東北の山遊び

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zoom RSS 2011.10.10 大東岳(宮城・二口山塊)

<<   作成日時 : 2011/10/13 19:57   >>

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この日は東北No.1の紅葉の山:栗駒山に行く予定だったが、前日の天気予報で午後から雨が降ってくる恐れがあったので中止。近場で車の渋滞にも合わない二口山塊の最高峰:大東岳に登ってきた。
大東岳の山頂付近も紅葉がちょうど見ごろを迎えていたが、山中12名の登山者にしか合わない静かな秋山を楽しめた。

【 10/10 大東岳(1366m) 宮城・二口山塊 】
大東岳登山口〜小行沢〜立石沢〜船形連峰展望所〜鹿内コース分岐〜1019m標高点〜こぶし平〜東清水〜鼻こすり〜大東岳〜弥吉ころばし〜樋ノ下大沢〜樋ノ沢避難小屋〜北石橋分岐〜京淵沢〜裏磐司〜雨滝〜白滝〜大東岳登山口

新緑の頃には満開のニリンソウ群落が楽しめて多くの登山者が訪れる大東岳であるが、二口渓谷の紅葉がピークを迎える前は比較的静かな山旅が楽しめる。
連休二日間の山登りで少しお疲れ気味なので、栗駒山へ行かなかったのは早起きが辛かったのもあるが、自宅から1時間強で登山口に着くアプローチの良さも栗駒山から大東岳に鞍替えした理由だ。
(後でリンク先の方々のブログを拝見したら、栗駒山は結構天気が良く、多くの登山者で混雑していたらしい。行けば良かったかな・・・)

大東岳登山口の駐車場は、朝9時前の遅い到着にも関わらず駐車スペースは空いていた。
表コースから登り始める。3合目の上までは杉の植林地を登る退屈な行程だ。
4合目を過ぎると下山してくる登山者が多くなるが、その数は数えるほど…

木々が伸びて展望が無くなった船形連峰展望所を過ぎ、急な尾根を登る。
1019m独標で休憩。若い頃はこの標高点は1023mの表示がされていた。
残雪期なら京淵沢の大東岳が眺められるが、この小ピークも木々が伸びてしまって展望はなくなった。

こぶし平を過ぎた付近からブナの葉が黄色く色づいてくる。
東清水の分岐のブナの森はいつ来ても素晴らしい。
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オオカメノキの黄葉。
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鼻こすりで重荷にあえぐ登山者をパス。
名前の通り「鼻をこする」急登だが、じっくり構えて登れば距離が短いのできつくない。
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ほとんど展望の無い登りを続けて大東岳山頂に到着。
ただ単に表コースをピストンしたなら、大東岳は全然面白くない山の評価を受けざるを得ない。
山頂には単独の男性2名が休憩していた。
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山頂からは北東方向の展望が素晴らしいのだが、船形連峰はぼんやり霞んで写真にならない。
同じ二口山塊の北端の山:面白山が紅葉の斜面の上に見えていた。
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山頂ではザックを下さずに、写真を撮っただけで裏コースを下り始める。
山頂台地は紅葉の盛り。道筋のドウダンが真っ赤に紅葉していた。
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赤紅葉の奥に仙台神室と山形神室が見えている。
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お昼は山頂台地の南西端の展望地でとった。
多少風が強いが、一枚重ね着をすれば寒くない。
誰もいない、誰も通り過ぎない静かな静かな展望地で、紅葉を眺めながら贅沢なひと時を過ごした。
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山頂台地の南西端からの展望。
まずは南面白山。この後、南面白山の山頂には二人の登山者が登ってきたみたいだ。
それを見えると言ったらマスさん呆れていた(笑)
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西側には県境の山々が連なる。左から小東岳、猿鼻山、南面白山。
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その左手に連なるのは三角形の山容の山王岳。右手のドーム状の岩塔が兜岩。
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青空に赤紅葉が映える大東岳・山頂台地。
大東岳はトロイデ型の独立峰なので、山頂台地に広がる紅葉を見るポイントが少ないのが残念。
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山頂台地のアップ。こんなに綺麗な紅葉が見られるのに登山者が少ないのは不思議?
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秋風に吹かれて山頂台地を歩いて南西末端の弥吉ころばしに着く。
ここからは岩礫の多い急斜面の一気下りが始まる。
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弥吉ころばしの指導標。
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大行沢対岸の糸岳を見る。この後は直ぐに樹林帯に入ってしまうため、名残惜しい展望だ。
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九十九折れを過ぎて鎖場を通過すると樋ノ下大沢に出る。
新緑の頃に斜面一面にニリンソウが咲く場所はここだ。
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やがて緩降になると樋ノ沢出合に着く。そこには立派な樋ノ沢避難小屋が建つ。
トイレは無いが、水場が近い最高の環境にある避難小屋で、沢屋さんの利用が多い。
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ここからは個人的に大好きな大行沢左岸沿いの道。二口山塊の奥深さを実感できる古くからの間道である。
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岩床沢とケヤキ沢を越えて京淵沢を石飛びで渡渉する。
京淵沢F1の梯子滝を右下に見て僅かの距離で裏磐司展望台にでる。
ここにはコンクリート製のベンチが置かれ休憩ポイントとなっている。
以前は裏磐司の壮絶な岩壁が眼前に展開していたが、ここも木々が伸びて岩場の一部しか見えなくなってしまった。でも大行沢道を歩く時にはいつもここでコーヒータイムとする事を決めている。
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雨が降る様に見える雨滝。岩場の上部が紅葉して綺麗だった。
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白滝の先で駒止の旧林道跡に出る。
ここからは荒れて車の通行が不可能な林道歩き。
端正な三角形の三方倉山が見えてくると楽しかった登山もお終いである。
大東岳は派手さが一切ない山だが、深い原生林と渓谷に囲まれた、いぶし銀の玄人向けの山である。

