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zoom RSS 2010.4.25 湯殿山(山形・月山)

<<   作成日時 : 2010/04/26 11:12   >>

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山滑りの超人気スポット:湯殿山には足が遠のいていたが、山仲間のマスさんが「湯殿山にBC行きたい!」とお願いされていたので、天気の良い日曜日に登ってきた。以前にも増してシュプールだらけのオープンバーンを見て驚いた。

【 4/25 湯殿山(1500m) 山形・月山 】
ネイチャーセンター〜石跳川から南東尾根取り付き〜カワクルミ沼東〜森林限界〜湯殿山(ピストン)

子供時代には月山新道はなく、六十里越え街道をドライブして弓張平に出た途端、正面に見える月山、姥ヶ岳、湯殿山のアルペン的な景観にびっくりした記憶が今でも鮮明に残っている。
当時は出羽三山とはその三山を言うと思ったくらいである。
その後、登山を趣味にして月山や姥ヶ岳は30年以上前から何度も遊んでいるが、夏道のない湯殿山に残雪を利用して登ったのは10年近く前なので最近のことと言える。

この日は月山荘前からバスに乗って姥沢に入り、姥ヶ岳〜装束場〜湯殿山と行く予定であったが、バスに乗り遅れ、次のバスまで待ち時間が50分もあるため、直接湯殿山を目指すルートに変更した。

ところでマスさんはBC2回目の超初心者。湯殿山上部の急斜面が滑れるか、少し懸念材料はあったが、往路を忠実に戻る場合には急斜面は一部しかないので何とかなるだろう?と連れ出した。

石跳川をシール歩行するが、ザラメに薄く新雪が乗った雪質でシールがよく効く。
途中で石跳川を離れて南東尾根に乗り上げる。この日は何十人も登っているらしく、ガッチリしたトレースが付いていて歩き易い。南東尾根の末端部分から目指す湯殿山が見える。
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左手奥にカワクルミ沼の凹地を見ながらブナの原生林を登っていく。
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だんだん急になっていくブナの斜面をひたすら登ると、1150m付近で森林限界に出た。
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南東尾根の頂稜に乗り上げると、湯殿山東面の長さ1kmに渡る真っ白なオープンバーンが目に飛び込んでくる。
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初めて迫力ある風景に触れたマスさんも感動していた。この景色を見たいために山スキーにチャレンジしたのである。
石跳川の源頭の奥に品倉尾根が顔を出してきた。
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姥ヶ岳の西面オープンバーンを滑り降りるスキーヤの姿が何人も見える。
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南側に目を転じると朝日連峰の大観が広がっていた。何回観ても感動する景色である。
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私が好きなエリアである離森山や鍋森の平坦な尾根筋。大越を越えてスノーモービルのトラックがこの方面に入っていた。スノーモービルの立ち入り自粛は守られていないのが実情である。
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赤見堂岳方面を眺める。しばらく登っていないので来年あたり行きたくなってきた。
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近くに見えてなかなか着かない山頂。途中でお昼休憩を入れてゆっくりと登る。
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姥ヶ岳はこの辺りから見る姿が一番格好よい。これ以上標高をあげると月山山頂が上部に見えてくるからだ。
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登ってきた南東尾根を振り返る。蔵王連峰も遠望できるが霞んでいて写真にならなかった。
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湯殿山東面の夥しいシュプール。私自身も滑り込みたい衝動に駆られるが、40度斜面ではマスさんは不可能なので諦める。
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そして湯殿山山頂に到着。遅い時間だったので歩きで登った福島のパーティと単独の男性しかいなかった。
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西側の端まで歩いていって仙人岳と湯殿山神社の鳥居を見下ろし、庄内側の大観を眺める。
湯ノ沢岳〜母狩山〜金峰山の連山や、2週間前に登った高館山が一望できたが、鳥海山には雲がかかっていた。
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庄内地方の怪峰:摩耶山。岩壁に覆われた山なので雪がつかずに黒っぽく見える。
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山頂で記念写真。月山山頂が人間で隠れてしまったので、景色だけの写真も一枚。
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誰もいなくなった山頂であるが、風が冷たいので急いでシールを剥がして滑降に移る。
南斜面35度もマスさんの実力では無理なので往路を忠実に帰るが、尾根筋を外してブナ林に滑り込む急斜面で何回も転んで苦労していた。これでは大半のBCは無理。来期はゲレンデ練習決定なのだ(笑)
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途中で一回コーヒー休憩を入れる。ブナの森まで下ると快適だった雪質も急に重い湿雪に変わる。
しかしここから緩斜面になるのでマスさんの転ぶ回数も減って、すいすい下る事ができた。
やがてカワクルミ沼から流れ出す沢筋にぶつかると、開いた雪の中にミズバショウが顔を出していた。
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狭い沢を下って石跳川に出たあとは、硬いシュプール上を一気にネイチャーセンターまで下った。
登り始めに沢山駐車していた車両も、私の車を含んで数台しか残っていなかった。
マスさん「山に登ってこんなに疲れたのは久しぶり。」と言っていた。山滑りは格好より転ばない滑りが基本なので、慣れるまで2〜3年はかかるかもしれないなぁ〜。

