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zoom RSS 2009.10.10 安達太良山(福島・安達太良山)

<<   作成日時 : 2009/10/13 23:32   >>

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愛知の山仲間Sakaさんと一年ぶりに登山する事になった。Sakaさんは高速千円を利用して、遥々愛知から東北に遠征してくれる。それなら採って置きの山にご案内しようと考え付いたのが安達太良山。
しかしオイラのチョイスするコースは一般ルートから少し離れた、登山+野湯のまったりコースだ。

【 10/10 安達太良山(1700m) 福島・安達太良山 】
沼尻登山口〜障子ヶ岩〜船明神山〜安達太良山〜鉄山〜胎内岩〜沼尻登山口

日本百名山として多くの登山者やハイカーが押しかける安達太良山。山開きの日には1万五千人も集まったと聞く超絶人気の山である。しかし登る人の多くは奥岳温泉を基点としてゴンドラ利用の周回コースが取られている。
静かな山好きのオイラにとっては敬遠している山のひとつであるが、ところが一歩メインルートから外れると意外と静かな山旅が味わえる山なのである。

2006年8月の記録は ⇒ コチラ

朝8時に中ノ沢温泉手前でSakaさんと待ち合わせる。愛知から700kmの距離があったと言う。
冬型の気圧配置になっているため寒気の影響で冷たい風が吹いていた。
沼尻スキー場の奥にある登山口には何台かの車が駐車していた。県外ナンバーが大半である。

今回のコースは沼尻登山口を基点として反時計回りに周回する。まず障子ヶ岩を目指して急坂を登り始める。
白糸ノ滝展望台を過ぎて更に登って行くと平坦な場所に出る。振り返ると磐梯山が雲をまとって見えていた。
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左手に湯の華採取場への分岐があり、眼下に硫黄川の荒涼とした風景が広がっている。
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硫黄川右岸の紅葉が見頃だった。背景の吾妻連峰には雲がかかっている。
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分岐から先は急登の連続で障子ヶ岩へ一気に登る。今回のルートでキツイのはココだけである。
やがて緩登になると障子ヶ岩の際を歩く快適な道となる。ここからは常に沼ノ平の爆裂火口を眼下に見ながらの行程となる。
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岩壁の縁を歩いていくと、やがて行く手に安達太良山と船明神山が見えてくる。
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障子ヶ岩の最後の岩峰は右手から大きく巻いて鞍部に下る。そこには何時も涸れない不思議な池がある。
無名の池だが船明神池とでも命名したくなる存在感ある池だ。
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池から船明神山へ行くには正面の岩壁を大きく右手から巻き上がる。一帯にはガンコウランの実が多く、何粒か口にほお張りながら歩いて行く。秋の山歩きの楽しみのひとつだ。
やがて岩峰である船明神山山頂に着く。右側は一気に切れ落ちている。そして船大明神の石祠が一宇。
山頂の手前に沼ノ平に突き出したおっかない岩があるので、恐る恐る乗ってみた。見ている人の方が怖かったらしい。
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船明神山から尾根を下り、少し登ると母成峠分岐である。そこからは安達太良山の乳首に似た山容が一望だ。
分岐からザレた尾根を下っていく。そそり立つ船明神山を背景のSakaさん。
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ここから先は強風地帯で偉く寒い。牛の背を歩くすごい数の登山者が見える。
主稜線の十字路に出ると街中みたいな人混みであった。安達太良山中は晴れたり曇ったりの天気だが、福島市は晴天域にある。くっきりと平野部が見渡せた。
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どんどん人が行きかう安達太良山。東北でも有数の人の多い山かもしれない。
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山頂の岩塔への登りは少し渋滞に巻き込まれた。八紘一宇の碑がある山頂は記念写真を一枚だけ撮って退散。
南側の孤峰:和尚山の方に行きたい衝動に駆られてしまう(苦笑)
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安達太良山頂で10時30分。未だ時間が早いので鉄山方面の風がない場所で昼食をとる事にした。
牛の背を過ぎて、矢筈ガ森の登りにかかると人が減り、やっと落ち着いた山歩きとなる。
鉄山の鞍部に着いて東側を見下ろすと”くろがね小屋”が眼下に見えた。その周辺は紅葉の盛りみたいだ。
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鉄山の登りは大変そうに見えるが大したことはない。安達太良山を振り返る。ここから見た姿が一番秀逸である。
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鉄山山頂は強風が吹き荒れて休める状態にはなかった。逃げる様に避難小屋方面に向かう。
その少し先のハイマツ帯に逃げ込んで昼食を取った。箕輪山の東面の紅葉が美しかった。
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寒さに弱い二人にとって冬山みたいな寒さは堪えた。早々と休憩を打ち切って下山にかかる。
鉄山避難小屋を過ぎて西側の道に入ると、プロペラが印象的な石楠花の塔がある。
そこから道は荒れていて、一部で踏み跡的なところも出てくる。赤ペンキマークを確認しながら下る。