帰りのドライブは国道48号線(関山街道)が大渋滞でぴくりとも動かないため、白沢から左折して定義方面に入り、誰も通行しない細い車道を通って仙台に帰った。全く渋滞に引っかからないのは助かった。


動画です。



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コメント(10件)

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いつしかの秋、樋ノ沢避難小屋手前の見事なブナ紅葉に目を見張りました。
いつかはとねらいつつ、もうすぐですね。
土アケビも見つけましたが、この頃は興味がなかったのが惜しい。
弥吉ころばしからの景観はいいですねぇ。(^o^)
マロ7
2011/10/13 21:27
船形は雨に降られて残念でしたが、こちらも真赤でいいですね。
ここは晩秋に行った時の鮮やかなオレンジの印象が残っています。その時は猿もいてビックリした思い出もあります。
今週末は晴れないかなー。晴れてくれー。
morino
2011/10/13 22:16
マロ7さん今晩は。
大行沢沿いのブナ林が黄葉に染まった時の美しさは素晴らしいの一語ですね。
10月20日過ぎごろが黄葉の見ごろでしょうか。
土アケビの実を採って家に飾ったことがありますが、直ぐに赤い実は落ちてしまいましたよ。
弥吉ころばしは新緑と紅葉の頃に見事な景観を見せてくれますね。
SONE
2011/10/13 22:27
morinoさん今晩は。
正直なところ人だらけの栗駒に行かなくて正解だったと思います。
下りの裏コースでは京淵沢近くでご夫婦の登山者に出合っただけで、ほぼ貸切と言える山でした。
おまけに晴れて引き立つ紅葉が見れたので良かったです。
この週末、土日とも雨の予報になってしまいましたね。晴れればいいのですが…
SONE
2011/10/13 22:31
SONEさん今晩は!紅葉すごく綺麗ですね。こちら千葉は後一月後に養老渓谷の紅葉が見頃になるはずです。今週末はこちらも雨の予報なのでトレッキングは諦めて日本オープンで遼君の応援に行く予定です。
翔パパ
2011/10/13 23:24
翔パパさん今晩は。
ドウダンやミネカエデが多い山なので赤系の紅葉になっていましたね。
千葉の養老渓谷、ネットで調べてみましたが、紅葉の名所らしいですね。
週末は当地も雨の予報なので山はお休みになりそうです。
日本オープンの遼君、20位で予選通過ですか、もっとスコア伸びて欲しいですね。
SONE
2011/10/14 19:33
SONEさんこんばんは。大東岳山頂の紅葉きれいですね。今日は雨の予報が晴れました。急遽山に入った人も多かったのでは。20日に兎平で○○機による訓練をします。実施の決心は天候によりますが午後の予定です。
yuji
2011/10/16 18:52
yujiさん今晩は。
大東岳の紅葉も捨てたもんじゃないですね(笑)
この時、右膝を痛めてしまって、大事をとって昨日は低山でキノコ捜ししておりました。
>20日に兎平で○○機による訓練をします。 ←以前、泉ヶ岳で訓練していたの賽の河原付近で見学していましたよ。当日天気は良さそうですね。
SONE
2011/10/17 17:16
SONEさんこんばんは。
天候が良くても風ですね。わざと薮の中でやったりします。
膝を痛めたとは、曲げ伸ばしがきついですね。大事にしてください。
キノコのことはまったくわかりませんが、今年は不作だとか。よほどさがさなければないんでしょうね。そういえば、ブナカノカとブナハリタケは違うものですか。
yuji
2011/10/17 21:47
yujiさん今晩は。
20日は風は大丈夫そうですね。
膝は痛めた程度が比較的軽いので、曲げ伸ばしに注意すれば大丈夫そうですよ。
今年のキノコは大不作年です。昨年が爆発的に採れたので反動が出たのでしょうか?
ブナカノカ(俗称)とブナハリタケは同じキノコですよ。ペペロンチーノパスタにすると絶品のキノコです。
SONE
2011/10/17 22:17

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2011.10.10 大東岳(宮城・二口山塊) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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