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zoom RSS 2010.1.24 北泉ヶ岳(宮城・船形連峰)

<<   作成日時 : 2010/01/24 21:36   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 10

阿呆だ! 吾妻連峰の某山にBC行くつもりでいたが見事に寝坊してしまった。
起きたのは8時30分。こんな時間では蔵王にも行けないぞぉー(苦笑)
でもこんな日に限ってお日様はサンサンと輝いている。諦め切れずに近場の北泉ヶ岳にBC行ってお茶を濁すことにした。

【 1/24 北泉ヶ岳(1253m) 宮城・船形連峰 】
スプリングバレースキー場ゲレンデトップ〜三叉路〜四本桂〜北泉ヶ岳〜桑沼分岐〜大倉尾根980mコンタ付近〜桑沼〜スプリングバレースキー場

自宅を9時過ぎに出発。バックカントリーに出かけるのは遅過ぎる時間だ。
でも自宅からコンビニ寄っても1時間以内で着く、泉ヶ岳界隈の山はあり難い存在である。
青空に優美なスカイラインを描く泉ヶ岳が、車窓正面に見えて登高意欲を沸き立ててくれる。
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しか〜〜し・・・スプリングバレースキー場は天気に誘われたファミリー層も多く大混雑の状態。
リフト1回券を買うのに15分以上待たされる羽目になり、リフトに乗車してゲレンデトップに出ると10時半過ぎであった。

クワットリフトを降りてからゲレンデを少し登りオフピステに突っ込む。既にスキーのトレースがあり楽に登って行く。
雪質は先週の暖かさの影響でクラストした雪の上に10cm程度の新雪が乗った状況。これなら滑りに支障がない。
泉ヶ岳と北泉ヶ岳間の爆裂火口の急斜面は上手くトレースが引かれていて、疲れることなく乗り越えた。
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壁の上部に出たところで何時も通り北泉ヶ岳の山頂にレンズを向ける。
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四本桂付近には登り下りのトレースと、スキーのシュプールが幾筋も付いていた。
ここから山頂までの区間で6組11名の山スキーヤー&登山者とスライドした。人気の山である。
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雪質が良いのでシールが良く利いて、疲れることなく北泉ヶ岳山頂に到着する。
多くの登山者がいるであろう、と言う予想は裏切られ、山頂には人っ子一人いない。
眼下に白い雪原状態の桑沼と、三角形の薬らい山が見えるが、神室連峰などの山々には雲がかかっていた。
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山頂は少し風が冷たいがそんなに寒さを感じるほどではなかった。コンビニおにぎりを2個食べて少し落ち着く。
シールを外していると、ツボ足の単独行男性が登ってきた。山スキーに興味があるらしく少し会話が弾んだ。

さて、山頂からどのルートを滑るか。往路をスキー場まで戻るのは何回もやっているので芸がない。
多くの山スキーヤーのシュプールで荒れた雪面を滑るのは嫌だった。
現在時間は昼12時。これなら大倉尾根経由で升沢林道に滑り込み、桑沼に出てから林道を歩いてスキー場に戻ったほうが面白そうだ! 未だに自身が滑降していないルートの誘惑には耐えられず山頂から北側に滑り出す。

山頂直下の潅木帯を抜けると一気にスキーは走り出す。クラストに薄パウが乗った状態で比較的曲げ易い。
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短い時間で昨年雪庇を切り崩して雪堤上部に這い上がった地点に出た。ここから見上げる北泉ヶ岳は貫禄がある。
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桑沼・三峰山分岐まで滑るとブナ林になり林間が広くなってくる。
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夏道沿いは邪魔な低木が多く、かつ雪面に段差があり滑り難い。概ね大倉尾根の西側斜面を巻きながら滑る。
途中で東側の景色を見たくなり夏道に戻った。桑沼が更に近づいてきた。
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南東方面には高倉山と蘭山の間に七ッ森が見える。昨日歩いた牡鹿半島の光山や松島までバッチリ遠望できた。
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夏道にシロヤシオの群落がある付近から極端に積雪が少なくなってくる。
尾根の西斜面にもネマガリダケが雪面から露出し、快適な滑りは望むべくもない。やはり2月がベストだったか!
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このまま薮山滑降が続くのか? と思ったら1050mコンタ付近から樹間の広いブナ林になり安心する。
余り大倉山に近づくと尾根から下るポイントが問題になりそうなので、時折雪庇に近づいてドロップポイントを探す。
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雪庇のないポイントは何箇所かあったが、下部を覗き込むと低木薮が多いブナ林なので、飛び込む気が起きずに文句を言いながら更に尾根を滑っていく。登山道の両脇が笹薮の夏道から想像できない広いブナの森が広がる。
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980mコンタ付近で漸く安全に滑れそうな雪庇の切れ目を見つけた。斜度は35度くらいだろうか?
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雪質は軟いクラストに薄いパウダーが乗っている状態で、斜度が急なのでテールが引っかかり易い。
ジャンプ気味に抜重して強引に滑り降りる。
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標高差200m程度の急斜面であるが、下部の斜面は杉の植林と伐採が入っていて密林になってしまった。
密林と格闘しながら無様な滑りで何とか麓のカラマツ林に降り立つ。
そのくぼ地から東側に少し登ると升沢林道に飛びでた。そこは桑沼の少し北側の場所であった。

