんが新調したミツウマのスパイク長靴「岩礁80型」(私と同じもの)は、歩きの信頼性が高く、ebiyanさんもいたく気に入った様子。リハビリ期間中のため転倒は許されず、強い味方が出来たみたいだ!
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荒れたブル道跡も、コンクリート部分が出てくると傾斜が緩み歩き易くなる。
周囲はヒノキの植林地となり、そこから車道(林道)は直ぐであった。左折してほんの100mほど西側に歩くと、車まで簡単に戻れた。Noriちゃんの万歩計を見ると15000歩歩いたらしい。

復帰後、最初の山であるebiyanさんと、初心者のNoriちゃんにとっては最適の山歩きだったみたいだ。
そして半分キノコ目的だったけど、空振りに終わった男性陣にとっても、ワイワイガヤガヤの楽しい山であった。
帰り支度を終えたあと、Kenちゃん持参のノンアルコールビールで乾杯した。
その後、お気に入りのB級グルメ「伊達鶏のからあげ」に舌鼓を打ち、帰路に着いたのである。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます。
 ebiyanさんの復帰祝い山行、楽しい時間を過ごされた様子で拝読するコチラもほんわかあったかい気持ちになりました。私のほうは林道歩きで生えはじめのオシロイシメジを採取、ラーメンの具にした程度で。私も晩秋に阿武隈の山歩いた時、雑木林やブナ林にも結構キノコが多かった事を思い出しました。
 ギンリョウソウですが、私も昨年はじめて知ったのですが、アキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)が、今の季節に咲くようです。たぶんこれかと思います。
 
テントミータカ
2009/09/07 07:42
おはよーSONEちゃん。
下山後飲んだノンアルコール・ビール、旨かったねえ。
みんな、なんか酔ったように感じたのは脳の記憶か、楽しさのせいか?
キノコは次回持ち越しだね。
タッシー
2009/09/07 10:19
復帰祝いありがとうございました。
ぴったりのコースでしたね。
ノンアルコールビールでアルコールハイになってしまったのは不思議だったけど
1日の楽しさと相まって脳の中で科学変化を起こしたんですね。
オオイチョウイチョウタケ、私の持っている「持ち歩き きのこ見極め図鑑」
っていうのには美味って書いてあります。
なんでも味見したいのにもらって帰らなかったのは不覚でした。
ebiyan
2009/09/07 10:48
テントミータカさんこんにちは。
ebiyanさんの復帰祝い山行、同年代の集まりだったので、本当に楽しい一日でした。
オシロイシメジは暫く採っていないキノコですね。ラーメンに入れたら美味しそうです(笑)
それにしてもアキノギンリョウソウの存在を始めて知りましたよ。花の世界にもキノコと同様にモドキなんてあるのですね(爆笑) 結構沢山咲いていたので、皆でびっくりしました。
SONE
2009/09/07 15:49
タッシーお疲れさん。
無理やり一台の車で行って正解だったね。話が異常に盛り上ってしまったし・・・(爆笑)
キンキンに冷えたノンアルコールビールがあんなに旨いとは意外!!!
カップ一杯で一気に飲み干したのが良かったのかな? 
キノコは次回に期待です! でも週半ばに一雨欲しいところだね。
SONE
2009/09/07 15:53
ebiyanさん、山への復帰おめでとうございます。
最初は五台山に行こうか、と言う話が出ていたのですが、あそこは急な沢沿いの下りがあるので変更したのですよ。気に入っていただいて何よりです。
何でノンアルコールビール飲むと、酔っていないのにハイになっちゃうのでしょうかね(爆笑)
オオイチョウダケは美味と書いてある図鑑が多いです。でも独特の味のキツサがあり私は苦手ですね。
やはり人によって味覚の良し悪しに違いがある様ですよ。
SONE
2009/09/07 16:01
皆さん今晩ハー。
ebiyanさんの復帰…あれよ〜いう間にねぇ、まずはおめでとうございます。
久々の感触のなかでワイワイガヤガヤは良かったでしょうね。
ノンアルコールビールで酔えるとはいいなぁ〜。
マロ7はまだ飲んでませんねぇ。
マロ7
2009/09/07 20:34
マロ7さん今晩は。
ebiyanさんは肩だけが問題なので、転倒&木につかまる等の事がない山なら登れますね。
確かに単独だと不安になるケースもあるかもしれません。
ノンアルコールビール、皆で飲むと酔った気分になるから不思議!(実際酔わないんですが・・・)
低山や里山でアルコールが醒めないところでしたら、持って行く価値はありますよ(笑)
SONE
2009/09/07 21:11

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