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zoom RSS 2012.11.25 オボコンベから桐ノ目山(宮城・二口山塊)

<<   作成日時 : 2012/11/26 23:26   >>

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最初は別の山に行く予定だったが、奥羽脊稜山脈に雲がかかって午前中は見えないと判断。
急遽予定を変更して、久しぶりに中の森沢経由でオボコンベに登ってきた。

【 11/25 オボコンベ(約600m)から桐ノ目山(711m) 宮城・二口山塊 】
尾根ルート登山口〜滝倉沢〜西の森沢〜589m独標〜オボコンベ〜メインコース分岐〜桐ノ目山〜送電線鉄塔〜本砂金川の橋〜林道経由:尾根ルート登山口

2009.11/1に単独で中の森沢経由で登っているが、今回はマロ7さんmorinoさん、maronnさん、マスさん、そして新人の山ガール;shihoちゃんを連れての賑やかな山行となる。

足回りはスパイク長靴の装備だが、shihoちゃんだけ登山靴なので、お助けロープをマロ7さんが用意した。
沢登りに慣れていない場合、最低2カ所でお助けロープを必要とする。

このコースは拙ブログで過去2回紹介しているので、今回は写真メインで、余り詳しい説明は省くことにする。
但し、中の森沢コースは一般ルートではなく、あくまでもバリエーションルートなので、道標を含めた道としての整備は一切ない。一部で滝を登るところもあり、倒木も多く、落石の危険性もあるので、地図読みやルートファインディングに長けた熟達者の同行が望ましい。
拙ブログを見て、同コースを登って事故が発生しても責任は取れませんので悪しからず・・・


尾根ルート登山口に駐車して、本砂金川を渡渉。
渇水期なので石飛びで渡れる水量であった。
古い林道跡を登り、途中から滝倉沢に並行した作業道に入ると、自然に滝倉沢に出合う。
少し遡行すると舗装道路を彷彿とさせる滑床が延々と続く
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しばらく行くと最初の二俣。ここを左俣に入る。
因みに右俣は直接オボコンベに突きあげているが、最後は超急峻な土壁に阻まれてしまい、尾根に抜けるのはかなり危ない思いをする。
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この先は春先の豪雨により、各所で土砂崩れが起きていて、倒木の乗り越えに苦労するところも出てくる。
綺麗だった二条の滝も倒木で荒れた風景に変わっていた。

一番懸念していた、以前の川崎豪雨時に大規模に崩れた個所は、今回は問題なく通過できた。
次の二俣は右へ。ここから中の森沢と名前が変わる。
倒木が多くて、行く手を阻むところも多かったが、概ね危険を感じずに通過できる。
途中に6m程度の傾斜のある滑滝が出てくるので、ここでお助けロープを出した。

その後は溝状の谷底を進む行程となる。
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源頭近くに10mと6mの滝が連続して出てくる。
地籍調査の時には左岸を高巻いて通過したと思われる場所だ。
同様に高巻きすれば簡単に通過できるが、最初の10m滝が登れるので、右壁から登って立木にロープを巻いて後続を引き上げた。
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写真では小滝にしか見えないが、上から見下ろすと高度感がある。
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次の滝は直登不可能なので左岸を高巻く。
今回はそのまま薮を漕いで589m独標に登りつめた。
その途中でオボコンベの岩塔が梢越しに望める。
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オボコンベへの最後の急登。
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木を掴んで攀じ登ると尾根コースに合流する。
北側の展望が開けて、本砂金川対岸の鷹ノ巣山が大きく見える。
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山頂には山形からいらした4人組の男性登山者が休んでいた。
展望の良い山頂から四方を見渡す。
脊稜山脈には雲がかかって、雁戸山、仙台神室、大東岳、面白山などは山頂部を雲に隠していた。

しかし一番目立つのは端正な三角形をしている桐ノ目山である。
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東側には蕃山と太白山が目立つ。
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まだ昼食には早い時間なので、山頂では記念写真を撮っただけで休憩しなかった。
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岩場混じりの急坂を降りるとオボコンベの山名の由来となったマンモス岩がある。
この小さな岩塔(おぼこ)をおんぶして見える事から付いた名前がオボコンベなのだ。

