東北の山遊び

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zoom RSS 2011.1.30 愛宕山から猪倉山(宮城・柴田町)

<<   作成日時 : 2011/02/01 01:19   >>

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山仲間のebiyanさんから歩いたことのない愛宕山〜猪倉山縦走ルートのお誘いがあった。この二山は過去に個別に登っているが、縦走した事はなく、そう言う美味しいお話には直ぐに飛びついてしまう性分なので参加したことは言うまでもない(笑)

【 1╱30 愛宕山(291m)から猪倉山(245m) 宮城・柴田町 】
馬場山の東〜259m独標〜愛宕山〜送電線巡視路〜猪倉山南側の民家〜猪倉山〜猪倉山南側の民家〜手打ち蕎麦:花いかだ

愛宕山は山頂に国土交通省のマイクロウェーブ施設があり、山頂まで舗装された車道が伸びていて一般的には登山対象にはなっていない。山頂には小さな愛宕神社が鎮座している。
標高291mながら柴田町の最高峰となっている。

猪倉山も好事家があえて狙う様な何の変哲もない里山である。東西の方向から眺めると形の良い三角形の山容をしている。山頂には龍神様を祀った祠があるが、以前登ったときには祠を確認しているが今回は気がつかなかった。


今回のメンバーはこの界隈の山域に詳しい発起人のヒロさん、ebiyanさん
お初にお目にかかるじゅんさん。そしてmorinoさん、maronnさん、マロ7さん、おっ家内さん、タッシーとSONEの9名。
最近では滅多にない大人数の里山歩きとなった。

(*注)このコースは1月8日の河北新報に掲載された「柴田の里山史跡ハイクー6コースを町が設定」という記事がベースになっていて、それを山歩き版にebiyanさんが下調べしたものである。
柴田町で設定したコースは車道歩き中心で、我々が歩いたコースは薮漕ぎ箇所も多く、しっかりした読図が出来ない登山者でトレースすることは難しいのを先に言っておく。

下山口に当たる猪倉山南山麓の猪倉堤に車2台をデポして、入山口の馬場山(278m)の東側車道「馬場雷線」の駐車可能なスペースに車を止める。以前登った馬場山の山頂付近は皆伐されて無残な状態であった。

車道から林業用の作業道を東進する。杉林・赤松林・雑木林と目まぐるしく林相が変わり、しかも小さなアップダウンの多い道だ。
途中の小ピークから最初の目的地である愛宕山が見えて。マイクロウェーブアンテナが目印で同定し易い。
しかしかなり距離がある印象であった。
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南東方面には阿武隈山地最北部の亘理地塁山地と呼ばれる山々が連なっている。
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259m独標の手前から南西斜面が伐採されていて薮が繁茂しているが、南西側の展望が開けて、1月9日に登った羽山が近くに見えていた。
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途中でルート確認のため立ち止まる。正規の稜線ルートは薮が濃いために、いったん小沢に降りて迂回するらしい。
試しに稜線ルートを歩いてみたら茨と笹薮が深くて直ぐに撃退されてしまった(苦笑)
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数え切れないほどの小さなアップダウンを繰り返して愛宕山に向かう。
この付近は綺麗な雑木林で「キノコがありそうだね。」とタッシーと話しながら歩いた。
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あるピークに乗り上げると唐突に愛宕山が見えた。
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暗い檜林を抜けると愛宕山山頂に至る舗装道路に飛び出した。
スキーができそうなサラサラの新雪を歩いて山頂到着。以前は蔵王が見えていた記憶があるが、今は植林した木々が伸びてしまって南側の一部しか展望はない。雨塚山が一番目立って見えていた。
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山頂の愛宕神社の鳥居前で記念写真。隣にマイクロウェーブ施設があるので、寂しげに感じてしまう山頂であった。
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愛宕山の二等三角点にタッチして北東方面に猪倉山を目指して下る。
尾根の途中で痩せている箇所があり、そこには凝灰岩の衝立の様な岩が2つ、そして高さ10mはある大岩が尾根から突きだしていた。
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大岩の上は東側の展望が開けていて太平洋の水平線が一望できた。
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そこから杉林に入ると顕著なブル道が出現する。これを下っていくと送電線の真下に出た。
ここは十字路になっていたが、直進する稜線ルートは薮っぽいと判断して歩き易い巡視路を右折する。
途中で下ってきた愛宕山を見上げる事が出来た。
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そして前方には縦走路の最後のピーク:猪倉山が近づいてきた。
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巡視路から猪倉堤に下る道を見いだせないので、小高い鉄塔から北側の小尾根を薮漕ぎで下って北側の沢に降り立った。ここに地形図にある破線の道があるはずだが・・・・・無い!
杉林を少し登ると踏み跡っぽい作業道を見つけ出し、これが破線の道と判断するが、GPSのトラックログを確認すると別な道だと分かった。
一旦この場所から猪倉山へ強引に直登するつもりであったが、右手を見ると森が開けた感じがしたのでその方向に歩きだす。すると猪倉堤奥の最終民家に出た。ここからは黄色のテープに導かれる正規の登山ルートがある。

