東北の山遊び

アクセスカウンタ

zoom RSS 2011.4.30 栗駒山(宮城・栗駒山)

<<   作成日時 : 2011/05/03 01:08   >>

ナイス ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 10

宮城県、秋田県、岩手県の三県にまたがる栗駒山に、2008年の岩手・宮城内陸地震より3年ぶりに登ってきた。
いわかがみ平から往復の簡単な残雪期ルートであるが、山スキー初心者のマスさんにはちょうど良い山だった。

【 4╱30 栗駒山(1627m) 宮城・栗駒山 】
いわかがみ平〜新湯沢〜東斜面〜栗駒山(往復)

3月に起きた東日本大震災が余りにも巨大大地震であったため、3年前の2008年(平成20年)6月14日(土)午前8時43分頃に岩手県内陸南部で発生した岩手・宮城内陸地震は忘れられそうであるが、マグニチュード7.2の直下型地震は、岩手県奥州市と宮城県栗原市において最大震度6強を観測し、両市を中心に甚大な土砂災害を巻き起こした。そして昨年9月に栗駒山の宮城県のメインルートであるいわかがみ登山口からの入山が可能となったのである。
しかし東日本大震災の地震被害が現地に及ぼした被害は報道では余り取り上げられていなかったが、ネットを通じてGWにいわかがみ平まで問題なく車で行ける事が分かり今回の山行となった。

東北道はGW期間中にも関わらず比較的スムーズに走行でした。だが震災で震度7を記録した大崎市付近は道路のうねりが顕著で走行し難かった。

旧栗駒町の岩ヶ崎地区を抜けて暫く走行すると渓谷に沿った道となる。ここからが行方不明者が現在でもいる土砂崩れが頻発した現場となる。写真には撮らなかったが、直下型地震の凄まじさが車窓に展開して息を飲んだ。
現在は大規模な土木補修工事が成されており、かなり高い尾根の上部まで巨大な法面工事が施されていた。
一部今回の震災で崩れたと思われる崖崩れ跡が見受けられたが、肝心な車道には被害はさほど及ばなかったらしい。

耕英地区に入ると昨年秋に営業を再開した温泉施設が震災の影響で再び休業状態だと分かった。
雪の回廊を抜けていわかがみ平の駐車場に至る。連休中なのに登山者は何時もより少ない感じだ。
久しぶりに山スキーで入山するため、登山準備に時間がかかってしまった。
登山者の中では一番遅いタイミングで入山する。
画像


新湯沢は一部で亀裂が走っていたが問題なく沢筋を辿れた。
南側には大地森が三角形の山容で望める。
画像


雪が少ない年は難所となる新湯沢右岸の高みを通過する個所は、今年は残雪が多くて雪堤が広く安心して通過できた。
画像


少し下るところから栗駒山が美しく眺められる。近くに見えるがここからが遠い。
画像


鞍部付近は雪面が十字形に複雑に割れていて、これは震災の影響と感じた。
一段登ったところにあるダケカンバの木に座っておにぎりを食べる。

薮を右手に回り込むといよいよ栗駒東斜面の広大な雪原を辿るルートになる。
画像


途中で山頂から何組ものテレマーカーが滑り下りてきた。山スキー使用の登山者は少ない。
北側には焼石連峰が霞んで見えていた。
画像


岩手県側にある笊森のピークを背景に黙々登る。
画像


強風が吹き抜ける栗駒山頂に到着。一人のボーダーが滑りだす寸前であったが、この男性は山仲間のマロ7さんの知り合いだとか。私のブログも知っていると言っていた。
山頂は酷く寒いので写真を撮っただけで休憩なしで下った。
画像


