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zoom RSS 2012.4.21 高曽根山(福島・裏磐梯)

<<   作成日時 : 2012/04/24 20:29   >>

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以前から登りたいと思っていて、なかなか登る機会がなかった『喜多方三山』の一座:高曽根山(こうぞねやま)に登ってきた。
夏道がない積雪期限定の山ながら、予想外に多くの登山者が登ってきて驚いた。

【 4/21 高曽根山(1443m) 福島・裏磐梯 】
蘭峠〜林道分岐〜林道終点〜南東尾根〜高曽根山〜1389m峰〜林道〜蘭峠

喜多方三山とは、雄国山と飯森山、それに高曽根山の三山を言う。
このうち高曽根山にだけ登山道がない。
『曽根』は会津地方では「小尾根」を指す言葉であるが、県境から南に延びる尾根の一番高いところ、といった山名の由来ではないであろうか。

この山の一般的なルートは、旧米沢街道の大塩から桧原の間に位置する蘭(あららぎ)峠の西側から入山する。
蘭峠は伊達正宗が会津の葦名家を滅ぼそうとして、現在の喜多方市を攻略する拠点となった場所だ。


GW前なので、裏磐梯は比較的閑散としている。
桧原湖東岸を走行すると、未だに氷に覆われた桧原湖の奥に目指す高曽根山が見える。
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蘭峠から少し西側に下がった場所に大塩川に沿った林道が分岐する。
すでに登山者のものと思われる車が2台駐車していて、SONE車も路肩に駐車する。

この日は気温が上昇する予報だったので、足回りはスノーシューを装着する。
林道に入ると歩き始めは左に傾斜した雪面のトラバースとなる。
そこを越えと林道の幅が広くなり歩き易い。
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少し歩くと右岸に底雪崩のデブリが堆積していたが、雪のブロックはほとんど落ち切った状態であった。
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単調な林道歩きが続く。大塩川にかかる橋を何度も左右に渡る。
やがて正面に下ってくる予定の尾根が見えてきた。
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林道終点のところで三人の登山者グループを抜く。
この先は少しだけ沢床を歩くが、直ぐに右手の斜面を南東尾根に向かって直登する。
途中で振り返ると磐梯山が見えていた。

南東尾根に乗り上げるが、ここからも急登が続く。
林間が広いが、春山なので低木が残雪から顔を出していて、スキーを使用した場合は苦労しそうな感じだった。
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上部はブナの純林となり、気持ちいい登高が続く。
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途中で林間から吾妻連峰や県境の山々の風景が見られたが、それは山頂の秀逸な展望で紹介することにする。

稜線の登り勾配が緩くなると山頂は近い。真っ白な雪の丘として見えてくる。
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そして誰もいない山頂に到着。
他の登山者が登ってくる前に動画や写真を撮る。

一番見たかった飯豊連峰は残念ながら手前の低い位置に雲がかかっていたが、飯森山の眺めは急峻な山肌を見せて魅惑的であった。
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飯森山(右)と鉢伏山のアップ。
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県境の山々の遥か彼方に朝日連峰が見えている。
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特徴ある三角の兜山の奥に、蔵王連峰が霞んで見えていた。
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東には吾妻連峰西端の西大巓と西吾妻山
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ここで飯森山から西吾妻山までのパノラマ写真をアップする。(クリックで拡大します。)
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その右下には桧原湖の北岸が俯瞰できる。
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吾妻連峰の右手は安達太良山
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磐梯山は見慣れないアングルで壮絶な爆裂火口を見せていた。
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ここで飯森山バックに記念写真。
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山頂で食事をしていると三々五々、登山者が山頂に上がってきた。
最終的に7〜8パーティ、総勢15〜6人は同時に山頂にいた。
夏道のない山なのに、意外に人気のある山だったのでとても驚いた。