以前登ったときは登山口が分からずに南東側の急斜面を両手両足で這いつくばって登ったのだが、山頂に着くと西側からはっきりした山道が登ってきていて驚いた記憶がある。
山頂からその道を降りると丁度今我々が立っている場所にでた。当時は赤松の倒木が多くて歩くのに苦労した。

杉林の窪状から左手の小尾根に取りつき、急な坂を一気に登る。
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稜線にでると西側から顕著な踏み跡が続いていた。あちゃ〜これは先の鉄塔から忠実に稜線を歩いた方が良かったみたいである(苦笑)
稜線にでてから山頂は直ぐ。山頂直下に南側が伐採されたところがあり、この日一番の展望が得られた。
阿武隈川の蛇行する流れがよく見える。
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遠く次郎太郎山の姿が同定できた。
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待望の猪倉山山頂に到着。周りは杉林に囲まれて展望皆無。
登った数を増やす程度に考えたほうが良さそうなダサい里山である。
でも今回は遥々縦走してやってきたので、登れたことが意外に嬉しい・・・
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山頂から南東側に薮を漕いで車のデポ地点にでる案もあったが、過去に私が歩いた経緯から、危険な急斜面でることが分かっているために安全な往路を返した。

そしてお楽しみ、ヒロさんお勧めのお蕎麦屋:花いかだで美味しい蕎麦の昼食をとる。
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私が注文したのは十割蕎麦の花おろしそば。十割ながらツルツル感抜群で上品な味わいの蕎麦だった。
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美味しい蕎麦を食べて店の外にでるとロウバイの蕾を見つけた。
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おまけの山   【 1╱30 鐙摺山(あぶすりやま) 253m 】

変な山名であるが、昔、吾妻街道であった道を馬で通る際に鞍から吊り下げた鐙が石にぶつかり摺れたことから付いた名前ということらしい。何か分かったような分からないような山名だ(笑)
この山も「柴田の里山史跡ハイクー6コース」のひとつで、車で山頂の直ぐ下までアプローチできる。
但し登山口の表示は一切なく、作業道入口につけられた黄色いテープが目印となっている。

整備した登山道を持たない山なので駐車スペースも3台程度。
生活道路であるので車両の駐車にも配慮が必要である。

車を止めたところの周辺は牧草地になっていて展望が開けている。
亘理地塁山地の北端に位置する烏鳥屋山と三門山(右)が見える。
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杉の植林地を登るが、ルート上は黄色のテープを追うだけで良い。(テープがないとルートが分からない状態)
急坂を登りきると呆気なく山頂?に着いてしまった。展望皆無。
安政年間に祀られた虚空蔵塔が寂しく鎮座しているのみであった。
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塔の周辺で三角点を探してみるが見つからない。
そこでGPSで確認すると西側の少し下ったところに三角点があるらしいので、黄色いテープの付いた細い道を辿ってみた。すると全く展望がない植林地の一角にポツンと三角点があった。ここで記念写真。
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名前から期待度が高かった鐙摺山であったが、登る価値はほとんどない山だと言える。
でも一般的には全く顧みられない山域を自由に闊歩できた楽しい一日であった。
一山づつ点で捉えるのではなく、里山でも面で考えると歩き甲斐のあるコースが想像できるものである。

今回歩いたトラックログ。(この地図は国土地理院の2万5千分の1地形図を使っております。)
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動画です。(今回は画像圧縮形式を変更しており、ダウンロードが重いかもしれません。ご了承ください。)








