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zoom RSS 2011.1.22 西風蕃山(宮城・仙台市近郊)

<<   作成日時 : 2011/01/24 12:14   >>

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普段から「地図読みが完璧ならハンディGPSは必要ない」と豪語していた小生だが、時代の波に押し流されてついに買ってしまった(苦笑)
そして土曜日は午後2時からやっと時間が取れたので、速攻で登れる蕃山の新ルート開拓に行ってきた。
購入したハンディGPSの使い方に慣れる意味合いもある。

【 1╱22 西風蕃山(373m) 宮城・仙台市近郊 】
白滝不動尊入口〜蛇台蕃山〜西風蕃山〜萱ヶ崎山〜南西尾根の大モミの木〜錦ヶ丘団地〜白滝不動尊入口

今まで国土地理院発行の2万5千分の1地形図を利用して、どんな雪山や薮山であろうと突っ込んでいたのだが、ホワイトアウトなどで取り返しのつかない道迷いが起きないとは断言できないため、遅らばせながらガーミンのハンディGPSをネットで購入した。
何故買ったか? その理由は単純で、非常に安かったから。μSDの地図ソフトを含めて、なんと36.600円であった。
買ったのは写真のColorado300。現在は廃版となった機種で、操作系が英語表示の英語版である。
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メーカー:GARMIN(アメリカ)
サイズ:6.0cm x 13.9cm x 3.5cm
画面サイズと解像度:3.8cm x 6.3cm、解像度240 x 400ピクセル
アンテナ:クアドヘリックス(Quad Helix)
重量:206.9g(電池含む)
電源:単3電池x2本(アルカリまたはニッケル水素)
発売当初のUS定価:$533.32(実売価格は500ドル以下)
後日発売された日本語版の定価:126000円
発売:2008年2月

この機種は液晶画面が現行販売しているオレゴンと同サイズで、非常に視認性が良いのが利点だが、タッチパネル式ではない。操作系はロックンロールと呼ばれるダイヤルで行うが、直観的な操作ができて私にはあっているみたいに感じた。
しかし最大の欠点は電池寿命と思う。カタログ値では15時間となっているが、実際に使用すると8〜10時間しか持たないそうで、丸一日の山行を行う場合には2セット分の交換電池を持参しなければならないであろう。
また英語版は英語表示なので、細かな操作を覚えるまでは慣れが必要だと思う。

さて、ここから本題の山歩きの話題。
車を白滝不動尊近くの路肩に止めて歩きだしたのが午後3時である。
日暮れまでは2時間弱しかないのだが、行けるところまで行くつもりで出発する。

今回は白滝不動尊には立ち寄らずに蛇台蕃山に直接取りつく。(写真左手の山が蛇台蕃山)
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急な南西尾根には顕著な踏み跡があり、誰のものか?二人分の足跡が雪の上に刻まれていた。
周囲は雑木林に囲まれ以外に自然度が高い登りである。
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頂稜に出ると道がある。西側に歩いて行くと小さな祠が鎮座していた。
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祠から東に少し登ると蛇台蕃山山頂に着く。樹林に囲まれて展望はない。
この山は地形図には蛇台蕃山と記載されているが、別に蛇体蕃山と記載される場合もある。
どっちの呼称が正しいのかは不明だが、この記事では地形図の記載を当てることにした。
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蛇台蕃山から西風蕃山までは非常に自然度が高いミニ縦走となる。
モミやイヌブナの巨木の森は、仙台市街地から近距離の山とは思えないほど素晴らしいものだ。

そして西風蕃山(ならいばんざん)に着く。この三角点の位置は展望皆無である。
夕方で時間がないので北側の展望台には立ち寄らなかった。
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三角点の直ぐ南側には不細工な通信アンテナがある。
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モミの巨木林を抜けて最後のピーク:萱ヶ崎山を目指す。
以前は登る人も稀なピークであったが、最近は道筋も顕著になって多くの人が訪れる様になった。
この日も大勢のハイカーが歩いた跡が雪の上に残されていた。

萱ヶ崎山の山頂には送電線の鉄塔が立っていて、仙台市街地と仙台湾の展望が見える。
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この山頂で15時45分。日暮れまでは1時間を切っているが、萱ヶ崎山の南西尾根を辿って、錦ヶ丘団地の南側に見える大モミの木まで行ってみたくなり、ハンディGPSを見ながら目的のルートにショートカットする。
この時、ハンディGPSの意外な欠点に気が付いた。
現在位置は確かに分かるが、地形図みたいに即座にマクロ→ミクロの視点に切り替わらないために、進むべきルート判断に時間がかかるのである。
単純に目指したい場所にウェイポイントを設定して、現在地からナビすればいいのだけれども、何時も山勘に頼って行動する私にとっては煩わしい行為に思えてしまった。これには慣れが必要であろう。

