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zoom RSS 2012.5.27 倉手山(山形・飯豊連峰)

<<   作成日時 : 2012/05/30 06:20   >>

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飯豊連峰の大パノラマが至近距離で見られるので大人気の山が倉手山である。
平成4年のベニバナ国体の時に、長者原起点で鍋倉山をピストンして泡ノ湯温泉に周回するルートが新規に伐られたが、民有地を通過していたために廃道になってしまった。
その後、玉川沿いの車道から支尾根を登る新規のルートが伐られ、それから多くの登山者が訪れる山に変貌した。

【 5/27 倉手山(953m) 山形・飯豊連峰 】
梅花皮荘駐車場〜冬期通行止めゲート〜倉手山登山口〜小ピーク〜倉手山(往復)

静かな山が好きなので、実は混雑しないもう少し早い時期に倉手山登山を予定していたが、予定が合わずに一番人が多い今の時期の登山となってしまった。
今回はmaronnさん、ichikoさん、そしてマスさんの三人の美女に囲まれての登山である。


少し霞んでいるが晴天の文句の言いようがない素晴らしい天気なので、最初に兼ねてから立ち寄りたかった樽口峠へ行ってみる。
樽口峠に行くルートは泡ノ湯温泉がある小玉川から登ると近いが、長者原の遥か手前の下新田の三差路に樽口峠は左折しないと行けない旨の看板が出ていたので仕方なくそれに従う。
○○ワラビ園開園の看板があちこちにあり、かなりな車がそれを目指している様子。嫌な予感がする・・・


概算で片道14km遠回りして樽口峠の展望台駐車場に着いたが、ワラビ園の料金徴収で駐車場に入るのも時間がかかった。
今回行ってみて分かったが、この樽口峠周辺(手前の樽口地区も含めて)はほぼ全山がワラビ園となっていて、この初夏の時期はワラビ採り目的の車が大挙して押し寄せてくるのである。
従って飯豊の大観を見にみた我々は完全に異端児。写真を撮りに来たと言っても疑心暗鬼の目で見られてしまった。


しかし初めて訪れた樽口峠の景色は素晴らしいの一語。
多くの観光パンフレットにも紹介されているが、飯豊連峰を見る場所としては、ここに勝る場所は無いと断言できるほどの大パノラマが広がっていた。

一枚目の写真は手前の倉手山を入れて撮影したもの。登山者じゃないと前衛の薮山にしか見えない損をしている山である。
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そしてパノラマ写真がこちら。(クリックで拡大)
手前が広大なワラビ園となっていて、邪魔な木々がないので胸のすく展望が得られる。
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景色を堪能して一方通行となっていると思っていた小玉川に下ろうとしたら、峠の下部にゲートがあり下れない。
下から車で登ってきた地元の人が鍵を開けようとしていたので、下れないか確認したが駄目だ!と言う。
この道路って公共の道路でしょ? 地元の方が通行できて、ワラビ採り以外の観光客が通行できないとは納得がいかなかった。
結局、ワラビ採り目的でどんどん車が登ってくる往路の細い峠道を14km戻るしかなく、すれ違う度にかなりな時間車を止めて待たねばならなかった。