何時まで待っても飯豊連峰が顔を出さないし、賑やかな山頂に長居は無用と、西側の1389m峰にミニ縦走する。
この山は地元では「前高曽根」と呼ばれているらしい。
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一つ目の小ピークから高曽根山を振り返る。雪庇はそれほど大きく張り出してはいなかった。
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小ピークに乗り上げたところで、待望の飯豊本山と大日岳が顔を出した。
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前高曽根の山頂直下から高曽根山を見る。短時間で簡単なミニ縦走だった。
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前高曽根山頂は灌木で視界がなく、あまり雰囲気は良くないので休まず通過。
この山頂からなだらかな尾根が南東に下っているが、この斜面はブナの純林で素晴らしい雰囲気だった。
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途中から左に派生する支尾根を下る。この尾根は多少急で、下部は低木薮でスキーでは難儀しそうな感じ。
林道に降り立つ手前で高曽根山が再び姿を見せてくれた。
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帰りの林道は気温が上昇したためにスノーシューを履いていて正解だった。
車に戻ってから大塩温泉まで旧米沢街道を走行する。赤松の古木が往時を偲ばせてくれた。

以前から登ってみたかった高曽根山に登れて、とても満足した一日であった。


GPS軌跡です。 クリックで拡大。
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動画です。





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コメント(10件)

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高曽根でしたか。
予告編ではまったくわかりませんでした。2年前の4月にスキーで登っているのに・・・
そのときの林道にもデブリがあり、恐々として横切りました。
1389mからの滑りは興味があり、実際に林道の途中から直接登って山頂に行った知り合いもいます。
スキーでの滑りを考えれば2月〜3月でしょうか。ただ、林道のラッセルは必至ですが。
2年前も無木立の山頂からの展望は素晴らしかったことを覚えています。
みどぽん
2012/04/24 20:43
みどぽんさん今晩は。
お察しかと思っておりましたが、飯豊の位置から判断すると雄国山にも思えますね。
2年前のみどぽんさんの記事拝見いたしました。飯豊の全景が見えている時でしたね。
デブリは落ちていない時期だと通過が恐ろしいところだと感じました。
BCでは1389m峰の方が快適斜面が多い印象です。やはりパウダーが狙える時期が一番でしょうね。
SONE
2012/04/24 21:38
磐梯山も見る角度によっては見事な爆裂火口。
展望抜群でなかなかよさげなお山です。
中腹には周囲6.1mのブナ巨木があるそうですね。(^o^)
マロ7
2012/04/25 07:08
マロ7さん今晩は。
この位置から眺める磐梯山は迫力がありますね。
この山も雪山初心者向きで、しかも山頂からの展望は秀逸なものがありました。
ブナ太郎のある場所は北東尾根で、その方面から山頂までは、一か所だけ岩場を巻く危険な急斜面のトラバースがあるそうですよ。
SONE
2012/04/25 17:50
こりゃまた素晴らしい展望の山ですね。
地元の方(たぶん)に人気があるのが頷けます。
裏磐梯だとそんなに遠くはないので、来年にでも行きたい山です。
morino
2012/04/26 23:07
morinoさん今晩は。
軌跡で分岐のところまで林道歩きですので、ルートは分かりやすい山でしたよ。
帰りに駐車している車のナンバーは全て福島と会津ナンバーでした。
4月なら道路が雪道ではないのでアプローチし易いと思います。お勧めの山でした。
SONE
2012/04/26 23:30
残雪期限定ということで、登りたいと思っているのですが、デブリを見ると、ビビりが入ります。

4月中でもスノーシューの方が快適でしょうか?
NYAA
2012/05/28 23:08
NYAAさん今晩は。
デブリは一カ所だけでしたが、何時底雪崩が起きるのか時期が分かりませんでした。
今回はツボ足で登ってきた方が半数はおりました。でも帰路は気温が上昇して雪が柔らかくなったので、
スノーシューは正解だったと思います。
SONE
2012/05/29 20:19
ツボで登る人もいるぐらいなら、ワカンという選択はなかったのでしょうか?ツボ足で登れるぐらいなら、予備としてワカンを背負うのが楽そうかなと思っているもので。雪は、いろいろな状態があって難しいです・・・。
NYAA
2012/05/31 23:02
NYAAさん今晩は。
雪が固くなってくる時期なので、クランポンが良く利くスノーシューを選択しましたが、ワカンでもOKですよ。
現地に行って雪質を見ながら判断するのが一番望ましいですね。
SONE
2012/05/31 23:27

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2012.4.21 高曽根山(福島・裏磐梯) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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