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zoom RSS 2010.4.3 亀ヶ沢山(宮城・二口山塊)

<<   作成日時 : 2010/04/03 21:44   >>

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亀ヶ沢山は桐ノ目山の北西にある登山道のない寂峰である。桐ノ目山から送電線巡視路に周回するルートは過去に何回か歩いたが、鉄塔のある鞍部からさり気なく左側に分岐する踏み跡が以前から気になっていた。
それを辿ると亀ヶ沢山まで行けるのだろうか? その答えを探すために歩いてみた。

【 4/3 亀ヶ沢山(744m) 宮城・二口山塊 】
オボコンベ登山口より先の林業作業小屋〜本砂金川にかかる橋〜支沢を300m遡る〜送電線巡視路経由:鞍部鉄塔〜南峰〜亀ヶ沢山(往復)


朝起きると快晴の天気だった。しかし午前中に仕事があったため一人で遅い時間に出撃する。
でも午後からの雨の確立70%とは信じられない晴れ間だ。 本当に先週と同じで悪天候に阻まれるか?

お昼過ぎにオボコンベ登山口より林道を遡った地点にある林業作業小屋前に着く。ここには車一台分しか駐車スペースはない。登山準備をしていると風が強くなり小雨がぱらついてきた。やはり天気予報通りの天候になってしまった。

本砂金川にかかる橋を渡り、支沢を遡っていく。ここには明確な道はなく沢登り的なルートである。
しかし石飛で沢を300mほど遡行すると左手にジグザグに送電線の巡視路が見えてくる。
この地点には小さな滑滝があるので分かり易い。
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ここからは急斜面を強引に斜高していく登りにくい道が続く。
ステップが全くない急坂が随所に現れて、雪解けでぬかったところはスパイク長靴でも滑り易く苦労する。
しかし歩く人も稀なためか足の踏み場もないほどにカタクリが群生しており、そのうちの数輪は花を咲かせていた。
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たった一株だけ咲いていたキクザキイチリンソウを見つけた。
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急斜面を登りきる手前で、凄い勢いで登山道を横切っていく獣がいた。驚いてよく観察してみると5匹ほどの猿の群れであった。挑発すると襲ってくることもあるので、そっとデジカメを手にして写真を撮った。
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尾根に近づいたところで急に吹雪模様となる。二週連続で吹雪となり流石にモチベーションも急下降気味。
樹間から見えていた桐ノ目山も次第に霞んできた。
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それでも桐ノ目山と亀ヶ沢山の鞍部にある朝日幹線の高圧線鉄塔に着くと一時的に雪が止む。
目指す亀ヶ沢山。この位置からだと立派な山容に見える。
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太郎川対岸にある丸山。本当に丸い山容をしている。
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鉄塔から来た道を少しだけ戻り、左手にさり気なく分岐する踏み跡に入っていく。
青いビニールテープと木にマーキングされた赤ペンキが目印だ。そこではオウレンの花が満開に咲いていた。
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ほとんど平坦な尾根筋を歩いていく。藪はほとんどない素晴らしい雑木林だ。
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しかし急な亀ヶ沢山東尾根を上り始める頃から踏み跡はほとんど無くなる。
若干低木やササが邪魔なところがあるが、文句を言うほどの藪ではなく、順調に高度を上げていく。
南峰に近づくとイワウチワの群生地があり、多くのつぼみをつけていた。あと二週間後が見ごろか?
そしてシロヤシオの木が意外に多く、花期には見事な花園になるところであろう。
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南峰から三角点峰を眺める。辛い藪漕ぎはほとんどない山であった。
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山頂は平成18年の国土調査の折に周りの木々が伐採されたと言う。晴れていれば二口山塊の山々が一望できそうな山頂であったが、雪が舞って遠望は利かなかった。
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それでも寒いのを我慢して少し待っていると、雪のベールを透かして三方倉山の姿が見えた。
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亀ヶ沢山の尾根を西に辿ると相ノ峰付近で三神歩道とドッキングする。その西側に伸びる尾根はブナの卓越する林相に見えた。しかし亀ヶ沢山からは顕著な踏み跡は見出せなかった。
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帰りは往路を忠実に戻る。正規の登山道へは少しショートカットして戻った。
その地点で遅い昼食を取った。カップ麺を食べている時、沢筋に大きな落石の音が木霊して驚いた。
急な滑り易い道を慎重に下って沢に出た頃、雪が雨に変わって次第に本降りとなってしまった。
結果的に山頂に立てたが、天候が悪いときの登頂は登った気がしなくてすっきりした気分になれないものだ。

地図に登ったルートを記載しました。この山は基本的に地図読みができる方のみ問題なく登れます。
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《  オマケ  》

昼過ぎから登り出して、午後2時30分に下ってきてしまったので、雨が降っているけれど以前から訪れてみたかった山に寄り道する。

それは2月に山仲間のebiyanさんが歩いてきた安達丘陵の大窪山(374m)である。

前にブログ記事で釜房ダム北西部に位置する安達丘陵のことを書いたが、この丘陵は仙台市から一番近い火山として知られている。(余り知っている人はいないかな?)
しかし火山としてはへんてこりんな爆発の仕方をしており、たった一回だけ軽石を吹き飛ばす爆発をしたらしい。
その火口と言われているのが大窪山付近であるが、現在では侵食が進んで全く火山の痕跡を残していない。
この山頂付近を基点として名取市方面まで西風に飛ばされた軽石の層があることで火山と判明したと言う。

さてそんな歴史を持つ大窪山(安達丘陵)であるが、離村した民家が多く、現在では荒涼とした畑地だけが存在する丘陵地となっている。その中に一軒だけポツンと新築の家がある。
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パラパラと雨が降っているため、途中で車を捨てずに山頂近くまで乗り入れてしまった。
一番高いところにあるアンテナが目印である。
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西側には山砂採取場跡があり、殺伐とした光景となっている。晴れていて蔵王連峰が見えれば感じが違っていたのかもしれない。北側のみ展望があり、石神山とその奥に戸神山が望めた。
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地形図では三角点は西側にあるので古い林道に沿って歩いていくが、ロータリーの森という古い看板のところまで歩いても三角点は見つからなかった。アンテナ周辺はモトクロスコースとなっていて荒れているため、これ以上三角点を探すことは止めにして車に戻った。再び雨は本降りになっていた。




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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
おっ、ついに行ってきましたね。
桐の目から降りて送電線のところから見て、ルートはあるなと。
フッフッ、こうなると寺の沢から笹谷に抜けることは時間の問題ですね。
お猿さん、逃げなかったすか。
マロ7
2010/04/04 21:10
マロ7さん今晩は。
桐ノ目山から降りてきた人が藪山好きであれば、あの左手に分岐する踏み跡を見逃す訳ないですよね。
寺の沢から笹谷に抜ける道は歩いてみたいですよ。距離はそんなにないかもしれません。
猿は離れた場所にいたので逃げなかったですよ。写真はトリミングしました。
SONE
2010/04/04 21:52
天気悪いなかの出撃、続くね(苦笑)
まあ山の子分達にも会えたからイイんじゃないの、ボス!
タッシー
URL
2010/04/05 10:54
タッシーこんにちは。
毎週こんな感じの天気が続いてうんざりしてくるよ。
久々に山猿っていうあだ名を聞いたね。この別の群れには凶暴なボス猿がいるんだよ。
一度牙むいて追いかけられた事があるんだ。
SONE
2010/04/05 13:49

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