マンモス岩は岩場の一部が崩れて、石橋になり、その形状がマンモスの鼻に似ている。
この石橋は天狗石橋と言われている。
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マンモス岩の西側からオボコンベとマンモス岩の岩塔が並んで見えている。
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少し下ると、尾根の東側が崩れたことにより、木々が無くなってオボコンベの恰好の展望台となっていた。
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葉が散って明るくなった林を登って桐ノ目山を目指す
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まだ紅葉が残っているところがあった。
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急坂を登ると展望のない桐ノ目山に着く。
山頂は寒い南西風が吹き抜けているので、少し北西側に下がったところで昼食にした。

マロ7さんご提供の豚汁
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maronnさんにご馳走になったホッケのつみれ汁
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そしてマスさんお手製の和菓子:あじさい&銀杏
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どれも大変美味しかったです。満腹になりましたよ(笑)

沢山食べたあとは、北西側に下って行く。
途中で北側の展望が開けた地点があり、そこは大東岳の大展望台になっている。
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重畳とした低山の連なりの果てに、中面白山が特徴的な山容で見えている。
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そこからブナの二次林を一気に下り、送電線鉄塔を目指す。
林の中に鮮やかなイロハモミジの紅葉があった。
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鉄塔に出て少し休憩。送電線の彼方に雁戸山も見えてきた。
直ぐ西側には亀ヶ沢山が大きい。
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ここからは山の中腹を下る道となる。
粘土質の道は滑り易く、転ばないように慎重に下る場所もあった。
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い森を明るく照らす黄葉が美しい。

小沢に降り立ち、沢から作業道を下りと、本砂金川にかかる木橋に着く。
流木が積み重なって木橋はとても歩きにくくなっていた。
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林道に出て、東に30分弱歩くと駐車地点に戻った。
オボコンベは何度登っても飽きない懐の深さを持っている山だと感じた。

GPS軌跡です。

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動画です。





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コメント(20件)

内 容 ニックネーム/日時
こんなルートもあるんですね。
私は昨年、ノーマルルート(尾根ルート?)の下りの3か所のススキ原で道を間違いかけました。こちらは、単独では危険が大きいルートのようですね。
みどぽん
2012/11/26 23:51
みどぽんさん今晩は。
登山道に拘らずに歩けるようになると、初めて見えてくるルートでしょうね。
尾根ルートは刈払い状態によっては薮っぽい時もあるようですね。
今回はほとんどキノコが生えていませんでした。倒木が腐る3年目以降が狙い目ですね。
SONE
2012/11/27 00:02
オボコンベは様々な登り方ができ興味深く楽しい山ですね。
特に今回のような自在なルートからの登頂は、同行者にとってもサプライズでありSONEさんの面目躍如というところでしょうか。
オボコンベはSONEさんがおっしゃるとおり何度登っても飽きません。
ワタクシのまだ短い山登り歴でも既に4回登りましたが、毎回違う登り方をしています。
でも中の森沢からはまだなので、次回はと思っていますよ。
トラ山
2012/11/27 02:11
さすがの楽しそうなコースですね〜。
オボコンベ、まだ行ったことがないのです(^_^)
ナカシィ
2012/11/27 19:13
長年想いをこめていた羨望コースは最高でした。
寺の沢を止めてここに転戦すると聞いた時は小躍りしたのは私だけかな。(^o^)
ここは愛犬も良いかなと…ダニの季節はダメですが。
マロ7
2012/11/27 20:00
お世話様でした。
おかげさまでめったに歩けないところを楽しむことができました。
あの滑沢を見て、そして歩いた時は思わず笑顔になってしまいましたよ。
いつもながらSONEさんのチョイスには驚きと喜びがあります。
又よろしくお願いします。
morino
2012/11/27 21:41
トラ山さん今晩は。
私たちの数日前に登られておりましたね。
しかしキノコがほとんど無いのはがっかりしました(笑)
このコースはオボコンベに入れ込んでいた時期に見つけたもので、薮漕ぎも楽で、ミニ遡行ができる面白いルートですよ。トラ山さんなら物足りないかもしれませんが、晩秋や早春にはお勧めです。
中の森沢に入らずに左俣を進むと、薮っぽい沢になってしまいますが、途中から左の尾根に出ると三森山の東峰にでますよ。そのルートも充実した山行ができます。
SONE
2012/11/27 22:16
ナカシィさん今晩は。
あれれぇ〜、オボコンベは未だ登っていなかったですか。
写真映りの良い低山ですよ。
SONE
2012/11/27 22:17
マロ7さん今晩は。
以前から歩いてみたいと言われておりましたね。
ご満足しただけて何よりでした。
余り深みがないので犬連れでも登れそうですね。最後の滝場は高巻きでしょうね。
SONE
2012/11/27 22:19
morinoさん今晩は。
お疲れ様でした。
滑においてはメインルートよりも素晴らしい景観が見られますね。
私は何度も登っているコースですが、歩く度に充実感を感じますよ。

