東北の山遊び

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zoom RSS 2012.2.16 高寺山から愛宕山(宮城・村田町)

<<   作成日時 : 2012/02/17 17:40   >>

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県道折立村田線の坪沼地区の西側に送電線が通っている山がある。
東北自動車道の菅生PAの直ぐ北西に当たる山だ。
山仲間のebiyanさんが昨年同期に訪ねていて、奥羽脊稜山脈の展望が非常に良いルートという印象を持っていた。

【 2/16 高寺山(322m)から愛宕山:坪沼(324m) 宮城・村田町 】
折越地区送電線巡視道入口〜263m独標〜高寺山〜40番鉄塔〜林道〜38番鉄塔〜愛宕山林道〜愛宕山基部〜愛宕山〜鳥居〜根添〜中沖〜折越地区送電線巡視道入口

午前中は父親の検診日に当たっていたので病院に付き添っていたが、午後に時間が出来たので、兼ねてから歩いてみたいと思っていた高寺山〜愛宕山(坪沼)の周回に出かけた。

愛宕山は三角形のおむすび形をしていて、県道折立村田線を菅生方面に走行していると良く目立つ山である。
過去に5回も登っている馴染みの山だが、行程のほとんどが暗いスギの植林地の登りで、唯一山頂からの展望が魅力の山であった。
毎度登っているルートの往復だけでは味気ないので、今回は高寺山とセットで周回することにする。

最初は菅生館跡の整備された公園から登る予定であったが、そこに至る車道の雪が深く、RV車でもスタックする危険があったので、予定を変えて折越地区の送電線巡視路を辿ることにする。
この送電線は「JR新仙台線」と呼ばれ、この日の全行程の約半分はこの巡視路を使わせていただいた。

巡視路の入口は少し薮が被っていて分かり難い。
その先の道も笹が雪で倒れて道をふさいでいる部分が多かった。
やがて送電線ルートに沿った伐採地の間を登る道となるが、雪が固くて一歩一歩踏む度にズボッと踏み抜くので歩き難い。

急坂を登りきったところから西側の263m峰を見る。
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263m峰を越えると雑木林の気持ち良い行程となり、小さな沢を2回越える。
次の鉄塔から263m峰を振り返ってみた。標高は低い割に奥山に入った感じがする。
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巡視路は高寺山の北側を通過するので高寺山への道はない。
しかし薄い薮で、かつ標高差がないので簡単に登れた。
四等三角点のある高寺山山頂。木立に囲まれて展望はなく、山名板もない寂しい山頂であった。
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山頂の直ぐ下にある40番鉄塔は泉ヶ岳や船形連峰の展望が開けて素晴らしかった。
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2本のベルト状の岩場(オビス)を持った大東岳も一望だ。
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また少し下って小さな沢を渡る。その先にある鉄塔付近からは北側に愛宕山と太白山が並んで見えた。
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鋭角に道が曲って少し登ると林道に出合う。坪沼貯水池から伸びてくる林道で、しばらくこの林道を辿る。
道がスギ林のなったところで38番鉄塔のあるピークへの急な登り。
ゴム階段が備えられているが、雪で階段が隠れている場所が多く登りにくかった。

登りの途中から越えてきた高寺山を振り返る。
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展望が利かない38番鉄塔の広場で遅い昼食をとる。と言ってもおにぎり2個を食べただけ。
休憩していると風が冷たく感じる。

この38番鉄塔からの下りがこの日のハイライトと言える。
周辺が大伐採されているので西側の展望が素晴らしい。
蔵王連峰〜二口山塊〜船形連峰と俗に言う「仙台山脈」の全てが見える。
その手前には釜房山、北山などが見慣れぬアングルで展開していた。

蔵王連峰だけは雪雲に隠れて中腹までしか見えていなかったが、仙台神室が釜房山の上に聳えている。
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午後の陽を浴びて雁戸山が少し霞んで見えていた。
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支倉地区の奥に蔵王連峰。冬晴れの午前中なら全景が見えていたことであろう。
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双耳峰の特徴ある山容をした青麻山。
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明るい雰囲気の送電線巡視路。
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結構下ったところで愛宕山林道と合流する。
林道は除雪されて車の通行が可能であったが、轍の踏まれたところは凍結していて滑りやすい。
途中2個所の林道分岐をどちらも左。次の分岐を右に採ると愛宕山が近づいてきた。
ebiyanさん、よくこんな迷路っぽい道を間違わずに歩けたものだと感心する。
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愛宕山の南側の基部について、ここからはスギと雑木林の植生界にそって薄薮を漕ぐ。
獣道があって登りやすい。
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急登ながら距離が短いので想像していたより楽に山頂に立てた。
愛宕山だから愛宕神社なのであろうか? 以前はお社がむき出しの状態だったが、新たに基礎と外側にお社を囲む様な建物が作られていた。こんなブル道っぽい山道も以前はなかった。
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愛宕山は北東側から見ると非常に尖って見えるが、その理由は北側がかつて砕石場となっていて、山体の半分が削り取られてしまったからである。
山頂にあるお社が、このバラスト採取作業から山を守ってくれた恰好だ。