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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
お世話様でした。
今回のようなミステリーツアーも楽しいですね。
蕎麦も美味しくて満足でした。
動画を見ると記憶が鮮明に蘇えって面白いです。(^^)
morino
2011/02/01 13:01
猪倉山ほんのちょっとで登れてしかも雰囲気も今一って聞いていたので
なかなか登りに出かけるきっかけがつかめないでいましたが、今回は
はるばるやってきたぞ!って感じになったのでよかったな、と自画自賛です(笑)
ふるさとCM大賞みたいに、山の紹介大賞みたいのがあったら入選間違いなし!
の出来栄え動画、楽しませてもらいました。
ebiyan
2011/02/01 17:59
ブログの動画もワクワク楽しみになってきましたねぇ〜。
撮影、編集とおっ家内も楽しく見ていましたよ。
隠れた里山の味を満喫、ソバもうまかった。
花おろしそば、画像をみると焼きそばに思うのは私だけかな。
マロ7
2011/02/01 18:26
morinoさんお疲れ様でした。
今回は後から付いていくだけでしたので気楽に歩けました。
蕎麦は本当に上品な味わいでしたね。
動画は顔だししていませんが別バージョンは後でお渡ししますね。
SONE
2011/02/01 21:11
ebiyanさん、お誘いいただき有難うございます。
流石に地元のebiyanさんだからこそ出来るルート設定でしたね。
猪倉山単独で登ると、全然物足りないのですが、今回のルート取りは満足できました。
動画は同じ感じのシーンが続いていたので編集に苦労しました。
それでも楽しんでいただけて何よりでした。
SONE
2011/02/01 21:17
マロ7さんお疲れ様でした。
ブログの動画を見ている人は全体の3割程度しかいないんですよ。
でも見られる環境にある方は写真とは違った臨場感があるので楽しめますね。
動画編集は意外に大変で、おかげでブログ記事のアップが大幅に遅れてしまいますよ(苦笑)
蕎麦は宮城県では滅多に食べられない美味しいものでしたね。
花おろし蕎麦はお勧めなので注文しましたが、どうも女性向きの蕎麦だったと思います。
SONE
2011/02/01 21:22
嬉し、楽し、旨しの充実ワンデーでした。
山の神さまには、GPSは玩具でしょう!
登山の締めは、自爆雪爆弾??で楽笑・爆笑・・アドレナリンいっぱい!!
また1週間頑張れま〜す(^O^)/ナマステ!
maronn
2011/02/01 22:36
おばんです。
あの十割蕎麦ってさ、ギュ〜って押されて細〜く出てくるのかな?
上品だったけど、田舎蕎麦の強い香りはなかったような…

でもみんなでワイワイは久しぶりだったので、楽しかったよ。
タッシー
URL
2011/02/01 22:54
maronnさんこんにちは。
昨年の10月以来にご一緒できて楽しかったです。
GPSは緊急時の保険として持っているだけですかねー(笑)
自爆の雪爆弾は動画用にやってしまいましたよ(爆)
SONE
2011/02/02 16:44
タッシーこんにちは。
確かに十割とはいえ蕎麦の香りは薄い印象だったね。
機械打ちと手打ちの違いがあるのかしらん???
あれだけ大人数だと賑やかなので、流石に小鳥たちはどっかに行ってしまったね(笑)
SONE
2011/02/02 16:46
私の所属する会の山行参加人数より多いです〜(^_^)
ナカシィ
2011/02/02 20:20
ナカシィさん今晩は。
へぇ〜、ナカシィさんの山岳会は大所帯だと思っていましたが、個別の山行参加者は少ないんですね。でもこれ程大人数の山行も久々でしたよ(笑)
SONE
2011/02/02 21:06
こんばんは。
楽しくにぎやかな一日、ありがとうございました。
雪中行軍のような里山歩きは、久しぶりでしたが、パウダースノーだったのが幸いして、快適でしたね。
動画も、思い出をもう一度という感じで、楽しみにしています。
ひろ
2011/02/03 22:30
ひろさん今晩は。
先達のお役目お疲れ様でした。
お陰様で後を付いていくだけで楽させていただきました。
サラサラ新雪だと歩き易いので疲れが半減しますよね。
動画は未だに勉強不足でお恥ずかしい出来ですが、楽しんでいただけて何よりです。
SONE
2011/02/03 23:56
猪倉山2011.2.26地元役場から頂いた地図とパンフ持参でコース通りに歩くも中々登山口に辿り着かず、それもその筈地元の名所旧跡?を歩かせて登山口へ案内する技法に感心したり怒ったり (^。^)
愛宕山山頂〜猪倉山への縦走路見当たらず断念
山男
2011/04/26 09:52
山男さん今晩は。コメントありがとうございます。
私もちらっと役場作成のパンフを見ましたが、各々の山頂に辿りつくには紆余曲折、車道歩きの方が多いルートみたいでしたね。
愛宕山から猪倉山へは踏み跡程度の道しかなく、十字路で我々も間違って右折してしまいました。
SONE
2011/04/26 18:33

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2011.1.30 愛宕山から猪倉山(宮城・柴田町) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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