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zoom RSS 2012.6.28 祝瓶山(山形・朝日連峰)

<<   作成日時 : 2012/06/29 22:25   >>

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いろいろ忙しくて山に登れないでいたマスさんと休みを合わせて祝瓶山に登ってきた。
マスさんにとって祝瓶山は憧れの山だったそうだが、今まで何回か登ろうと計画しては悪天候で延期を繰り返していたのだ。何回目かの正直で、やっと梅雨の中休みの晴天が期待できる日が訪れた。

【 6/28 祝瓶山(1417m) 山形・朝日連峰 】
祝瓶山荘〜野川の吊り橋〜桑住平〜東尾根経由:祝瓶山〜鈴振り尾根経由:稜線縦走路分岐〜赤鼻尾根分岐〜桑住平〜野川の吊り橋〜祝瓶山荘

この山に最初に登ったのは今から35年前。確か7月初旬の事と記憶している。
当時は山の端にかかる頃からダート道となり、木地山ダムを越えた付近からは極悪路となりアプローチが大変であった。しかし現在は長井ダムが完成し、それに伴って道もかなり整備されアプローチは格段に良くなった。

木地山ダム湖畔から眺めた祝瓶山。三角形の整った姿をしている。
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平日にもかかわらず祝瓶山荘前には数台のRV車が止っていた。
釣り目的の方もいるかもしれない。

昔の林道跡に沿って歩くと僅かな距離で野川を渡る吊り橋にでる。
中間部から少し傾いていて歩き難い。
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平坦な道を歩いていくと左折して山道に入る。
登山道が一部崩落してロープが土壁に備えられた場所を慎重に過ぎる。
途中で祝瓶山の急峻な東面が見える場所があった。
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湿地を右手に見て進むと桑住平に出る。
ミズナラの大木があったり、鬱蒼とした原生林は単独で歩くと薄気味悪く感じるところだ。
咲き残りのユキツバキを見て、小沢を渡ると赤鼻尾根と東尾根の分岐に出る。
ここは左折してカクナラ沢を渡渉する。

ヌルミ沢を渡る個所はこの冬に大規模な雪崩があったらしく、太いブナがなぎ倒されていた。
しかし登山道に関してはチェンソーで邪魔な倒木を伐採処理している。

ここで休憩。祝瓶山が見上げる角度で急峻に立ち上がっている。
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最初はブナの森、そして低木林と高度を上げるに従って植生が変わる。
日陰の涼しい樹林帯は早い時間に抜けだして、展望が開けた急峻なヤセ尾根の登りとなる。
太陽が背中から差しこんで暑い!

ふと足を止めるとヤマツツジの赤が目に飛びこんできた。
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ヤセ尾根の左手にはコカクナラ沢右岸の荒々しい岩壁が望める。
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右手にはヌルミ沢のスラブと大玉山、そして西朝日岳が見えてきた。
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凄まじい急登が続くが、中段辺りからヒメサユリが咲いていた。
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朝日連峰においてこれ程の雪蝕地形を眺めながら登れる山は、祝瓶山と北の障子ヶ岳だけであろう。
迫力あるスラブ壁を眺めながら爽快な登りを続けていく。
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登山道が南斜面に回り込む地点では、正面に飯豊連峰を眺めながら歩く。
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祝瓶山から南に重畳と連なる山々。手前から柴倉山、合地峰、三体山
このうち柴倉山だけが未登の山だ。
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最後は足場の悪い草付き斜面の急登となる。
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山頂では二人の男性が山座同定をしていた。
先ず四周の主だった山々を撮影する。
先ずは朝日連峰の主稜線。左から袖朝日岳〜西朝日岳〜中岳〜大朝日岳。
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北西には雪蝕地形が目立つ巣戸々山
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東斜面を怖々覗きこんで、登ってきた東尾根を俯瞰する。
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南東には吾妻連峰。木地山ダム湖も確認できる。磐梯山は霞んで肉眼でやっと見えている状態。
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山頂で朝日連峰バックに記念写真
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既登、未登の山々を眺めながらコーヒーを飲んで、マスさんお手製のホワイトチョコのベイクドチーズケーキをいただく。
サワークリームが入って、思いのほか濃厚な味わいのケーキでした。
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昼ごはんは東尾根の途中で食べてきたので、山頂での休憩は30分程度で切り上げた。

山頂からは鈴振り尾根を下り、途中の分岐から右折する。
下り始めのところで西側の山々を眺める。今年登った白太郎山が同定できて嬉しくなる。
(写真上部右手の二つ盛り上がった右手の山。)
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鈴振り尾根の下り始めはかなりな急斜面だ。
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尾根が顕著になると再びヒメサユリの花が見られるようになる。
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分岐で先行しているマスさんが見当たらないので、もしかしてそのまま直進しているのでは? と大声で呼びかけたら、間違って五味沢方面に直進していたマスさんが戻ってきた。
この分岐は指導標が倒れていて間違いやすい。