さて、萱ヶ崎山の南西尾根には初めて足を踏み入れてみたが、林業用?の作業道としては登山道の様に整備されていた。
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右に派生する顕著な尾根を二つ見送って、三つめの小ピークに目指す大モミの木があった。
錦ヶ丘団地から三角形に突出した大きな木に見えるのであるが、実際近寄ってみると思ったほど大きな木ではなかった。
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この地点から北西に派生する尾根を下って錦ヶ丘団地に降りる。
薄い作業道と赤布やペンキの表示があるが、一カ所だけ支尾根に下ってしまい小さくルート修正した。
途中少し開けた場所があり、大倉山が意外に近くに見えていた。
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最後は全く薮漕ぎなしに錦ヶ丘団地に出る。そこから団地内の車道を歩いて駐車地点に戻った。
もう夕暮れ時であった。

下記に今回歩いたGPSのトラックログを載せました。 (この地形図は国土地理院の1╱25000地形図を利用しています。)
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初期型のColorado300はGPSチップの関係からトラックログの精度が悪いと言われていらたしいですが、今回のログを見て見ると大きく実ルートを外れた部分は皆無でした。
車道半分(約5m)程度の誤差があるみたいですが、これはカシミールの地図の精度が50mスケールだからだと思います。
因みに購入した2日後に近隣の水の森公園を歩いたトラックログを表示します。
この時はあえて道を外れて沢に入ってみましたが、現在地をロストする事はありませんでした。
(この地形図は国土地理院の1╱25000地形図を利用しています。)
画像


一番気になった電池の持ちですが、2時間使用して電池のゲージが1╱4減りました。
と言う事は8時間程度しか使えないでしょう。このへんの問題点と、タッチパネルではない中途半端さから、現在では廃版となった機種なのではないでしょうかね。
でも最悪の状況に追い込まれたときはトラックバックできるので、雪山では強い味方になってくれそうです。