お社の裏側に回り込むと、高所恐怖症の方は足がすくんでしまう程、山頂から一気に切れ落ちている。
その高差200m。しかしその為に里山らしくない大きな展望が待っている。
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西側には仙台神室、大東岳と面白山。手前に北山と大倉山が確認できる。
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鹿ノ上山の奥に泉ヶ岳と北泉ヶ岳。
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本当にひさしぶりに展望が楽しめる山に登った気がする。
満足して参拝道を下る。途中で整備された林道と出合うが、参拝道は直進する。
スギ林の中をどんどん下ると。赤い鳥居がある登山口。椿の木のそばに古い碑がいくつか並んでいた。
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鳥居の下で車道に出る。根添地区〜中沖地区と長閑な山村の風景を見ながらのんびり歩いていく。
振り返ると全山スギの木で覆われた愛宕山が田んぼの奥に見えていた。
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歩行距離8.4km。累積標高差550mであった。

GPS軌跡です。
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動画です。





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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
ここは愛宕山だけ行ってます。
コースも工夫するとダイナミックになりますね。
展望が良くて最高でした。
マロ7
2012/02/17 20:41
マロ7さん今晩は。
これは思わぬ儲けもののコースでしたよ。変化に富んでいますし展望が良い。
この周回はお勧めです。
SONE
2012/02/17 20:51
愛宕山周辺、このように歩けるんですね。
展望が良いと登り甲斐がありますね。
「仙台山脈」かっこいい山ばかりだと思います。とくに南蔵王が他にはない眺めですね。大東岳もすばらしいし、雁戸がほんとにのこぎりです。
yuji
2012/02/18 10:24
動画も添付されていて、素晴らしい登山録でした。
自分も登りたいのですが、GPSがなくても登れるでしょうか。
もう少し雪解けになったら登ってみたいと思います。
sumityan
2012/02/18 13:35
yujiさんこんにちは。
あまり一般登山者が訪れていない丘陵地帯ですが、歩いてみるとかなり面白いですよ。
里山でこれほどの展望が得られるコースは珍しいですね。
仙台山脈はどの方向から見ても一山一山目で追ってしまいますね。
SONE
2012/02/18 16:28
sumityanさんこんにちは。
このコースは歩くと面白いですが、指導標などは一切なく、何処に続いているのか分からない枝道も多いので、地図持参で現在位置を確認しながら歩く必要がありますよ。
但し、前半は送電線を常に目印にして歩くと間違うことは少ないと思います。
SONE
2012/02/18 16:37
良い景色の見られる山ですね。
こうした眺望の良さと、道を繋いで歩けることが里山の醍醐味でしょうか。
また里山の魅力をご紹介ください。
morino
2012/02/19 20:16
morinoさん今晩は。
標高は低いのですが一級の展望が得られる低山でしたよ。
分かり難い枝道が沢山ありますが、迷っても直ぐに戻れるので安心して歩けますね。
雪山に行きたいですが、天気と休みとの兼ね合いが上手くいかないですね。
SONE
2012/02/19 22:14
ごぶさたです。よいコースだったでしょ!
私は愛宕山下で林道にでた所で右に進んだら、元の道に戻ってしまって
遠回りになってしまいました。
今月初め尻セードしてて脇腹上を倒木の枝に打ち付け、アバラを痛め養生して
ました。
4月からは勤務日数が減るのでまた山歩きを楽しめそうです。
ebiyan
2012/02/23 14:27
ebiyanさん、ご無沙汰しておりました。
最近ブログアップされないので、皆で心配していたのですよ。
アバラを痛めたなんて災難でしたね。
今回のコースは里山としては最高ランクの展望が得られる山でしたよ。
よくあの迷路を愛宕山にたどり着けましたね。でも最後に戻ってしまったですか(笑)
4月になったら、また皆で一緒に登りましょうね。
SONE
2012/02/23 18:34

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2012.2.16 高寺山から愛宕山(宮城・村田町) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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