東北の山遊び

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zoom RSS 2011.4.29 蘭山(宮城・船形連峰)

<<   作成日時 : 2011/05/02 18:58   >>

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泉ヶ岳の東側に南北に長い山稜が目立つ蘭山がある。
今回は2月に塩釜の『りゃん亭』で一緒に飲んだメンバーと久々に顔を合わせ、南側から蘭山を目指した。

【 4╱29 蘭山(761m) 宮城・船形連峰 】
林道駐車スペース〜古い作業道〜薮漕ぎ部分〜南尾根〜稜線〜蘭山〜南尾根〜南西部の牧場跡〜林道〜白糸ノ滝〜猿岩〜林道駐車スペース

泉ヶ岳の前衛峰として長谷倉川の対岸に位置する蘭山は『あららぎやま』と呼ばれている。
蘭山の東に位置する大和町宮床にはアララギ派の歌人:原阿佐緒の生家があるので関係を考えてみたが、アララギ派=阿良々木派なので関係は一切ないであろう。
別な観点から調べるとアララギ=植物のイチイと言うのがあった。
しかしイチイは船形連峰でも標高1350m以上の亜高山帯に自生する木であるので、標高800mに満たない蘭山に自生するはずがない。
結果的に山名の由来をいろいろ調べてみたが良く分からなかった。
その他に最高点の北峰780mには丑首、南西尾根上の638m峰には鐘突座の名称も見受けられた。

さて今回ご一緒したのはmorinoさんマロ7さん、maronnさん、そしてタッシーの4名。
震災以来皆で顔を合わせたのは初めてとなり、久々に元気な顔を見て一安心した。

私が蘭山に登るのは今回で3回目となる。
最初は東側の車道の峠から登ったが、笹薮が酷く、登山ルートとしては適していない。
その時に三角点測量用に新規に刈り払いが成されているのを東尾根の途中から気がついて、帰りはその道を下ってみた。すると今回車を駐車した地点に出たのである。今から10数年前のことだ。
その後も同じ測量ルートを辿ったが、刈り払いは薮に埋もれつつあった。
しかし南尾根上はすっきりした薮の無い林床なので、皆さんを案内するには一番登り易いルートだと今でも思っていたのである。

長谷倉川沿いの林道を奥に入り、滝の原温泉に行く車道を右に見送って直進すると、右手に蘭山が見える荒野に出る。ここの左手の駐車スペースに車を止める。
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ここから柵の脇を抜けて古い林道跡と辿るが、ほとんど道とは判別できない状態まで薮が繁茂していた。
杉林に入る手前でカタクリやキクザキイチリンソウが咲く場所があったが、そこに古い明和年間の女性の墓石があり驚いた。昔こんな山奥に民家があったのだろうか?

杉林に入ると道は顕著になるが、途中で完全に道が消失。ここから少しの間だけキツイ薮漕ぎとなる。
赤松の植林地からカラマツの植林地に入ると薮が無くなり、林床は何処でも歩ける状態となる。
ここで結構な量のコゴミを発見。今年初物の山菜だぁ!
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少し右手に登ると南尾根に出る。小笹の歩き易い尾根である。
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日当たりの良い場所にアケボノスミレを見つけた。ピンクの色合いが好きなスミレだ。
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山菜でもあるヤブレガサを見つけたが、少量しか生えていなかったので採取しなかった。
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薮が薄い南尾根であるが、地形図を見ても分かる通り標高線が込み入っていて、登りのルートはいきなりの急斜面となる。
途中で岩混じりの斜面となるが、大震災で岩が転げた形跡は一切なかった。
ルートの上部になると測量時に付けられた青いビニールテープがあるが当てにできない。
稜線に出ると笹薮が少し濃くなるが、以前あった踏み跡は完全に無くなっていた。

そして三等三角点のある蘭山山頂に到着。
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山頂からは泉ヶ岳が至近距離で眺められる。
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よく見ると山頂には黄色い山名板が設置されており、南西尾根上には刈り払いのされたルートが登ってきていた。
しかし最高点の北峰に行く稜線は薮が濃い状態だった。
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山頂では皆さん震災の話題に終始した。各々が大変な状態であったことが良く分かった。
微風の山頂は過ごしやすく、のんびりとした時間が流れた。

帰路は往路の南尾根を基部まで下り、登りの薮を避けて西側に迂回するルートと採った。
薮が全然ないヒノキの植林地を抜けると、以前は牛の牧場だった広い荒野に出る。
かなり薮が繁茂し始めた荒野だが、この位置から見る泉ヶ岳は新鮮なアングルをしている。
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林道に出て左折し車に戻るが、途中にある湧水の滝:白糸の滝は一見の価値があった。
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そこから少し下ると左手に大きな岩場が見えてくる。宮城県の山岳救助隊が岩場の訓練でよく使う猿岩だ。
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今回初めて気がついたが、猿岩の基部のテラスに金色の猿の置物が置かれていた。
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単調な林道を下って車に戻ってから、帰り道に長谷倉川の名瀑である光明の滝を見物していく。
落差10m、幅3mの滝であるが、水量が多くて見応えのある滝であった。
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奥羽山脈は雨雲がかかっていたが、蘭山周辺は穏やかな天気で、震災の記憶を忘れて皆で楽しめた一日であった。


動画です。






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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
パチパチ、久々のお山で満喫いたしました。
今度は、残雪期に宮床スキー場から北峰、南峰と縦走ができますなぁ〜。
とにかく、コゴミは最高の味でしたよ。
ご馳走様でした。(^_^)
マロ7
2011/05/02 19:43
お世話様でした。
花、墓碑、山菜、藪漕ぎ、新鮮なアングルからの泉ヶ岳、そして皆さんの笑顔と山歩きを堪能できました。
それにしても、いつものことながらSONEさんはGPS要らずですね。
ご案内ありがとうございました。またよろしくお願いします。
morino
2011/05/02 20:19
マロ7さん今晩は。
久しぶりに皆さんと登れて楽しかったですねー。
雪がないと北峰から本峰までの縦走は難しいでしょうね。
あんな立派なコゴミが生えているとは思いませんでしたが、山からの最高のお土産でしたね。
SONE
2011/05/02 21:02
morinoさん今晩は。
小さな山ですが、意外に変化に富んでいた山でしたね。
ちょっと予想より薮が繁茂していましたが…
GPSは電池入れ替えるの忘れていました(苦笑)
慣れないと下りのルートを外し易いかもしれませんね。
皆さん喜んで頂けて何よりでした。
SONE
2011/05/02 21:05

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