やがて胎内岩の岩上を歩くルートとなる。湧き上がるガスが切れたその時、胎内岩の下部に広がる紅葉を見て歓声を上げた。この日一番の紅葉スポットであった。
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胎内岩からの下りは面白い。尾根が鋭角的に左に折れた地点に胎内くぐりがある。
岩場の弱点を突いて上手くルート取りされていて感心する。
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そこからは急な坂を一気に下る。正面には登りに使った障子ヶ岩の尾根が良く見えた。
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振り返る胎内岩と紅葉。
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途中のザレた場所にそそり立った岩塔。岩質はボロボロでかなり風化が進んだ岩だった。
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やがて硫黄川の川床に降り立つ。水量は少なく何回かの渡渉は簡単だ。途中には小さな滝場もある。
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そして野湯がある湯ノ華採取場に着いた。この一帯は沼尻、中ノ沢温泉の源泉となっていて、湯樋には熱い湯が流れている。その湯量が凄い。そして硫黄川にも源泉が流れ込んでいて、湯温は39〜40度の温め。
早速二人で裸になって野湯に飛び込む。川全体が温泉で泉質は硫黄泉。極楽極楽だぁ〜(笑)
Sakaさんも「この野湯だけでも愛知から来た価値がある!」と喜んでいた。
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でもこの温泉、付近には立ち入り禁止の看板があり、硫化水素ガスが発生する事もあるらしい。
入浴する場合は危険性を伴う認識も必要であろう。特に風がない日には注意が必要と思う。
野湯で30分ものんびりしてしまった。と言うより湯温が低いので冷風が吹く中で、湯から上がって服を着る勇気がちょっとだけ必要であった(苦笑)

この場所からの下りは硫黄川左岸沿いの道を進む。途中の紅葉は見事の一言だった。
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そして最後の景勝地:白糸ノ滝。正規の展望台で見るより迫力ある姿を見せてくれる。
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5時間30分の短い山歩きが終わって、二台の車で相棒:タッシーとKenちゃんファミリーがキャンプを張っている豪士山山麓の元宮キャンプ場に向かった。
そして賑やかな夜の宴会に突入したのである(笑) 

その模様はタッシーのブログで・・・・・・ コチラ














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安達太良山(本館更新情報)
こちらも本館イベントのページにUPしました。 ...続きを見る
子連れでアウトドア。お気軽エコ生活。
2009/10/18 20:39