西側はかろうじて虎毛山や高松岳が見えていた。
画像


南面の大日沢に滑りこんだシュプールは一切なかった。
流石に余震が頻発する現状では、沢筋に滑りこむのは自殺行為に等しいであろう。
画像


山頂でスキーのシールを剥がしていると、急にみぞれ交じりの雨が降り出してきた。
夕方まで天気は持つと思っていたがそれは甘い見通しであった。

新雪部分を避けて滑降するが、雨に追い立てられて動画の撮影もほどほどに滑り下りたのである。
画像


画像


最初は恐る恐る滑っていたマスさんも、最後の頃は上手く滑れる様になったが、山頂からいわかがみ平までの滑降は余りにも短い工程であったと言える。

いわかがみ平に着くと雨は更に降ってきたので、下界に下ってから遅い昼食をとることにした。
耕英地区まで下るとミズバショウが満開で、車から降りて撮影する。
画像


下部の行者の滝を見学するが、滝の周辺は大規模な土砂崩れ現場を復旧した跡で、以前の深山幽谷の雰囲気は一切なくなっていた。
画像


岩ヶ崎地区の北側にある館山公園のベンチに座って、散り始めた桜を見ながら簡単な昼食をとった。
西側には大土ヶ森が端正な三角形の山容で見えていた。
やがて大粒の雨が降り出してきたので、急いで車に戻ったが、慌ただしい山スキーツアーであった。

動画です。(動画の中の山名が間違っていました。大土森は大地森が正解です。)



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
ナイス ナイス ナイス ナイス
面白い

コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
おっ、蘭山の翌日は栗駒でしたね。やはり、雪山はいいですねぇ〜。
ボーダー男性がマロ7の知り合いだとは???
ボーダーさんだから若い方でしょうね。
マスさんの滑空、お上手でした。(^o^)
マロ7
2011/05/03 06:03
マロ7さんおはようございます。
高曇りのぱっといない天気の朝になってしまいましたね。
今日は何処かに出撃されているでしょうか。
未だに高山は雪山なんですが、雪の感触を暫く忘れていましたよ(笑)
ボーダーの男性は一度マロ7さんと山でお会いしたと言っていましたよ。
その繋がりで私のブログも見てくれているそうです。
マスさんは最初おっかなびっくり滑っていましたが、最後の方は上手く滑っていましたねー。
SONE
2011/05/03 07:47
何年か前にGWに行った時は東栗駒からでしたが、同じように焼石連峰が美しいですね。
マスさんもだんだん上手になって行きますし、SONEさんのクリスチャニア(笑!パラレル・ウェーデルンね)も美しいです。
morino
2011/05/03 22:14
SONEさんお邪魔いたします!!この日、山頂でお会いしたものです。マロさんのブログを通じてSONEさんのブログにお邪魔していました。山頂でお会いできたこと光栄に思います!!

滑りだす寸前ゆえ、サングラスをしたままのご挨拶だったことお許しください。

またどこかの御山でお会いできましたら声掛けさせていただきます。ブログにもお邪魔します!!
シンプルーズ
2011/05/03 23:14
やはり、栗駒シンプルーズさんでしたか。
もう、躍動していましたね。また、どこかでお会いしましょうネ。(^o^)
マロ7
2011/05/04 06:48
morinoさんこんにちは。
GWの栗駒はいわかがみ平まで車で行けるので楽ですね。
黄砂の影響なのか、焼石はかなり霞んで見えていました。
私は自己流スキーですので余り綺麗な滑りではないですよぉ〜(笑)
SONE
2011/05/04 12:18
シンプルーズさん、コメントありがとうございます。
突然山頂でお声掛けいただき驚きましたが、マロ7さんのお知り合いだったのですね。
私もサングラスしたままのご挨拶でしたのでお互い様ですよねー(笑)
久々の栗駒山、麓の土砂災害の様相には驚きましたが、花の時期や紅葉期にも訪れたくなってきました。今後ともよろしくお願いいたします。
SONE
2011/05/04 12:23
マロ7さんこんにちは。
山頂でお話ししたときに、シンプルーズさんのハンドルネームをちゃんと伺っておれば良かったですね。
SONE
2011/05/04 12:24
私も、5ヶ月ぶりのスキーの練習をどこでしょうか迷い、栗駒の本コースも候補に上がったのですが、やはり練習バーンに適している鳥海山祓川に行ってしまいました。
栗駒のゆったりした感じもいいですね。
みどぽん
2011/05/05 12:03
みどぽんさん今晩は。
やっとテレツアーに復帰できて良かったですね。
鳥海山祓川でしたら滑降距離が長いので満足できたのではと思います。
栗駒は距離が短いのが難点ですよね。でも震災以来の雪山を堪能できました。
SONE
2011/05/05 19:03

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
2011.4.30 栗駒山(宮城・栗駒山) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる