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zoom RSS 2012.8.11 裏岩手縦走路(岩手・八幡平)

<<   作成日時 : 2012/08/14 14:13   >>

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愛知の岳友人sakaさんが久しぶりに来仙するので、マスさんも連れて八幡平に出かけた。
初日は松川温泉から瞼岨森〜諸桧岳〜畚岳を越えて、アスピーテラインの山頂に抜けるロングコースを歩いた。

【 8/11 裏岩手縦走路(瞼岨森:1448m〜諸桧岳:1516m〜畚岳:1578m 岩手・八幡平 】
松川温泉〜丸森川〜水場〜三差路〜大深山荘〜瞼岨森〜前諸桧〜諸桧岳〜畚岳〜樹海ライン〜アスピーテラインの山頂=自然散策バスにて松川温泉

お盆休みに入ったため東北道の交通量は多く車の走行には気を使った。
この日の登る山は八幡平ICに着いてから正式決定するつもりだったが、思いのほか天候が良く、午前9時前から登りだせそうなので、当初の予定通り裏岩手縦走路を歩くことに決めた。
最終バスに間に合わなければ、タクシーを呼んでもいいと気楽に考えていた。

3年ぶりに松川温泉に着く。松川地熱発電所の奥に三ツ石山が見えている。
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登り始めて変電所を過ぎ、ブナの森に入ったところで私がデジカメを車に忘れたのに気が付く。
ザックをsakaさんに預けて、空身で車に取りに戻った。この間約10分のタイムロス。
駆け下って、駆け登ったので結構体力を消耗する。
結局1.5km程度先で二人に追いついた。

丸森川にかかる木橋は真ん中から折れているが、注意して渡ることは可能。
ここから急登が始まる。上倉沼が見えるところで休憩する。
上部には中倉山が望める。
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振り返ると岩手山が雲の間から見えている。
この日の岩手山は雲がかかっている事が多く、時たましかその雄姿を見せてくれなかった。
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急坂の途中にある水場に着く。右手に湧水が出ており、冷たく甘露な水で一息つけた。

進行方向が西に変わるとやがて三差路に着く。
左手が源太ヶ岳、右手がお花畑を経て大深山荘に至る道だ。
時間が押しているので源太ヶ岳には登らずに、右手の道に入っていく。
分岐付近にはミヤマダイモンジソウが咲いていた。
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直ぐに最初のお花畑に出る。ここはタチギボウシが花盛りであった。
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道中ずっと咲いていたクルマユリ。濃いオレンジ色が遠くからでも目立つ。
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源太ヶ岳の北面をトラバースしていくと二番目のお花畑に出た。
このお花畑の規模は大きい。
八幡平から茶臼岳に長く伸びる山稜が一望できる。
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お花畑に咲いていたトウゲブキ
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ここで特に綺麗だったのがキンコウカ。斜面の上の方までレモンイエローの花園がつながっていた。
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八幡平を正面に見ながら花の山旅は続く。
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水場への分岐があり、興味があったので水場方面に右折する。
直ぐに湧水地帯があり、水辺にミヤマアケボノソウが咲いていた。
この花は岩手県では早池峰山と大深岳にしか自生していない珍しい花である。
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水場に至る木道周辺も色とりどりのお花畑。タチギボウシが今の主役である。
先を急いでいる行程なので、じっくり花の撮影が出来なくて残念。
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水場で再び美味しい湧水を飲む。
その先まで道が伸びていて、湿原から少し登るとひょっこり大深山荘の前に飛びだした。
木の香りが香ばしい綺麗な避難小屋だった。
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ここから裏岩手縦走路を北上する。
オオシラビソに覆われた緩登緩降が続く道で体力的には楽である。
右側が切れた山稜を歩いて行くと、下に鏡沼が見下ろせた。奥の山は茶臼岳。
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瞼岨森は展望の良いピーク。ここで大休止してぼた餅を食べる。
吹き抜ける西風は秋の寒さを感じるほどだ。

西側の眼下には大深沢の原生林が広がっていて、山の奥深さを感じさせる。
曲崎山のこんもりとした山容が特に目立つ。秋田駒ケ岳は頭を雲に隠していた。
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瞼岨森の山頂付近にはハクサンシャジンの花が多かった。
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北側の小さな岩場のピークから瞼岨森の山頂を振り返る
奥に見えている平頂が大深岳。
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前諸桧へは一旦大きく鞍部まで下る。
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前諸桧の登りの途中で咲いていたヨツバヒヨドリ
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展望皆無の前諸桧を過ぎて緩やかに下るとミツガシワの繁茂する沼に出た。
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諸桧岳との鞍部にある石沼
ほとんど水が涸れて、文字通りの石沼になっていた。
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諸桧岳の標識は最高点ではなく一番北側のピークにあった。
笹に覆われた山頂付近は南側の展望が良い。
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石ゴロで歩き難い道を畚岳鞍部まで下る。
ここには立ち枯れて白くなった木々が、独特な景観を見せる沼があった。
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森の中をひたすら登っていくと最終ピークの畚岳が近づいてきた。
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畚岳の分岐から左折して急坂を登れば山頂は僅かの距離。
そして終に畚岳山頂に着く。
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山頂から見た八幡平とアスピーテライン。(クリックで拡大。)
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何とか15時15分発の最終バスに間に合いそうなので、畚岳山頂で少し休憩した。
南側には諸桧岳の奥、彼方に大深岳が見えていた。