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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
ここは4年前に船明神まで登り、ガスと突風で撤退しました。
でも、オマケはこの野湯だったんですね。
もう、第一級の湯です。入りたくなりましたよ。
いい紅葉でしたね。
マロ7
2009/10/14 04:47
マロ7さん今晩は。
船明神のコースは静かなところがミソですね(笑)
オマケと言うよりも野湯のついでに安達太良山に登った感じですよ(爆)
マロ7さんも是非、この温泉に入ってみてくださいね。例のOB会で。
SONE
2009/10/14 18:02
SONEさ〜ん、こんばんは。
トップの日付よいのでしょうか?
それにしても野湯いいですね、私は川原毛と荒湯地獄くらいです。
お湯の色を見るとたまりませんね。
ガスマスク付けても入りたいなぁ。
でも、裸で入るにはまだまだ女の修行が必要です。
あね
URL
2009/10/14 20:31
あねさん今晩は。
あはは、日付の間違いぜんぜん気がつきませんでした。ご指摘有難うございます。
川原毛は観光地なので水着着用じゃないと問題が多すぎますが、ここの野湯は静かでしたよ。
過去に下の方で女性が入っているのを見た事があります。
しかし女性が裸で入るのは一寸勇気が必要ですね(笑)
SONE
2009/10/14 20:55
この周回コースは安達太良山の魅力を余すところなく網羅したみたいな
楽しいコースですよね。
極めつけはやっぱり野湯ですね。
しかし、一寸、どころか大きな勇気を振り絞っても入る勇気は出そうにも
ありません。
うらやましい〜。
安達太良山は赤が見事なんですね。
ebiyan
2009/10/15 10:41
野湯ではセルフタイマーでの苦労があったでしょう。
尻だしてスタコラ移動している姿が目に見えるよ(爆笑)
気持ちイイんだよなあ、野湯ってさ。
来年はコッチ系増やしてみない?
タッシー
URL
2009/10/15 15:22
ebiyanさん今晩は。
安達太良の良さはメインルート以外のところを歩いて初めて分かりますよね。
この野湯に入ると”よくぞ男に生まれけり〜〜〜”と思ってしまいますよ(爆笑)
安達太良の紅葉は鬼面山周辺が一番綺麗と思っていましたが、胎内岩周辺も素晴らしかったですね。
SONE
2009/10/15 18:07
タッシー今晩は。キャンプではタッシーシェフに任せ切りでスイマセン・・・
そうそう、野湯の撮影は大変大変。湯船に入るまで足の裏が痛いんだよね(笑)
いいねぇ〜。来年は防毒マスク着用でいろいろな野湯試してみっか!
SONE
2009/10/15 18:11
こんにちは(^^ゞ
1年前の記事に遡ってのコメントで申し訳ありません。。。
安達太良山には何度も登ってますが、いつも殆どひとり登山なので、メインルート?(奥岳〜山頂往復)しか経験が無く、SONEさんのこのコースがとても新鮮でした!!
野湯もキモチ良さそ〜(*^^)・・・が、さすがにまだちょっと恥じらいが残ってる故、入浴は出来なそうだけど(^_^;)
mocha
2010/10/01 12:44
mochaさん今晩は。1年前の記事まで見て頂いて恐縮です(笑)
この周回ルートはメインルートよりワイルドな感じで面白いですよ。
但し沼尻スキー場のゲレンデ内を登る林道が荒れていて、普通車の走行が大変な場合もありますので、行かれる時は役場に問い合わせた方がいいでしょうね。
あの野湯は登山道の下にあるので、入浴するには勇気が必要ですよ(苦笑)
SONE
2010/10/01 18:13
mochaさんこんにちはー。
1ヶ月前に奥岳から沼尻に降りましたよ。
沼尻スキー場のゲレンデ内を登る林道は普通車なら段差があり腹をこすりますが、何とか走行してましたよ。ここの野湯は湯の華たっぷりで最高でございます。
マロ7
2010/10/03 09:51
今時期はどのあたりの山が良いのかしら・・・と思って、SONEさんの過去の記事を拝見させていただいておりました。。
そしたら、昨日行った沼尻からの安達太良山の記事を発見。
あのおっかない岩で笑顔とは!
あの源泉に入っちゃうとは!
恐るべしSONEさん。  気をつけてくださいね〜(経験の浅い私が言うのも変ですが^_^;)

マスさんと出会った頃の記事も見つけ「おお〜!」とお宝を発見した気分になりました。
ナカシィ
2010/11/05 12:17
ナカシィさん今晩は。
昨日は最高の天気でしたので安達太良山を充分楽しめたでしょうね。
あの岩場は高度感よりも強度の方が怖い感じでしたよ(笑)
あそこの野湯は女性では絶対に入浴できないでしょうね。なんたって登山道が直ぐ上ですから。風がない時は有毒ガスが怖いですけど、風が吹いていれば絶対入浴しちゃいますよ(笑)
そうそう・・・マスさんと初めて一緒に登山をしてからもう一年以上経ったのですよ。
SONE
2010/11/05 16:48

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