「大朝日岳日帰りより疲れた。」と言っていたマスさんのレポは → コチラ

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
ホホー、この滑りなら
俺のリハビリとちょうど良いかも(笑)
タッシー
URL
2010/04/26 18:11
タッシー今晩は。
今現在のタッシーの滑りは分からないけど、恐らく似たレベルの滑りかもしれないね(笑)
完全に自己流の滑りなので修正するのが大変そうだよ。
SONE
2010/04/26 18:48
結構雪ありましたね。私も早く行きたい。
87ワ
2010/04/26 19:30
87ワさん今晩は。
少雪の年と言われましたが、例年より雪消えが遅い感じがします。GWはバッチリでしょうね。
SONE
2010/04/26 19:54
いい天気でしたね。
マスさんのスキー、やはり雪国育ちですからうまいですネェ。
我はかれこれ2回しかしたことがないのですよ。
マロ7
2010/04/26 20:18
マロ7さん今晩は。
マスさんスキー暦3年だそうですが、BCでどんな斜面や雪質にも対応するのは時間がかかりますね。
海育ちのマロ7さんは流石にスキーは不得意分野ですか。山スキーをものにすれば雪山での行動力が飛躍的に向上するのですが・・・
SONE
2010/04/26 20:52
素晴らしい雪景色の中の山スキ−となりましたね。
気持ちよさそうですね。。あの眺め観ながらの滑りは・・
うっとり見せてもらいましたょ・・
ゲレンデスキ−ばかりでしたから・山スキ−に挑戦してれば
良かったですよ・随分蔵王にも家族で通ったのに・・
山スキ−する発想がなかったなぁ。。
ク〜
2010/04/26 21:23
ク〜さん今晩は。
黄砂に汚れていない最高の雪景色に触れてきました。
風は少し強かったのですが、それでも春山を思わせる爽快感がありましたよ。
山スキーの道具は昔と比べると格段に進歩していますね。現在の道具は値段的な敷居は高いですけど、技術的には取り付き易くなっています。
でも昔のカンダハー+登山靴仕様では山スキーは歩くための道具でしたね(苦笑)
SONE
2010/04/26 22:03
いつも素晴らしい山行記録と写真、楽しませていただいています。
昨日は風はあったものの、絶好の雪山日和でしたね。マスさんもスキー初心者でよく湯殿に登ったと思います。35度とか40度とか、よく降りれましたね。度胸ありますし師匠がいいので、すぐに上手くなると思いますよ。
 山スキーですが、やっぱり最初の投資が高額ですね。うちは×2です^^; でもこれは機動力という点では本当に圧倒的ですね。帰りの時間ほとんど考えなくてもいいですから山行形態、ちょっと変わるかもしれません。
 私は昨日栗駒に行きましたが、開通前なので登山者、スキーヤーはごくわずかでした。スキー、ボード以外は我々のほかに一人だけで、大日沢に滑り込んでいる人も。登り返し大変ですけど、苦にならないのですかね?やっぱり楽しいんでしょうね^^
k4
2010/04/26 22:49
k4さん今晩は。
今回は奇をてらわない正攻法の山に登ってきました(笑)
山形方面は晴れ後雪?なんていう天気予報だったのですが、素晴らしい天気に登れて良かったです。
尾根から外れた急斜面にマスさんは面食らってしまった様です。来シーズンは特訓が必要ですね。
k4さんも山スキーに挑戦したいと伺っていましたが、二人分の用具を全て揃えるとえらく高額になってしまいますね。確かに機動力は増しますが、それもスキーの技量次第で、雪質や藪の状態などで歩きより時間がかかってしまう場合も往々にしてあるんです。そこいらへんの見極めを上手くやると山スキーは凄い武器になりますよ。
