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zoom RSS 2013.1.21 刈田岳(宮城・蔵王連峰)

<<   作成日時 : 2013/01/22 21:09   >>

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毎年恒例になっている蔵王の樹氷見物に出かけました。
今年は里でも積雪が多いので、樹氷も充分育っていると想定しておりましたが、その実態は?

【 1/21 刈田岳(1758m) 宮城・蔵王連峰 】
すみかわスキー場〜聖山平〜大黒天〜剣ヶ峰〜刈田岳〜山交リフト上駅〜樹氷原〜刈田峠〜大黒天〜後見ゲレンデ〜すみかわスキー場

関東方面に南岸低気圧が接近しているので、好天は午前中のみと考えて家を出た。
朝方の南蔵王。昨日までの寒波の影響で山頂付近には雲がかかっている。稜線は風が強そうだ。
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案の定、すみかわスキー場に着くとかなりな強風が吹いている。
リフトの始発は9時。約30分待ちなのでゆっくり登山準備をした。

リフトに乗る頃には風も穏やかになるが、大黒天より標高が高い場所は絶対に強風であろうと考えて、動画撮影用の三脚は持たなかった。

リフトトップでシールを貼る。
楽して雪上車の走行ルートを登った。
途中で交差する中央コースは結構薮っぽく、トレースもないのでそのまま雪上車ルートを進む。

中央蔵王の熊野岳が見えてきた。
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写真は何となく暗く写っているが、この頃から南の空は雲に覆われて陽の光を隠してしまった。

正面に刈田岳が見えてくる。夏場は観光客が行きかう山だが、冬場には登山者のみの世界が広がる。
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大黒天に到着。ここから雪上車ルートと離れて刈田岳に登り始める。
濁川を吹き抜けてくる強風で身体が煽られてしまうほどだ。
時折吹きつけるブリザードが顔に当たると痛い。

夏道沿いには風衝地帯となって雪が付いていないので、左手の斜面を斜高して登っていく。
杉ヶ峰と前山が並んで見えている。
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剣ヶ峰付近から振り返ると、彼方に船形連峰が一望できた。
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強風に耐えながら刈田岳を撮影。
厳冬期のこの付近は何時も強風地帯となっている。風を受ける顔の右側だけが痛いほど冷たい。
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クラストバーンだが、シールが良く効いて登り易い。
上部になると、やっと樹氷の姿が見えてきた。背景は南蔵王
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そして刈田岳山頂に到着。
鳥居に付着したエビのしっぽは未だに小さい。
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やはり御釜の写真は押さえておかねば・・・
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お昼には時間が早いが、予想通り曇ってきたので熊野岳には行かないことに決定。
刈田嶺神社の影で風を避けて写真を撮る。

久しぶりに蔵王から眺めた飯豊連峰
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山形盆地を挟んで白い壁の様に山稜を伸ばしている朝日連峰
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五色岳の上にギザギザの山容を見せる雁戸山
その奥にぽこぽこした二口山塊の山々が見えている。
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今日は刈田岳南西側に広がる樹氷原に突っ込む予定だ。
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刈田岳駐車場から直降するのが一番早いが、その西側も観察したいので、山交リフトの上駅まで一度回り込む。
この周辺は灌木のシュカブラ地帯となっていて樹氷はない。
山形側は御田の神付近まで降りないと樹氷観察ができないが、そっち方面の方が樹氷は発達している様に見受けられた。
でもかなり降りねばならないので、それは次回ライザ側から登った時のお楽しみとしておく。

山交リフトから刈田峠に斜めに下っていくのは結構大変で、入難場沢の支流を何度も越えて行かねばならない。
雪質がウインドクラストなので、ほとんどラッセル無しに行けて助かった。
刈田岳に登った登山者は多かったが、このマニアックルートを採る人は皆無であった。

やっと樹氷がある地帯に着く
日が陰って何やら怪しげな雰囲気になってきた。
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刈田岳を左手に見る位置までトラバースしてきた。
ここから樹氷原に入る。
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樹氷原の中は自然の迷路のようだ。
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吾妻連峰を見る。
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比較的高さの低いオオシラビソに付いた樹氷はまずまずの出来。
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南蔵王を背景にした樹氷は見応えがある。
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刈田峠付近の樹氷。背景は後烏帽子岳
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しかし背の高いオオシラビソの樹氷は枝や葉っぱが出ているものが大半で、最盛期の姿とは程遠い感じであった。
この所の里に降った雪は南岸低気圧によるもので、樹氷を発達させる気圧配置とは異なる。
樹氷は西高東低の冬型の気圧配置のもとに発達するので、やはり2月の声を聞かないと見ごろにはならないようである。

