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zoom RSS 2012.5.5 白沢五山(宮城・西部丘陵)

<<   作成日時 : 2012/05/08 17:10   >>

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JR仙山線陸前白沢駅の南側に五つのぽこぽこした山が並んでいて、それは白沢五山(五ツ森)と呼ばれている。
昔の広瀬川の河川浸食によって形成された山々であるが、この五山を一日で踏破した事はなかったので、新緑の里山を楽しもうと出かけてみた。

【 5/5 白沢五山(箱ノ倉山:350m)(前山:346m)(五郎山:370m)(岩垂山:348m)(小塚山:350m)(
大森山:364m) 宮城・西部丘陵 】

赤生木〜箱ノ倉山(函ノ倉山)〜三方分れ〜前山〜三方分れ〜五郎山分岐〜五郎山〜〜五郎山分岐〜岩垂山(岩俵山)〜小塚山(小森山)〜馬の神峠〜大森山〜北東尾根経由:大針口〜赤生木

最近は中青葉丘陵とも呼ばれており、五山を駆ける縦走は長峰縦走路として中高年の登山愛好者に親しまれているのが今回の白沢五山である。
何れの山も北側が急斜面になっていて、谷間の出口が扇状地を形成している。

以前は確かな登山道を有するのは前山のみで、箱ノ倉山は迷路状の分かり難い山道を抜けて山頂に達した。
その他の山には全く登山道は存在せずに、各々の山を薮漕ぎで登ったのはかなり前の事だった。
今回、白沢五山を車一台で縦走するためにどのようなルートを採るか色々考えてみたが、前山登山口に当たる赤生木地区に車を止めて、西側の箱ノ倉山から順に登って車道を歩いて車に帰る方法が一番効率的に思われた。

GWで渋滞している国道48号を離れて赤生木地区の車道に車を止める。
赤生木地区の一番西側の民家がある場所から車道は橋を渡って奥に続いているが、イノシシ避けのフェンスに一カ所だけゲートがあり、それを跨いで杉林に入る。
急斜面を登り箱ノ倉山の北東尾根に出ると、そこには思いがけず作業道が切られていた。
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これは楽勝で箱ノ倉山山頂に着けると思っていたが、そうは問屋が卸さない。
途中で間伐された杉林に入ると、枝や幹が地面に散乱して登り難い斜面となってしまった。
伐採用のブル道に一旦出て、その後は山頂に直登する。

たどり着いた箱ノ倉山山頂は、登頂記念の白い杭が沢山立っていてうるさい感じ。
写真だけ撮って長峰縦走路をスタートさせた。
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長峰縦走路に入ると急に道幅が細くなる。白や赤のテープが付いているので迷うことはない。
道中、トウゴクミツバツツジヤマツツジの花が単調な樹林帯歩きに変化を付けてくれた。
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三方分れと名前が付けられた三差路を左折して前山を往復する。
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途中にある裸地は以前は大東岳や戸神山に展望が開けた場所であったが、手前の赤松が伸びてしまって展望はなくなった。
前山山頂近くでガサゴソ逃げていく獣の気配を感じたが、何者かは確認できなかった。
そして水準点の標石だけある前山山頂に到着。
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白沢五山を一筆書きで歩こうとすると、稜線から北側に離れた前山の扱いが難しくなる。
一旦天皇神社を経て箱ノ倉沢に下り、そこから岩垂山へ直登すれば完璧な一筆書きができるが、唯一展望がある五郎山も外せないので、一筆書きに拘らずに往路を三方分れまで戻った。

五郎山分岐を右折して今回の山歩きで一番標高が高い五郎山に向かう。
その山頂で昼食とする。涼しい風が吹き抜けていた。

北西方面だけ展望が開けていて泉ヶ岳と北泉ヶ岳が見えるが、後白髪山や三峰山は厚い雲がかかっていた。
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熊ヶ根のヒグリ山も良く見える。下を走る国道48号は上り線が渋滞していた。
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ドーム状の頭だけ見えているのが作並の鎌倉山
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五郎山で休んでいると中高年の女性4名、男性1名のパーティが賑やかに通り過ぎていった。
白沢峠方面に向かっているみたいだ。この日出会った登山者はこの1パーティだけ。