SONE
2012/11/27 22:21
素晴らしいコースありがとうございました。
ほぼ初登山者連れでしたので不安でしたが、皆様の助けがあり無事下山できました。
ありがとうございました。
かなりの筋肉痛があったようですが、もうこりごりとは言わず、またお願いしますと言ってました楽しかったようです。
天狗の鼻や最後の場所で天然つるにつかまって登ってみたかったのはマスさんも同じ気持ちだったかなぁ〜(^_^;)
maronn
2012/11/29 13:26
maronnさん今晩は。
今回で沢歩きの楽しさを少しは分かって頂けたと思います。
まさか初心者とは思わずにマニアックなコース採りをしてしまいましたが、楽しんでいただけでほっとしました。
最後の滝は沢靴じゃないと登れない滝でしたね。
SONE
2012/11/29 21:28
オボコンベは行きたい山の一つですね。まあ、本格的な沢靴はいらないでしょう。「ハイパーV」がアクアステルスより効いていいらしいですよ(笑)
NYAA
2012/11/29 23:15
出張から帰りました。
日曜日に時間があるので久しぶりにオボコンベに行ってみようかと考え中です。
縦走にちょっと足してみようかなどと。
yuji
2012/11/30 20:17
NYAAさん今晩は。
晩秋や早春の頃には最高の山ですよ。是非一度お越しください(^−^)
ほとんど水深がない沢ですので沢靴まではいらないですね。
「ハイパーV」って初めて知りました。調べてみたら仕事用に売られているのですね。
山に使える堅牢なものがラインナップで無いことが残念です。
でも試しに一足欲しくなってしまいました。
SONE
2012/11/30 21:23
yujiさん今晩は。ご出張お疲れさまでした。
日曜日は比較的天気がいいので、オボコンベもいいですね。
>縦走にちょっと足してみようかなどと。どんなルートを採られるのか楽しみです。
SONE
2012/11/30 21:25
やっとオボコンベに行けました。
歩いてからまた拝見するとさらに楽しいですね(^_^)
ナカシィ
2012/12/02 16:55
ナカシィさんおはようございます。
先週に比べて急に冬になってしまいましたね。
オボコンベ楽しかったでしょ。
SONE
2012/12/03 08:18
SONEさんこんばんわ。
オボコンベ、前から行きたい山なのですが、確か以前倒木によってメインコースも止めた方が懸命とのアドバイス頂きました。その後もメインであっても変わらずヤバイ状態なのでしょうか。
やはり私達は避けた方がイイでしょうか?
とむかの
2012/12/04 21:02
とむかのさん今晩は。
沢コースを登った方は皆、倒木が酷くて難儀したと言っていましたよ。
尾根コースについては垂直に近いロープ場がありますし、途中の薮も濃く道を外しやすいそうです。
それに今は積雪があるので、ベテランでも慎重な歩行を要求されるようになったようですよ。
SONE
2012/12/04 23:50

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