下新田に戻り、そこから長者原の倉手山登山口を目指す。
途中にカタクリが満開の場所があり車を止めて写真を撮った。もう6月が近いのに今が満開とは驚き!
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梅花皮荘への三差路の所で車が沢山駐車していて何事か? と思ったら飯豊山荘に行く道が未だに冬期通行止めの状態でゲートで進入禁止の処置。
三差路の広いスペースには凄い数の車が駐車しており、仕方なく梅花皮荘の大駐車場まで行く。
梅花皮荘前の吊り橋が通れない懸念があったので、少し戻って車道の橋を渡った。
ここから見る玉川の清冽な流れと、飯豊連峰の景観は絵になる。
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小さな流れの傍に一輪だけキクザキイチリンソウが咲いていた。
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飯豊山荘までの車道は倉手山の山裾を巻いて行くが、岩肌が露出したスラブが多い。
落ち切っていない雪のブロックがあって通行止めになっているらしい。
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車が通らないので車道歩きもさほど苦にならず、倉手山の登山口に到着。
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登山道の下部は粘土質の滑りやすい急坂の登りが続く。
この登山道が開削されて翌年に登ったが、その時はステップがほとんど無く登りにくかった、
しかし近年の登山者の増加で以前より歩き易い。
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南側の景色が開けたところで一服。ヒメギフチョウが飛び交っている。
新緑と残雪模様が印象的な倉手山が見える。
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登山道脇には数は少ないが、オオイワカガミの花が目を楽しませてくれた。
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灌木帯にでると一気に視界が広がる。右手には西俣ノ峰の奥に朳差岳が大きい。
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背後には枯松山(左)と大境山
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残雪の向こうに長者原方面と、岩っぽい大花山が見える。
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期待していたアズマシャクナゲは終盤だった。
ヒメコマツが並ぶ小ピークを越えて少し下ると、目指す倉手山が再び見えてくる。
南側からはスラブの顕著な山容をしているが、こちらからは優しげな山に見える。
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ヤセ尾根を歩いていると左手前方に鍋倉山と合の峰が迫力ある岩山に見える。
以前、鍋倉山までGWに登ったことがあるが、ベニバナ国体で伐られた道はどうなったのであろう?
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最後の急坂を登っていると、ムラサキヤシオツツジが各所に咲いていて目を楽しませてくれた。
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そしてほぼ満員状態の倉手山山頂に到着。
狭い山頂に50名以上の登山者がいて休む場所もない。(写真クリックで拡大。)
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朳差岳だけ木々が邪魔をして見えなったが、飯豊本山から御西岳、烏帽子岳、梅花皮岳、北股岳、扇ノ地紙、地神山と飯豊連峰の巨峰群が至近距離で並ぶ景観は山岳県の山形を代表する風景であろう。
(写真クリックで拡大。)
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山頂での記念写真。皆、素晴らしい景色に満足していた。
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昼食をとる前に一通り写真に収めておく。
先ずダイグラ尾根と飯豊本山
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烏帽子岳、梅花皮岳、北股岳と並ぶ連峰北部の巨峰群。
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石転び雪渓上部のアップ。鞍部に見えるのが梅花皮小屋。
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そして扇ノ地紙から地神山に続く稜線。
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山頂は人だらけで腰を下ろす場所も無いので、飯豊本山が正面に見える空いている雪原に移動して昼食とする。
最後の締めはマスさんお手製のディプロマート(プリンのケーキ)。ichikoさんが持ってきてくれたマンゴープリンも美味しかったです。
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40名近くいる団体が帰る前に山頂を後にした。
しかしお昼過ぎでもまだまだ登ってくる登山者が多く、各所で渋滞気味となる。
概ね登山者をパスした後は快適な下り。正面の大境山を見る余裕も出てくる。
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ノンストップで登山口まで下ると、下界では夏を思わせる暑い陽気となっていた。

梅花皮荘前の吊り橋から玉川と飯豊連峰を見る。川面を吹き抜ける風は爽やかであった。
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帰路は山形の旨いらーめん店を3軒も回ったが、全て準備中で食べられなかった。
(ネットで営業時間を調べる予定でいたが、土曜日にモデムが故障してしまい出来なかった。)
結局、以前は良く立ち寄っていた笹谷の渓流らーめんで味噌らーめんを食べて帰った。

倉手山の大展望よりも、大挙して人が押し寄せたワラビ園の方が印象に残った山であった。

GPS軌跡です。

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動画です。





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コメント(20件)