五郎山分岐に戻り、岩垂山に向けて歩きだす。
日当たりの良い林床にイカリソウが群生していた。
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しばらく歩いていると先頭を歩くマスさんが珍しい花を見つけた。
ギンランの変種であるユウシュンランだ。
名は植物学者の工藤祐舜の功績を称えてつけられたもので、やや湿った腐葉土に生える。
葉は上部の1個だけが大きく、その他は退化して鱗片状になるのが特徴。絶滅危惧U類(VU)。
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岩垂山の頂稜西側はカタクリの大群生地となっていた。
今は残り花が少し見られる程度だが、花の最盛期に訪れれば素晴らしい花園が見られたはずである。

そして岩垂山山頂に到着。
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少し戻って南側に一気に下って縦走路に復帰。
ここから縦走路は笹が被って雰囲気が悪くなる。

小塚山への取りつきはゴルフボールが付いたロープを利用して法面を登る。
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短時間で小塚山山頂に着いた。マスさんの服にササダニが付いていたらしい。
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大森山鞍部の馬の神峠への下りが厭らしかった。長雨で足場が滑るので木につかまって降りた。
石碑がある馬の神峠。車のない昔は秋保から愛子に抜ける主要な峠道だったのであろう。
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ここから大森山への登りは今日の行程の中で一番山道らしい登り。
太い赤松が生える急な斜面を左に斜高気味に登っていく。
そして三角点がある大森山に到着した。これで白沢五山全山踏破である。
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少し休憩した後に北西尾根を大針へ下る。
この尾根は細い作業道があり下り易いが、尾根末端のところで道が不確かになるのは難点。
小さな砂防ダムを見ると、馬の神峠から下ってくる道と合流する。

山神の社を左手に見ながら杉林を下ると、イノシシ避けのフェンスと手動で開けられるゲートがあった。
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そこから適当に農業用水の堀沿いに歩いて車に戻る。
その途中で白沢五山のパノラマ写真を撮った。
左から大森山、小塚山、岩垂山、前山、箱ノ倉山と並んでいる。(写真クリックで拡大。)
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車道を歩いていると晴れた空に船形連峰の後白髪山が残雪に輝いて見えていた。
帰路は渋滞にも合わずに帰宅できた。


GPS軌跡です。(クリックで拡大。)
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動画です。







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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
仙台近郊の里山シリーズで楽しんでおられますね。
こちらは、どこも踏めずにいます。SONEさんの写真で登った気分になれます。
yuji
2012/05/08 21:43
yujiさん今晩は。
お忙しい時期でしたからなかなか山に行けなかったですね。
でも天気が悪かったので、近郊の里山でのんびりしておりました。
SONE
2012/05/08 21:58
一筆書きには前山がネックですね。誰か新道開削しないかな。(笑)
イカリソウあるんですね。見てみたいです。
morino
2012/05/09 12:17
トウゴクミツバツツジやヤマツツジが咲きだしましたね。
箱ノ倉山から前山に至る直近ルートがなぜかあるような気がしてならない。(望笑)
この時期、ここは行ったことがないのです。
マロ7
2012/05/09 19:46
morinoさん今晩は。
どう考えても一筆書きは前山を一旦降りなければ難しいです。
箱ノ倉沢が中間にあるので、結局沢に下りなければならないんですよ。
イカリソウは沢山咲いていましたよ。
SONE
2012/05/09 22:58
マロ7さん今晩は。
morinoさんへのコメント返しでも書きましたが、箱ノ倉沢が三方分れまで入り込んでいるので、一度降りなければならないですよ。
展望があまり望めない山々ですが、花を見に行くのもいい山ですね。
SONE
2012/05/09 23:09
何かヒントがないかなぁ?と、昨年5月5日「白沢五山」見ていてゴロ山の記事に賑やかに通り過ぎた中高年のパーティー…とは、なんと私たちでした(@_@)。アベックさんの邪魔しちゃ悪いものねと、通り過ぎたのです。当時soneさんのブログのこと知らないでいましたから<(_ _)>
くんくん
2013/01/10 18:35
くんくんさん今晩は。
へぇ〜、あの時のパーティのお一人がくんくんさんでしたか。
山の世界とは結構狭いものですね(笑)
かなり山慣れた方々とお見受けしましたよ。
SONE
2013/01/10 20:55

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