東北の山遊び

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zoom RSS 2012.3.18 鹿ノ上山から中ノ森周回(宮城・仙台市西部丘陵)

<<   作成日時 : 2012/03/19 16:59   >>

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午後から天気が良くなるらしいので、仙台市近郊の薮山の散策に出かけた。
秋保温泉の北東にある鹿ノ上山から赤石山、そして中ノ森へ周回する未踏のルートだ。

【 3/18 鹿ノ上山(326m)から赤石山(330m)、中ノ森(295m)周回 宮城・仙台市近郊 】
鹿ノ上地区の林道〜林道終点〜鹿ノ上山北尾根鞍部〜鹿ノ上山〜鹿ノ上山北尾根鞍部〜328m鉄塔ピーク〜赤石山〜328m鉄塔ピーク〜送電線巡視路を経て270m峰〜中ノ森鞍部〜中ノ森〜西尾根経由で朽ちた橋〜鹿ノ上地区の林道

鹿ノ上山と中ノ森は単独で登ったことがあるが、赤石山だけは未登であった。
この三山は道の不確かな尾根で結ばれている事が地形図で読み取れるが、上手く繋げれば三山を周回できると判断して鹿ノ上地区の林道に車を走らせた。

元々田んぼだった耕作放棄地の脇の広い駐車スペースに車を止める。
東側には中ノ森が見える。
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この先は荒れた林道となり、30cm程度の残雪も残っているため車の通行は難しい。
ズボズボと雪を踏みぬきながら林道の奥を目指す。
途中で送電線の巡視路が右に分かれるが、目的のルートは薮っぽい左手の林道だ。
林道の脇にイノシシの仕業と思われる土を掘り起こした跡があった。


林道終点で左折して尾根を目指す。杉林は薮がほとんどなく何処でも登れる。
たどり着いた尾根を左折。左手が杉林、右手が雑木林の急な北尾根を登る。
雑木林は春先には花が咲きそうなすっきりした林床をしている。
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振り返ると赤石山の328m鉄塔ピークが梢越しに望めた。
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前日の雨で滑りやすい急登の登りが続く。しかし薮が薄く踏み跡が顕著なので歩き易い。
山頂直下から杉林に入り、最高点の西側だけが雑木林になっていて、小さな山名板が一枚付けられていた。
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南側で大型の獣が逃げるガサガサした音が聞こえた。その後下の方で石を掘り起こす様なカチカチした音も聞こえた。様子を見に行くが何者かは分からなかった。

山頂で休むことなく往路を戻り、次の赤石山を目指す。
途中は作業道があったが、一ピーク登った先から踏み跡程度の道となる。
しかし薮が薄いので歩き易い。途中で怪獣的な顔をした木を見つけた。
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やがて赤石山を正面に見る尾根を登る。
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328m鉄塔ピーク手前の急斜面の登りは難所となっていた。
尾根筋が消失して薮っぽい急坂を登るのだが、足場がぬかって滑りやすく、細い木につかまりながらの登りであった。

顕著な尾根に登り着いて僅かな距離で鉄塔ピークにでる。
ここはこの日一番の展望が得られる場所だ。
北東に伸びる送電線の果てに、蕃山の萱ヶ崎山が見える。
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先ほど登った鹿ノ上山は端正な三角形をしている。
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南東にはこれから登る予定の中ノ森、その奥に尖った愛宕山が見える。
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ここで午後3時を過ぎたので、おやつに持ってきたマスさんお手製のドーナツとカステラを食べる。
景色を見ながら食べるドーナツとコーヒーは美味しかった。
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ザックを鉄塔ピークに置いて、手ぶらで赤石山の山頂に行ってみた。
最初は送電線の巡視路に引っ張られて、北東側のピークが山頂と思い、間違って行ってしまったが、引き返して正規の山頂に至る。
コンクリートに水を書かれた標識が置かれているだけの、展望が全くない山頂であった。
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鉄塔ピークまで戻って、送電線巡視路を南下する。
270m峰まで登って、送電線巡視路と別れて左折。踏み跡も不確かな杉林の中を進む。
途中から山勘で南側にルートを変えて歩いていくと、中ノ森へ至る広い尾根に乗った。

ここで先頭を歩いているマスさんの、『熊だぁ!』と言う言葉に驚いて右手を見ると、熊じゃなく体長1.2m程度の若いイノシシが凄い勢いで北側に逃げ去っていった。
イノシシの走る姿は実際に初めて見たが、足を車輪のように素早く動かして、状態はほぼ平行移動で時速20km以上で走り抜けていく。余りに突然のことなので写真に撮る余裕もなく残念であった。
良く考えてみると、山中歩いているときにイノシシに出遭ったのは初めてだ。