栗駒山もやっと宮城県側から登れる様になったのですね。あの山はいわかがみ平から登ると登った気がしませんので、下部から登って正解でしたね。大日沢に滑り込むのは登り返しが大変でしょうけど、やはり大斜面を滑る誘惑のほうが勝ると思います。一日スキー場で滑るより一本のBCの方が充実感がありますね。
SONE
2010/04/26 23:38
SONEさん、はじめまして。 ナカシ〜と申します。
いつも楽しく拝見させていただいております。
学ぶことが多く、いろいろ参考にさせていただいてます。
少し前に私も湯殿山へ初山スキーで登りました。
それはそれは大変で思い出深い山となりました。
良かったらその時の記事↓でございます〜(^_^)
http://blogs.yahoo.co.jp/p_purin323/50235092.html
nakacy
URL
2010/04/27 08:29
素晴らしい天気に恵まれましたね。写真にウットリです。
私も近いうちに行ってきます。
それにしても、山スキー、バーゲンで安くなりませんかねー。
morino
2010/04/27 12:38
nakacyさん初めまして。拙ブログにご訪問&コメントを頂きありがとうございます。
大した登山記録も載せていませんが参考にしてもらえると嬉しいです。
nakacyさんの初山スキーの記録拝見させていただきました。
やはり山頂からの滑りで苦労されたみたいで、マスさんと同じだ! と思ってしまいましたよ(笑)
ある程度山スキーの経験があると比較的簡単で小粒な山スキーエリアの湯殿山ですが、初心者レベルでは超難しい山なのですね。でも一生の思い出になったのではないでしょうか。
SONE
2010/04/27 19:00
morinoさん今晩は。
こちらは山スキー仕様だったのでお誘いしませんでしたよ。
最高の天気に恵まれ、マスさんも景色には大満足していたみたいです。
今年は残雪量が多く、GWでもまだまだ登れますよ。でも尾根の一部で雪割れも発生もありました。
山スキーは値段が高すぎますね。BCブームだし生産ロットも少ないので強気な値付けになっています。
今の時期は売れ残りの山スキー道具を探すと見つかるかもしれませんよ。
でも安物買いは結果的に損なので注意が必要です。特に歩き中心より滑り重視の選択がベストですよ。
SONE
2010/04/27 19:06
「一日スキー場で滑るより一本のBCの方が充実感」本当にそう思います。というか一日スキー場で滑るほど体力もなくなり、お金もなくなりが実情かな(爆)
私も山スキーを始めたとき(オッさんからでも遅くはないと背中を押され)、やっぱ滑りには自信がなかったので(店員に騙されて?)歩き重視の細板でスタートした結果、初めて行った不忘山スキーでは多分100回くらいコケました。緩斜面での転倒は遭難につながるくらい体力を消耗することに気づき、soneさんおっしゃる通り「格好より転ばない滑り」を知りました。けど格好良く滑り降りたいという理想に負け、中途半端に今だコケまくりです(涙)。
マスさんの根性に拍手!私も抜かれないようガンバリます。。
加ト幹事長
2010/04/30 18:59
加ト幹事長さん今晩は。
「一日スキー場で滑るより一本のBCの方が充実感」はBCに出た方なら皆感じるのではないでしょうか。最近のキャットで整地されたゲレンデは全く興味がなくなってしまいました。
でもおっしゃる通り、一日スキー場で滑る体力もなくなっているのも事実ですね(苦笑)
やはり最初は歩き重視の道具を勧められましたか。あれって絶対間違った勧め方ですよね。
細い板ではザラメしか対応できず、深い新雪や悪雪では全く対応できないのに・・・???
加ト幹事長さんがコケまくりだなんて飛んでもない。滑っている写真拝見すると自在に滑っておられますね。
マスさんはやる気とガッツはあるので、来シーズンが楽しみですよ。
SONE
2010/04/30 19:53

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