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zoom RSS 2009.12.27 岩岳と夫婦岩(宮城・阿武隈山地)

<<   作成日時 : 2009/12/28 16:41   >>

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何回登ったか?記憶がないほど訪れている、馴染みの岩岳と夫婦岩にマスさんと一緒に登ってきた。
風が当たる稜線では滅茶苦茶寒く、登る途中では陽だまりハイク。
晩秋と初冬が入り混じった様な里山の一日であった。

【 12/27 岩岳(417m)と夫婦岩(572m) 宮城・阿武隈山地 】
岩岳:第二登山口〜稜線〜第一見晴台〜岩の小ピーク〜岩岳〜第三登山口分岐〜第一登山口
夫婦岩:登山口〜林道Y字分岐〜小沢〜クサリ場〜夫婦岩〜女岩〜夫婦岩〜見晴岩〜林道Y字分岐〜登山口

先週の大寒波以降、雨の日があったりして暖かく感じる陽気が続いている。
こんな時の雪山はモナカ雪と相場が決まっているので、スキーは諦めて馴染みの里山に行ってきた。

夜半からの強風は朝になると次第に収まり、晴れて絶好の里山日和を思わせる。
遅い時間の出発だったので、岩岳の登山口に着いたときには午前10時半を過ぎていた。

第一登山口の大駐車場に車を止めて第二登山口まで車道を下る。足下を流れる鷲ノ平川は日が差さずに暗い雰囲気に見える。渇水期にも係わらず水量は多い。
リスの看板がある第二登山口から稜線までは一気の急登だ。松枯れの影響で切り倒された松が多く、以前の鬱蒼とした感じはなくなってしまった。

第二見晴台の分岐は左折、ここから岩岳本峰までのミニ縦走になる。直ぐに第一見晴台への分岐。
右折して少し下ると見晴岩に着く。ここから眺めた岩岳は絶景である。山頂北面の巨大な花崗岩の岩壁が見えて、里山らしからぬ険しい山容をしている。なだらかで平坦な薮山の多い宮城県の中では異色の山と言えよう。

何時も見晴岩から眺めた岩岳の写真ばかり撮っているので、今回は見晴岩を真横から眺めてみた。
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稜線に戻って岩岳を目指す。冬枯れの明るい雑木林を歩いていくと、本峰手前にある岩塔が突き出たピークに着く。
ここから見た岩岳は迫力満点だ。
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最後の急登は木や岩角に捕まって登る。下りに使う場合には危険さを感じるほど急な登りである。
しかし低山ゆえにそれ程体力を使うことなく山頂に到着する。奥羽山脈の山々は雲がかかって見えないが、北側の角田市方面は一望であった。
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岩岳山頂の羽山神社で記念写真。初穂が置かれ現在でも羽山信仰が息づく山である。
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山頂で少し休む予定であったが、強風が吹きつけて寒さで休める状態ではなかった。
山里やこの後登る夫婦岩の風景を眺めただけで山頂から退散した。

車を止めた第一登山口までの下りは簡単過ぎて面白みに欠ける帰来がある。

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次に登る夫婦岩まで車で移動する。最初近道の鷲ノ平〜筆甫間の車道を抜けようとしたが、スケート場の様にツルツルに凍結した路面の下りが出てきたため、不動尊公園近くの分岐まで引き返して迂回した。

夫婦岩は岩岳とは対照的な岩質を持つ凝灰角礫岩で覆われた山である。それは霊山層と呼ばれ、山の印象はミニミニ霊山といった雰囲気を持つ。

筆甫地区五反田集落のところから右折して舗装道路を峠まで登ると、左側に大駐車場がある。
カリカリに凍結した駐車場は歩くのに注意が必要だ。

登山口からは古いブル道を登って行く。直ぐにY字の分岐に出るがここは左折。
小沢を渡ると杉林の登りとなる。その後は尾根に出るまで直線的に続く階段を登る。ここは何時も苦手だ。

尾根に出て、クサリ場の急登を一気に登れば三角点と山の神の石祠がある山頂に着く。本当に簡単な山である。
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夫婦岩の真骨頂はこの三角点峰にあるのではなく、西側に連なる尾根筋にある。
ここには風化で出来たテーブルストーン状の露岩が連なっている。
その一番西側の峰が本来の夫婦岩で、尖った男岩とふくよかな女岩が対で並んでいる。
女岩の北側には五福谷川まで露岩帯が続き、里山らしからぬ景観が見られる。
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午後1時を過ぎているので流石にお腹がすいた。テーブルストーンの影で風を避けて、マスさんお手製のランチを食べる。鳥胸肉の餃子づめ、ココナッツ風味のマッシュドホテト、レモン風味のバタークリーム&パン、それにホットワンタンとコーヒーで寛ぐ。古霊山や窓ノ倉山の山容を眺めながら陽だまりで食べた料理は最高に美味しかった。
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帰路は山の神から東側の稜線に足を運び、展望岩まで行く。この岩を夫婦岩と称する説もあるが、その経緯は分からない。五反田地区の山里の風景を眼下に、手倉山方面の山々、そして太平洋が一望できる。
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展望岩から顕著な踏み跡を下ると、小沢付近のブル道にドッキングした。そこを少し下るとY字分岐に出る。
何回も登った二山であるが、挑戦的な雪山と違って、心に潤いを感じさせる今回の山は、何回も足を運んでこそ本当の良さが分かる山だと思う。