内 容 ニックネーム/日時
まだ、通行止めでしたか。
それにしてもここの展望は最高ですね。
前回、下山して越後屋さんのソバを食べたのですが、一泊つきでの熊ラーメンの値段は凄かった。
マロ7
2012/05/30 06:55
マロ7さんおはようございます。
登山口まで大した距離じゃないので良かったですが、飯豊山荘まで歩くとかなりな距離がありますね。
マロ7さんは早朝登ったので混雑しなかったみたいですが、展望も凄いけど人も半端じゃなく多かったです。
>一泊つきでの熊ラーメンの値段は凄かった・・・食べる人いるのでしょうかね(笑)
今回は長井の馬肉ラーメンにすれば良かったですよぉ。
SONE
2012/05/30 07:03
ここからの飯豊の大展望は素晴らしいですね。沢山の人が来るのが頷けます。虫も多そう。(笑)
今年は久しぶりに飯豊に行くつもりですが、こうしたパノラマを見ると早く飯豊に行きたくなります。(もっと雪が融けてからですけどね)
morino
2012/05/30 09:09
morinoさん今晩は。
石転び雪渓の全景を見るのは鍋倉山の方がいいのですが、倉手山は朳差岳まで至近距離で見える点がポイント高いですね。
今回はブユは余り気になりませんでしたよ。八森山で大群見ているからでしょうかね(笑)
飯豊に行くなら6月中旬以降ですね。今は冬と夏が同居している状態です。
SONE
2012/05/30 17:40
美女三人とこの景色では何もいうことはありませんね。
しかも美味しい差し入れ付きでは。
みどぽん
2012/05/30 18:37
みどぽんさん今晩は。
珍しく女性ばかり連れての山行となりました。皆さん絶景に驚いていましたよ。
美味しい差し入れは甘党の私には最高です
SONE
2012/05/30 19:41
素晴らしい景色です。物凄く人気のある山なんですね。
あれっSONEさんのお鼻下の長さが何時もより、すこ〜〜〜し長く感じられますが・・・(大笑)
ハーレム登山でしたね!!(*´∀`*)
とむかの
2012/05/30 21:52
とむかのさん今晩は。
飯豊連峰随一の展望台ですから人気も半端じゃないですね。
珍しく女性陣と一緒の山は美味しいものも沢山頂けましたよ(笑)
SONE
2012/05/30 23:16
いやーッ 本当に素晴らしい飯豊の展望台ですね。
遮るものも無く登る価値十分の山です。
残雪と新緑がとても美しい!
飯豊の山の大きさを改めて感じました。
動画も綺麗ですね〜
ミニミニ放送局
2012/05/31 11:20
ミニミニ放送局さん今晩は。
標高差700mしか登らないのに素晴らしい展望が得られる山ですよ。
是非一度は登ってみてください。大満足されると思います。
写真や動画では至近距離の感覚が表現できないのがもどかしいです。
動画は動きを抑えて景色をよく見える撮影にしました。お褒め頂いてありがとうございます。
SONE
2012/05/31 19:17
SONEさん今晩は!コメントしてませんでしたが勝手に楽しませて頂いてました。この地にこんなに素晴らしい景色が観れる地があったとは。相変わらず丹沢を歩き続けてますが富士山より綺麗ですね。
将パパ
2012/05/31 20:56
将パパさん今晩は。あれっ翔の字が将になっていますね(笑)
倉手山の東側に車で行ける最高の展望地が樽口峠なんですよ。
丹沢もいろいろなルートが四通八達している様で飽きないでしょうね。
私も富士山が見える山域だと富士山の姿を探してしまいますよ。
SONE
2012/05/31 21:30
6月近くのカタクリ満開に驚きとは!東北の山は5月いっぱいで終わってしまうのでしょうか?新潟の二王子岳とか守門岳は6月上旬で満開でした。
展望大好きなので、倉手山は気にはなっていたのですが、こんなに混雑するとは!
茨城から行く私としては、石転び雪渓を目の前にすると、やはり登りたくなってしまいます。ちょろっと倉手山という気分ではないんですよね・・・。でも、この展望とカタクリ。いいなあ・・・。
NYAA
2012/05/31 23:16
長丁場の運転お世話様でした。
ド迫力の山塊に大興奮!こんなに近場に見られ鳳凰三山から北岳眺めた時のようで感激でした。
人の多さも、その前にワラビ取りの車列、人々にもビックリでした。
飯豊に行きたい気持ちがぐぐっと高まりました。
マスさんの美味しく珍しいケーキもごちそうさまでした。
姥は若い人たちに迷惑かけないよう頑張りましたぁ〜
maronn
2012/05/31 23:32
NYAAさん今晩は。
山の稜線では6月ごろまでカタクリは普通に咲いていますが、麓の民家の横で満開だったので驚きました。
中越の豪雪地帯なら6月でも雪消えの後で咲く場所は沢山あるでしょうね。
倉手山の混雑は予想を越えておりました
関東から飯豊まで遠征されるとやはり飯豊の稜線まで登りたくなってきますよね。
SONE
2012/05/31 23:35
maronnさんお疲れ様でした。
>姥は若い人たちに迷惑かけないよう頑張りましたぁ〜、動画撮影している時にドンドン登って行ってしまうので、追いつくのが大変でしたよ(笑)
飯豊の大きさが良くわかる山でしたが、今の時期は何時もあんなに混雑しているのでしょうかね?
ワラビ採りはあの日が開園日で、午前10時からお昼までの2時間だけ採取できるそうですよ。
SONE
2012/05/31 23:40
良いお天気ですね。
この時期は大型バスでの団体さんもいらっしゃるので、時間をずらす工夫が必要ですね。
みいら
2012/06/02 14:38
みいらさん今晩は。
確かに凄い数の団体さんが登っていました。
夜明けとともに登って、皆さんが入山するころに下山が一番望ましいですね。
SONE
2012/06/02 17:03
おはようございます。
昨日、友人が家族で倉手山へ登っておりました。
人気の山なのですね。
石転び雪渓実際に見てみたいです。
滑るのは遠慮しておきます(^_^)
ナカシィ
2012/06/04 09:03
ナカシィさん今晩は。
登山道が整備されてから一気に登る方が増えたそうですよ。
石転び雪渓は出合までなら簡単に日帰りできますよ。それより上はピッケル&アイゼンが必要です。
滑っていて転んだらかなりな距離を滑落しそうですね。
SONE
2012/06/04 19:08

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2012.5.27 倉手山(山形・飯豊連峰) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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