動画です。


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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
今日午後から時間空いたので、SONEさんの後を追って、白滝不動尊〜西風蕃山〜蛇台蕃山〜白滝不動尊周回してきました。
蛇台からの下りで赤ペンキに誘導され50mほど直進してしまい(笑)バック。山頂直下から左折するのですね。
SONEさんらしき踏み跡しっかりありましたよ。
それにしても、白滝近辺は立ち入り禁止の表示が多くなりましたね。お寺もいつの間にかできてるし。。。最近は、SONEさんの後追い登山ばっかしです。(苦笑)
tabi
2011/01/24 18:33
トラック(軌跡)は大丈夫のようですね。
冬山での電池の持ちも、SONEさんのようにGPSが予備的使い方だと問題はないようですが、冬山でGPSに頼る頻度の多い私にとっては、ルートミスなどに備えて電池寿命の長いモデルの方がよいかもしれません。画面の見易さと値段の安さは魅力なのですが・・・
みどぽん
2011/01/24 18:39
ついにゲットですね。
軌跡がアップされますと皆さんの期待も更に膨らみますね。
私は換えの電池を持つことにしていますよ。
マロ7
2011/01/24 20:10
tabiさん今晩は。
私のルートのシュート周回でしたね。
蛇台からの下りは顕著な尾根ではないので逆コースだと分かり難いでしょうね。
錦ヶ丘団地の造成から現在まで白滝不動尊は見捨てられた存在になってしまい残念です。
登山口なのですから、あの立ち入り禁止の表示は如何なものかと思いますね。
SONE
2011/01/24 20:15
みどぽんさん今晩は。
ほぼ完璧にトラックログが取れましたよ。
電池の持ちについては、現地で起動するときに常に充電された電池を使えば、冬山でも電池切れになる事は少ないと思っています。
単三電池4本程度の重さは全然苦にならないので、私にとっては画面の見やすさの方が重要視していますよ。
SONE
2011/01/24 20:26
マロ7さん今晩は。
夏山の一般コースでは全く必要のない武器ですが、雪山や登山道のない山の正確なログは見たい方が多いのでしょうね。電池はニッケル水素電池を2セット買いましたが、電池の持ちを考えるともう1セット必要な感じです。
SONE
2011/01/24 20:29
こんばんは。ついに導入ですか。私は別なGPS使ってます(VISTA)。たまに軌跡飛びますけど(笑)電池はエネループですが-5℃くらいであれば一日交換不要です。一応予備も持っていきますけど。
私は日曜に西花苑から蕃山開堂、西風蕃山往復でした。泉が岳も風雪模様に見えました。
tom
2011/01/24 22:14
tomさん今晩は。
VISTAも購入の候補の一つだったのですが、液晶画面がほとんど見えないので購入を諦めました。しかし公称で25時間持つと言われる電池寿命は魅力ですよね。
日曜日も市内は天気が良かったみたいですので、蕃山では快適な山歩きが出来たのではないでしょうか。
SONE
2011/01/24 22:54
液晶画面が大きくて見やすいですねー。
「マクロ→ミクロの視点に切り替わらない」のはしょうがないですね。私は地形図と併用で現在地及び周辺確認です。
トラックログ取れるのもメリットですね。
morino
2011/01/25 08:50
morinoさんおはようございます。
オレゴンと同じサイズと解像度の液晶なので非常に見やすいですね。
現在地は一発で分かりますが、進むべき方向をマクロ的に見るのは地形図しかないようです。
トラックログは道迷いのときにトラックバックできるので強い味方になってくれますね。
SONE
2011/01/25 09:23
私の山道具の中でも、持っていてホントに良かったと思えるものがGPSですね〜。これさえあれば、道迷いによる遭難をほぼ100%防げると思いますし、特に冬山においては何よりも安い買い物だったと重宝しています(使いこなせなければ意味無いですけど・・・)。
でも、Venture(英語版)なので、地形図&事前のウェイポイント登録などの予習は必須で、補助的に使うのが一番効率的なのでしょうね。
superdioaf27
2011/01/25 10:40
superdioaf27さん今晩は。
冬山で吹雪で何にも見えないとき、特に下っているのか登っているのか感覚がつかめないときには重宝する武器でしょうね。地図が大きく表示できるので、ルートを登録しなくても地図をスクロールして辿りつきたい場所へナビすれば簡単に使えそうです。
Ventureの場合はアバウトな表示なので使いこなすのが難しそうですね。
やはり全体を一瞬に把握するのは地形図に適わないと思っています。
SONE
2011/01/25 17:42
SONEさんこんばんは。
GPS導入おめでとうございます。
私は、GARMINのmap60CSです。実は、最近はあまり使っておらず、山道具の中にに埋もれていました。夏山はいりませんね、確かに。一度西吾妻の稜線で吹雪かれたときは、山頂をはっきり示してくれたので助かりました。電池は2セットもって入ります。充電用の単三電池よりは、アルカリのほう持ちがいいと聞いたので、私はアルカリ派です。突っ込んでも、帰ってこれる安心感はなにものにも変えがたいですね。でも、地形図も必ず持参します。私のGPSは、省電力モードで30時間、通常で20時間といわれていますが、日帰りだとやはり一本バーが消えますね。
谷や樹林帯に入って衛星をロストすると、自動で衛星をサーチするので電池が消耗するようです。私にとっては、GPSのログよりもSONEさんのトラック(踏み跡)のほうがはるかに安心できるのですが。。。(笑)
tabi
2011/01/25 22:43
tabiさん今晩は。
GARMINのmap60CSは私の山仲間で持っている人が多いです。信頼性の高い製品みたいですね。でもご指摘の通り残雪が無くなった後の夏山では無用の長物だと思います。
持っていくのは自分のトラックログを取る目的で、特に雪山に突っ込むために夏道のトラックを記憶させておくメリットはあるかもしれませんね。
未だ雪山に持っていっていないので電池の持ちは良く分かりませんが、バックライトを点けないで使用した方が良さそうです。
笑い話ですが、今回の蕃山も現在地を常に把握していたので、GPSは正確に現在地を示しているかの確認の意味で使っていたんですよ。
SONE
2011/01/26 19:26
 SONEさん、こんばんは〜。

 冬山ではGPSがあると、たとえ使わなくても安心感がありますね。
使用する乾電池としては、性能と重量的にはリチウム乾電池が抜群に
優れていますが、高価なのが難点です。

 なので、私の場合は、全く初めての難しいルートではリチウムを使い、
それ以外ではニッケル水素を入れて、必要な時だけオンにします。
常時オンにする必要性って、あまり無いですよ。
ファーマー佐藤
URL
2011/01/27 22:17
ファーマー佐藤さんこんにちは。
GPSはいざという時の保険と思って持ち歩けば良いのでしょうね
充電式リチウム乾電池の持ちが良いのなら調達したいと思います。
必要な時だけオンにするのは理にかなっていますね。
地図付きのGPSなので、現在地が把握できるし、迷っても進みたい方向にウェイポイント設定してナビすればいいのでしょうから・・・
SONE
2011/01/28 16:06

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