樹海ラインに出る手前の風衝地から畚岳を振り返る。
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樹海ラインをアスピーテラインまで歩き、バス停を確認する。
すると八幡平自然散策バスが臨時で出ていて、下のバス停から15時10分に発車し、しかも樹海ラインを通って松川温泉に下れる事がわかった。これはラッキー

距離15.6kmと長い縦走路であったが、比較的天気に恵まれ、オオシラビソの原生林と多くの湖沼に彩られた最高の登山道であった。
松川温泉に戻り、車で本日の宿:ペンション・ラムに向かったのである。


動画です。






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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
なるほど!
このコースも良いですね!!
八幡平から三ツ石を経て松川温泉に下るルートも最高ですが
このコースもなかなか良いですね。
バス時間を考えると
車二台で行こうと思いますが。
先日源太ヶ岳を歩いた時は
タチギボウシは固い蕾でしたが
開いていたんですね。
19日に再度源太ヶ岳を歩く予定ですが
アケボノソウはきっと終わりでしょうね。
お疲れ様でした
桜子
2012/08/14 17:50
裏岩手縦走路は我が家も去年歩きましたが開放感があって非常に気持ちがよい路ですね。
ただ、天気が良いと相当暑そう!

もしかしたら、今回は春のスキー縦走の下見ですか?
実行に移されるときは一報をお願いします。
mt.racco
2012/08/14 18:57
桜子さん今晩は。
逆コースですと山頂行きのバス時間が遅いので、車一台の場合は今回の北上コースになってしまいますね。
車二台なら逆コースの方が楽だと思います。
あのお花畑は行く度に違う花が咲き誇る場所だそうですね。
時期を変えてまた行きたくなりました。
ミヤマアケボノソウは未だ咲いているかもしれませんよ。湧水が豊富に出ている草むらに咲いていました。
SONE
2012/08/14 19:09
Mt.Raccoさん今晩は。
昨年のレポ、再び拝見させていただきました。
9月ですがお天気に恵まれた最高の縦走でしたね。
今回は曇りベースでしたので、休憩中は長袖が必要なほど寒かったですよ。
春スキーも山スキーだとシールの付け外しが面倒なアップダウンですね。
それより樹海ラインからの取りつき個所をバスで確認できました。そっちから入山して源太ヶ岳近辺を滑りまくりたいですね。
SONE
2012/08/14 19:14
ミヤマアケボノソウは見たことありません。素敵な花ですね。
裏岩手は日頃から行きたいと思っていますが中々行けません。
心理的な距離感なのですかね。
morino
2012/08/15 08:55
morinoさん今晩は。
ミヤマアケボノソウは早池峰山から鶏頭山への縦走コースでよく見かけます。
宮城県で咲いている山は無いかもしれませんね。
裏岩手は車で行くと鳥海山より速い時間で行けます。大半が高速使っていけるのがいいですね。
SONE
2012/08/15 22:04
 いつも拝見、参考にさせて頂いてます、
僕も来週、裏岩手を計画しています
距離、時間都合上登山口立は、おひる近くなると思います
滝の上より三石山荘一泊、大白山荘二泊目、三日目乳頭山を回って滝の上戻り
SONEさまは、このコースもちろん歩かれてますね?

あと、森吉山か、逆に戻り夏油の経塚山でもと登ろうと思います

今回のこのコースもいいですね♪
ミヤマアケボノ草に逢いたいですね♪
因みに、八幡平からの松川温泉までのバス料金と
タクシー代はおいくらぐらいでしょうか
残暑お見舞い申し上げます
2012/08/16 09:18
残暑お見舞い申し上げますさん、コメントをいただき有難うございます。
裏岩手から乳頭山に至るコースを予定されておりますか。
静かな縦走路と聞いていますが、私は未だに歩いておりません。行ってみたい山のひとつです。
お天気に恵まれれば良いですね。八幡平から松川温泉まで樹海ラインを通ると17kmあります。
タクシー料金は呼び出しまで含めて6000円程度と思いますよ。
バス料金は自然散策バスで530円、東八幡平で乗り換えると1000円です。
SONE
2012/08/16 10:25

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2012.8.11 裏岩手縦走路(岩手・八幡平) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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