右折して少し下ったところから山頂を振り返る
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展望の良いヤセ尾根を大朝日岳を眺めながら下っていく
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鈴振り尾根の東側の斜面も急峻な岩壁だ。
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祝瓶山のヒメサユリは標高が低いので終盤の感じ。土壌が痩せているせいか全体的に小ぶりな株が多い。
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でもこんなに咲いているのを見れたので満足・・・
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刈り払いが不十分な道を下っていくとブナ林の鞍部に出る。
ここから赤鼻尾根分岐まで多少の登りがあるが、そんなにきつくはない。

赤鼻尾根はザレた個所が多く、ロープや鎖が貼られた場所が何か所もある。
マスさんはストック、私は三脚をザックにしまって下った。

樹間に祝瓶山を望める個所があり、その都度立ち止って形を変えて行く祝瓶山を眺めた。
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アップにすると東北のマッターホルンと異名をとる理由が良く分かる山容をしている。
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やがて沢に降り立つが、そこは豊富な残雪に覆われていた。
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東尾根分岐のところで沢に立ち寄り汗を拭いた。
この日の山形は気温29.5度まで上がったらしい。一足早い夏山を先取りした感じの登山であった。


動画です。




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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
前に祝瓶山に登った時にここでヒメサユリを見たいと思いましたよ。
独立峰で360度の展望は最高ですね。
今日は、予期しない出会いとなりました。(^^)
マロ7
2012/06/30 21:24
こんなにヒメサユリが咲くところだったのですね。来年は再訪しなくては。
ここから見る朝日連峰は素晴らしく、このまま歩いて行きたくなりますね。
そのうちここから、あるいは朝日から歩いてみたいものです。
morino
2012/06/30 21:51
マロ7さんおはようございます。
ナイスなロケーションの中でヒメサユリが見られましたよ。
この山頂の展望は素晴らしいですね。
まさか山頂でお会いできるとは思いませんでした。レポが楽しみです。
SONE
2012/07/01 07:46
morinoさんおはようございます。
一番最初に登った時がちょうどヒメサユリ満開のときでした。
今の時期と紅葉期がこの山の一番お勧めの時期ですね。
大朝日までの縦走路はかなり薮がかかっている印象でした。かなりハードな縦走路ですね。
SONE
2012/07/01 07:49
SONEさんこんにちは。凄いなー。今の私の憧れが剣岳なのですが死ぬわけいかないし・・・朝日連峰にはこんな凄い景色が広がっているのですか。山形に五年も赴任していたのに何をしていたのか後悔然り。とにかくこの景色に感動です。
翔パパ
2012/07/01 19:05
翔パパさん今晩は。
剣岳とは比べようもありませんが、山形県では有数の鋭峰ですよ。
登ったルートは直線距離2kmで標高差800m登りますので、その傾斜角はかなりなものですね。
こんな山が全国的には無名なので山形県の山の多さが分かりますね。
SONE
2012/07/02 00:33
SONEさん今晩は。居ても立って居られずこの三連休二ヶ月振に仙台に帰りました。目的は祝瓶山を観に行く!木地山ダムまで雨の中を婆さんと妻を連れて行きましたが山荘までの未舗装路は諦め、山さえも観れずに帰って来ました。例え晴れて居ても仙台では山には行けないんだ!その確認だけして帰って来ました。
翔パパ
2012/07/18 21:57
翔パパさん今晩は。
連休に帰仙されておりましたか。
雨の中をあの細いワインディングロードの走行は大変だったでしょうね。
苦労した甲斐なく、祝瓶山が見えなくて残念でしたね。
昔は山荘まで延々悪路の行程でしたが、今はかなり走行し易い道になったのですよ。
SONE
2012/07/18 22:38
はじめまして。
私も祝瓶山登ってみたいのですが、木地山ダムから登山口までの林道は
結構荒れているのでしょうか?

当方、ワゴンRなので、問題なく通れるか心配です。
sogatch
2012/08/31 12:07
sogatchさんコメントをいただき有難うございます。
私はRV車なので、車の轍を気にせずに走行しましたが、この日は普通乗用車も登山口まで入っておりました。
ワゴンRの最低地上高は分かりませんが、段差や轍の部分をゆっくり走行すれば大丈夫な路面状況だと思います。
俗に言う悪路といった林道ではありませんでしたよ。
SONE
2012/08/31 17:18
林道情報ありがとうございました。
そもそも、軽で林道走ろうというのが間違っているのかもしれません(苦笑)
先々月、沢内から和賀岳登山口まで走ったのですが、大雨後ということもあり、
かなりの悪路で、フロントスポイラーを擦りました(泣)

私はトレラン(のつもり)なのですが、山情報役立ちます。
また寄らせて頂きます。
sogtach
2012/09/01 14:01
sogtachさん今晩は。
あまりお役に立てない情報だったと思いますが、確かに大雨の後では走行は厳しいかもしれませんね。
和賀登山口は私の車でも悪路という感じがしました。
今後もよろしくお願いします。
SONE
2012/09/01 19:53

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2012.6.28 祝瓶山(山形・朝日連峰) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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