帰路はウィンドクラストと薮の中央コースを避けて、途中まで雪上車ルートを滑った。
下部のみ中央コースに入ったが灌木が埋まっていない。
滑りを楽しめたのはすみかわスキー場のゲレンデだけであった。

でも厳冬期のこの時期に、こんなに素晴らしい遠望が効いて、とても思い出に残る山となった。
下っている途中で風が止った。低気圧の接近により風向きが変わる兆候であったのだろう。


動画です。





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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
行ってきましたね。自分はケーブル沿いに回り込みました。
樹氷は2月ですね。
yuji
2013/01/22 22:02
yujiさん今晩は。
斜めトラバースは時間がかかりましたが、樹氷の良い部分を見ることができました。
ケーブル沿いだと歩く距離が長くなりますね。
やはり2月が一番みごろと思います。
SONE
2013/01/22 23:00
宮城側は強風だったのですね。
山形側は穏やかでした。 やはり違うものですね〜。
南側の雲の動きと彩雲が気になりました。
彩雲がもっと鮮やかに変化してくれるのを待っていたのですが
消えちゃいました(^_^;)
月曜日に山へいらしたのは珍しいですね。
ナカシィ
2013/01/23 10:22
SONEさん こんにちは
このところ良い天気が続きますね。
山形側も晴れる日は冬には何日もないのに、今日も用事があり、何処にも行けずくさっていましたが、素晴らしい画像を見せていただき、晴れやかな気分になりました。
雁戸の後は大東ですね。あの写真が一番気に入りました。

話は変わりますが、やっと購入したスパイク防寒長靴のはき初めを果たしました。
23センチのが品薄で、先方で探してくれました。
19日に猪苗代湖畔にしぶき氷を撮りに行きましたが、私の長靴があの場にぴったりでした。
薄手の靴下でも充分暖かく、30〜40センチ位の雪を掻き分けながら、多少凍っているところでも滑らず、同行者たちにも感心されました。
しぶき氷は、まだこれからといったところで、今月末から2月初めが良さそうでした。
momo
2013/01/23 11:46
ナカシィさん今晩は。
大黒天から刈田までで強風に吹かれました。
馬ノ背は思ったより風が強くなかったですね。
南からどんどん雲が押し寄せてきて、思いのほか早く曇ってしまいましたね。
今の時期は晴れを狙って入山することが多いですよ。冬場限定ですけど。
SONE
2013/01/23 18:54
momoさん今晩は。
何故か日帰りで好天と悪天を繰り返していますね。
厳冬期に東北一円が晴れるのは滅多にないですね。今日も最高の一日でした。
この日は晴天の山を狙っていましたが、早い時間に曇ってきたので写真は暗いトーンになりました。
雁戸の後は大東岳です。黒伏山付近まで写っておりましたね。
スパイク長靴を購入されましたか。よく合ったサイズがありましたね。
あれを一度履いてしまうと、その用途の広さから手放せなくなってしまいます。
しぶき氷もやはり2月がメインですか。ときどき寒気が弱まるのがイマイチなんでしょうね。
SONE
2013/01/23 19:01
樹氷も展望も素晴らしい。
2月になったら行ってきます。
morino
2013/01/24 09:09
SONEさんこんにちは。お久しぶりです。
21日に私の知り合いの人たちも刈田岳方面へ行きました。
一人はマロさんの知り合いの沢やかF嬢さん、あとは同僚の男性2人ですが
登山者結構多かったのですね。
私は阿武隈山地を歩きながら蔵王を何度も見上げましたよ。
ebiyan
2013/01/24 10:42
morinoさん今晩は。
もっと晴れた時に見たかったです。
2月の週末に晴れば良いですね。
SONE
2013/01/24 17:44
ebiyanさんお久しぶりです。
この日は結構登山者が多くて、3人パーティの方も見掛けたような???
行ける時に行かないと、なかなか展望のよい時に当たらないですね。
阿武隈山地からも蔵王が一望だったと思います。
こちらからも見えておりましたよ。
SONE
2013/01/24 17:47
樹氷、小さいですか。地蔵辺りはだいぶ成長しているようなこと言ってたけど、里雪型ですしね。

ここのところ陽射しに力が出てきて、市内の雪はどんどん消えてます。週末暖かくなるようだけど、樹氷が落ちないか心配です。
みいら
2013/01/31 04:31
みいらさんこんにちは。
西側斜面の樹氷は出来がいいのですが、宮城県側の特に刈田峠付近の樹氷が全然ダメでした。
明日の気温は10度になると言っているので、本当に樹氷が落ちてしまうかもしれませんね。
SONE
2013/01/31 10:25

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2013.1.21 刈田岳(宮城・蔵王連峰) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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