その先の鞍部付近で、奴の仕業と思われる土を掘り起こした跡があった。
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中ノ森の北西尾根は最近低木を伐採したみたいで、薮のないすっきりした杉林であった。
しかしかなり急登なので、一歩一歩足場を確認しながら登る。
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七つの石祠が並んでいる中ノ森山頂
静かな、いかにも里山といった雰囲気が大好きな山頂である。
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曇っていて、ほとんど遠望が利かない状態であったが、北山が名取川の対岸に望めた。
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この時点で午後4時を過ぎてしまったので、山頂で休むことなく西尾根を下る。
最初は赤布が付けられているが、途中で南西尾根に引っ張られてしまい、直ぐに間違いに気が付いて西尾根にトラバースしてルートの修正する。
途中はかすかな踏み跡程度の尾根なので、地図を読みながら下ることが必要。

急斜面の下りが終わると謙虚な作業道に出る。二箇所枝道が分かれるが山勘で左→右と分岐を進むと、小沢にかかる朽ちて根太だけが残った橋に出る。この橋は結構危ない!
慎重に渡って休耕田に出ると、車はその直ぐ北側に止めてあった。

歩行距離約5km。塁性標高差500m強の手軽な山歩きだったが、このルートに入る場合には的確な読図が必須である。

GPS軌跡です。
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動画です。





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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
鹿ノ上山付近では自分もイノシシを目撃しました。カモシカの落し物があったり、赤石山付近の鉄塔では大きな蜂がブンブン飛び回っていました。意外とワイルドな地域ですね。
ドーナッツにコーヒー、いいですね。
yuji
2012/03/19 22:39
yujiさん今晩は。
イノシシに掘られた跡は何か所もありました。本文には書いておりませんが、一番驚いたのはタヌキの溜め糞の多さです。ルート上に全部で10個所もありましたよ。
過去にカモシカは3回見ていますし、小さな山ですが野生動物の楽園といった山なんでしょうかね。
生ドーナツはドーナツと言うよりケーキに近い美味しさでした。
SONE
2012/03/19 22:49
ここはまだ中ノ森だけしか行ってません。
亀ヶ森から鹿ノ上山に周回を考えていました。
何故か気になる北東の萱ヶ崎山ですなぁ〜。
送電線下は点検ルート完備(?_?)
マロ7
2012/03/20 09:02
マロ7さんこんにちは。
亀ヶ森は採石場が西側から北側を取り囲んでいるので縦走は難しいかもしれませんね。
萱ヶ崎山から鹿ノ上山まで歩いたら結構な距離がありそうですね。
送電線巡視路は残雪が40cmも残っている場所がありましたが、概ね整備されているようですよ。
SONE
2012/03/20 10:19
運転中の車から見るだけでは変哲もない山ですが、SONEさんの手にかかると一級品の山になりますね。
思わず「歩いてみねば!」となってしまいますよ。
これも山への愛情があるからでしょうね。
morino
2012/03/20 20:37
morinoさん今晩は。
今回は典型的な里山徘徊の巻でしたよ(笑)
中ノ森だけだと物足りないハイキングになってしまうので、この周回ルートは充実しておりました。
マロ7さんの言われる通り、蕃山から長駆縦走すると最高の登山ルートになりそうですね。
SONE
2012/03/20 20:56
猪と遭遇でしたか!でもマスさんは遭遇時「クマ!」と声出ただけでも逞しいわ〜。私は以前クマに出会った時、体が硬直して膝ガクガクの「あわわわわ・・」状態になりましたもん。今思えば貴重な光景を写真にそ残せば良かったと悔やんでますよ!
そっか〜山にはクマ以外に猪も居るんですね。猪突猛進とも言いますから、場合によっては人間に向かってくることも有り得るんでしょうかね。
そうそうSONEさん、福島に良いペンション見つけましたよ!
機会が有ったら是非!お薦めですよ。私はまだチャレンジ日は未定ではありますが磐梯山登山の際にリピートしたい〜って思ったペンションでした。
とむかの
2012/03/21 21:48
とむかのさん今晩は。
マスさんイノシシと目が合ってしまったそうですよ。黒っぽい大きな獣なので一瞬クマと思ったそうです。
イノシシが駆け出してから見えなくなるまで4〜5秒程度しかなく、カメラを肩がけで持っていても構える時間はなかったですね。
しかしイノシシの走るスピードには驚きました。最大で時速40km出るそうですよ。
気の荒い奴だと突進してきて、牙で太股を刺されて死亡した方もいるとか。
ペンションはもう30年近く行っていないですねぇ。山男には御洒落過ぎますかね(笑)
磐梯山は景色が最高なので是非登ってみてください。但し人ごみ覚悟の山ですよ。
SONE
2012/03/21 22:03

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2012.3.18 鹿ノ上山から中ノ森周回(宮城・仙台市西部丘陵) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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