帰り道、角田市の手代木沼に立ち寄って白鳥とカモを見学した。以前より飛来数が少なく感じるが、沼畔に近づくと一斉にカモ達に取り囲まれびっくりした。冬場の山歩きはこんな楽しみ方があっても面白いものだ。
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コメント(8件)

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SONEさん、こんばんは。
以前、子供がまだ幼稚園の頃不動尊公園のキャンプ場に泊まり、
筆甫から登った事があるのですがコース忘れてしまいました。
確か岩が多く鎖場もあったかと…
GWの暖かな日だったので私の最も苦手とする生き物が脇でガサガサ動いて楽しむ余裕無かったです。
改めて見ると良い所ですね。
こちらは曇天続きですが降って固まれば楽しみです。
マスさん、タッシーさんとこちらへいらっしゃる時は教えて下さいね。
私は訳あってスキーは出来ないのですが下で鍋でも作ってますから。
あね
URL
2009/12/28 20:30
あねさん今晩は。
それは随分昔に登られましたね。
10年以上前と思いますので、里山の変化に乏しい行程では一部しか覚えていなくて当然ですね。
私は何回も登っていますが、登る度に「いい山だなぁ〜」と思っていますよ(笑)
今年は庄内地方の山に登る回数は少なかったですが、来年はガンガン行きたいと思っています。
マスさん、タッシーとも山滑りは難しいので、スノーシューで登りに行きますよ。
SONE
2009/12/28 22:07
オハイーです。
もう、山納めかな?そうでもないでしょうね。
クライミングの岩場の岩岳ですがクライマーと会ったことはないなぁ。
11/15にマロと行った山ですから一入…。
マスさんお手製のランチにゴックン(o^^o)
東側の堂平山、藪漕ぎ必須かな。
マロ7
2009/12/29 06:57
こんにちは、岩岳と夫婦岩に行かれたんですね。 
私も2009年の3月に登りましたよ。
岩岳の展望台の岩の上の陽だまりは、ポカポカして温かいですよね。(風が無ければ・・・) 
夫婦岩はガイドブックと現地の表示が違ってますが、どっちが正解なんでしょうね? 
あと、西側の突端、松の先の岩には行くべきなんでしょうかね? 
表示も無いし、悩み所なんですけど・・・ 
夢邪鬼
2009/12/29 08:41
マロ7さんおはようございます。
明日の天候次第で近郊の山で薮を漕いでこようかと思っていますよ。出来るでしょうかね(笑)
岩岳は数え切れない程登っていますが、クライマーと出会った事は少ないですね。
ハードフリーをやる人は減っているのでしょうか。
マロちゃんが挟まってしまった岩、場所分かりましたよ。当時の状況を想像してしまいました。
マスさんのお手製ランチは美味しいので、山に登っても太りそうです(笑)
堂平山、興味あります? 今度簡単に登りませんか。何処が山頂か判らない山ですけど(苦笑)
SONE
2009/12/29 10:07
夢邪鬼さんおはようございます。
岩岳と夫婦岩は馴染みの山なので、登山道以外の場所も結構分かってしまいます(笑)
今回の岩岳山頂は冷たい風が吹きぬけて寒かったですね。とても休憩できる状態ではなかったです。
夫婦岩はガイドブックが正解らしいですよ。何で現地の標識が逆になったのか理解不能ですが・・・
松の木の先は奥御殿と言われる岩で、簡単な岩登りで上に立てますが、今回は寒くて登る気が起きませんでした。穏やかな日に再び行かれたらチャレンジしてみて下さいね。
SONE
2009/12/29 10:14
岩岳、夫婦岩とも恥ずかしながら未登です
この冬は里山歩きが増えそうなので行って見ます。
そうそう、御駒山は入山禁止になっていましたよ。見なかったことにして登りましたけどね
morino
2009/12/30 11:02
morinoさん今晩は。
岩岳や夫婦岩などの阿武隈の山々は、冬場でも簡単に登れるイイ山ですよ。
冬型の気圧配置で脊梁山脈が吹雪いているときが狙い目です。
御駒山、入山禁止でしたか(驚) 危険な箇所はない山なのに不思議ですねぇ〜。
SONE
2009/12/30 19:32

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2009.12.27 岩岳と夫婦岩(宮城・阿武隈山地) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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