林道は登りの傾斜が余りないので、シールを付けずにそのまま歩き出す。
桑沼北岸にツボ足で降りてみる。氷結した桑沼は静寂の世界で、流れ飛ぶ雲だけが音を立てずに動いていた。
北泉ヶ岳の山頂も顔を出していて、コーヒーを飲んで少し休憩する。
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さて桑沼からは本当に長い林道歩きが待っている。積雪が少ないのでここからもシールなしで通した。
林道最高点からは良くスキーが走り、スプリングバレースキー場には北泉ヶ岳山頂から2時間弱で戻れた。

今回辿った滑降ルートは滑り派の山スキーヤーにはとてもお勧めできない。
滑りよりもツアー要素が大きく、広い林間よりも薮山要素が強い山だった。
しかし山スキーの機動力を存分に発揮でき、短時間で桑沼を周回できた点では自己満足できるルートであった。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
ウワー、本当のニアミスだー!
北泉山頂にいた年配の方、木のワカンを持っていませんでしたか?
「さっき、大倉の方へ行ったスキーヤーいましたよ。」と言っていましたが、SONEさん
でしょう?
会えれば面白かったのにねー。
morino
2010/01/24 21:48
やっぱり、お二人さん行ったんだね。
我も朝寝坊しましたが、この天気にも体が動きませんでしたよ。
ニアミス、もう少しでトリプルだったね。
今日は、青空を悔やみながらギコギコしてましたよ。
昨年は北泉山頂下から桑沼林道に降りたんですが…。
大倉山方面からつぼ足でも下りられるところはありませんでしたかね。
マロ7
2010/01/24 21:58
morinoさん、記事アップしてから12分の速攻コメント、驚きでーす(笑)
北泉山頂にいた男性、確かに木のワカン持っていましたよ。
彼に大倉尾根滑ると言い残して山頂を後にしました。私以外には誰もシュプール無かったですよ。
そうすると滑り出した直ぐ後にmorinoさんは山頂に着いたのですねぇ〜。
ニアミスでしたね。お会いしていたら大倉尾根方面には行っていなかったかも・・・
SONE
2010/01/24 22:32
マロ7さん、今日は絶対北泉に登っていると踏んでいたのですがぁ〜(笑)
本当にトリプルニアミスの可能性が大でしたね。
大倉山に近づいて平坦なブナ林になったところは雪庇の発達が見られませんよ。
桑沼を通り越した付近からなら、ワカンでも充分下れそうな斜面がありますね。
でも斜度が本当にキツイので、新雪が降った直後は雪崩の危険性もあると思います。
SONE
2010/01/24 22:37
新幹線から晴天の泉が岳見えてました
山日和でしたね
ため息
なんど
2010/01/25 05:47
なんどさん、てっきりBCに出撃しているのかと思っていましたが、
新幹線から山を眺めていたとは・・・トホホの天気でしたね。
でも雪、一気に減っていましたよ。
SONE
2010/01/25 09:10
北泉に出撃だったか…
こちらは掃除、洗濯&買い物、そしてカレー作りと
家のことでいっぱいいっぱいだったよ(笑)
さくらの体調がおもわしくなく、今日病院行ったら休診日。
明日また行ってくるよ。
タッシー
URL
2010/01/25 13:48
タッシーは家の用事で手一杯でしたか。またまたカレーは大量に作ったのかな?
北泉は一気に雪が融けてしまい、一寸消化不良のBCだったよ(苦笑)
サクラ、土曜日から体調が少し悪そうだったよね。早めに病院に連れていってあげてね。
SONE
2010/01/25 14:17
こんにちは・・このコ−スマロ7さんと
であってク〜と一緒に登った北泉・
それがミクの始まりでした。
スプリングバレ−から桑沼コ−スもク〜と歩いてたら・
マロ7さん一家と出会いましたよ・勿論マロちゃんもね・・
ばっちりホ−ムペ−ジの動画作りました。

まぁそれにしても・・BC・この言葉・ぅふふ・で使いますね・・
凄いですね・未知なき・道を切り開いて・

その頃達居森をのんびり歩いてましたよ・・

泉の姿同じ所でパチリ・・私は11時過ぎでしたよ・・
ク〜
2010/01/25 15:53
ク〜さん、北泉はマロ7さんとの出会いの場でしたか。
桑沼でもマロ7さん一家と出会っておられたとは・・・皆さん本当に足げく通われている山なのですね。
ところで私もク〜さんと同様に、昨年大倉山付近でデカイ熊に遭遇しましたよ。

BC、ク〜さんも使い方が分かったみたいで良かったです。
ワカンなどで下れない程の急傾斜でも山スキーだと安全に下れますよ。

当日は達居森は七ッ森の左側に小さく見えました。春先は花が多くて好きな山ですね。
一枚目の写真の位置から見た泉ヶ岳は素晴らしいですね。私より遅い時間の通過でしたね。
SONE
2010/01/26 23:52

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