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zoom RSS 2013.2.1 山形神室(山形・二口山塊)

<<   作成日時 : 2013/02/04 22:56   >>

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快晴の金曜日、仕事を休みにして雪山を闊歩してきた。
目指すは笹谷峠を経て山形神室である。まるで春山を思わせる穏やかな一日であった。

【 2/1 山形神室(1344m) 山形・二口山塊 】
山形自動車道関沢ICそばのゲート〜笹谷峠〜ハマグリ山〜トンガリ山〜山形神室(往復)

早朝、釜房ダムから仙台神室と山形神室(左)の姿がモルゲンロートに輝いて見えていた。
今日の好天を約束されたようで嬉しくなる。
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関沢インターそばのゲート前からスノーシューを履いて歩きだす。
前日も好天に恵まれたために、多くの登山者が歩いたみたいで、がっちりと踏み跡が付いている。
最近の暖かさで雪質はほとんどモナカ、もしくはクラストしていて、スノーシューのクランポンがシャカシャカ音をたてている。ずっとこの雪質なら登り易いのだが・・・

やがて笹谷峠のすぐ北側にある大関山が見えてきた。
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一年ぶりにタブスのスノーシューを履いて登ったが、困った事がひとつある。
左のスノーシューのラッチェットベルトを止めるバックル部分が直ぐに開いてしまって、スノーシューが何度も外れてしまうのだ。
その都度ザックを下して、バックルを止め直すのだが、少し経つとまた外れてしまう。
これには参ってしまった。今まで発生しなかったトラブルである。
右と左を見比べてみても形状は同じで、破損個所は見当たらない。
結局この日の山行中で40回以上は外れてしまったと思う。
次に使う時の対処方法を考えておかねばなるまい。

笹谷峠に到着。
何時も強風が吹き抜ける峠であるが、ほとんど無風で暑いくらいだ。
これから登る大関山と奥のハマグリ山が見えている。
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ここは夏道沿いに登ると、シュカブラ帯で踏みぬきが多く難儀する。
そのため南東斜面の無立木バーンを直登する。
スノーシューのクランポンが良く効いて快適に登れる。

登りきったところから大関山を見る。左手の山は瀧山。
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ここまで登ると朝日連峰の大観が遮るものなく眺められる。
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振り返ると蔵王連峰の最高峰:熊野岳が見えている。
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これからトンガリ山を越えて右手の山形神室を目指す。
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宮城県側の仙台神室の怪異な山容が目立つ。
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ハマグリ山の北側の急斜面はクラストしていて慎重に下る。
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トンガリ山の急登の途中から雪が腐ってきた。
こうなるとタブスの円形になったクランポンに雪だんごが付いて、いちいち雪だんごをストックでたたき落としながらの登りとなってしまう。
これは予想の範囲内なので、面倒くさがらずに根気よく雪だんごと格闘しながら登っていった。
しかし、いろいろな面で使い勝手の悪いスノーシューなのである。

南西側に飯豊連峰の全景が見えてきた。
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トンガリ山直下の壁は灌木に掴まりながら登れた。
それより山頂の北側の雪庇の上を歩くところが意外に怖い。
壮絶に切れ落ちた雪庇の向こうに雁戸山が見えている。
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夏場には多くの花が咲く高原を思わせる山形神室までの稜線
今は一面のシュカブラ帯になっていた。
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最後の急坂を登ると山形神室の山頂に着く。
今は360度の絶景が広がる白い丘と言った雰囲気の山頂だ。
ここからは山形盆地の西側に屏風のように連なる朝日連峰の全てが拝める。
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山形市街地も眼下に見えていた。
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北側には手前から糸岳、大東岳、そして奥に船形山が重なって見えている。
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中景の左手の山が甑岳
遠景の白い山は、神室連峰の八森山、火打岳、小又山である。
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これは山名を分からなければ、ただのポコポコした山の連なりにしか見えないであろう。
主だった山名を上げると、手前から山王岳、小東岳、猿鼻山、南面白山、面白山。
遠景は左から黒伏山、銭山、柴倉山、荒神山、白髪山が見えている。
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手前の黒々した岩壁が兜岩。
その奥に沢渡黒伏と、東北随一の岩場を持つ黒伏山
白い三角形の尖りが白森。遥か彼方に真っ白い虎毛山も見える。
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山形神室の兄弟の山とも言える仙台神室
前日に一人だけ仙台神室に登った方がいたようだ。
ダンゴ平を登る一筋のトレースが確認できた。
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一通り写真を撮ったあとで、風を避けてシュカブラの影で休憩する。
今日はカップ麺とおにぎりの簡単な食事であるが、貸切の山頂で絶景を眺めながら食べると何でも美味しい。

そして往路を戻る。
山形神室からの下りは常に蔵王連峰を正面に眺めながらの快適な下りだ。
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トンガリ山の雪庇の上は怖いので、帰路は山頂の西側を巻いた。
そして難所の壁はスノーシューを外してツボ足で下る。
そのままハマグリ山鞍部までツボ足でどんどん下れた。

再びハマグリ山に登り返して少し休憩。
烏帽子岩の上に月山が見えている。
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大関山からの無立木バーンの下りもツボ足でガンガン下った。
その後は一切休まずに車まで戻った。
駐車場には他に3台の車が駐車していて、残りの登山者の方は雁戸山を目指したのであろう。
厳冬期にも関わらず、全然寒さを感じない陽気に驚いた山であった。

動画です。




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コメント(12件)

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こんな晴天の中山に行かれるなんて羨ましいです!!
今回はスノーシューなんですね・・・・まあ、ハマグリ山の斜面に雪はないようなので、スキーの機動力も発揮できなかったので正解だと思いますが。
Mt.Racco
2013/02/05 11:59
 写真と動画、楽しく見せて頂きました。自宅近くの芸工大や千歳山が動画で映されていて、まるで自分が紹介されたように感激しました。
 まだ、厳冬期には山形神室を登頂したことがないので大変参考になりました。また、白森を沢渡黒伏と思っていたのにも気づきました。
 平清水の八幡屋のラーメンも食べにいきたいです。
HITOIKI
2013/02/05 12:36
良かったですね。自分は下界から「どなたか登っているんだろうな」って見ているばかりでした。
カケスガ峰から振り返って、仙台神室にも行ってみたいと考えていました。そのときはこんかいのような天候がほしいですね。
yuji
2013/02/05 16:36
Mt.Raccoさん今晩は。
天気は最高でしたが、雪質は腐って最悪でしたぁ(笑)
ハマグリ山から山形神室間はスキーに向かない稜線なので、今回はスノーシューの足回りです。
東北山スキー100コースでも北側からのピストンを行っていましたね。
SONE
2013/02/05 19:56
HITOIKIさん今晩は。
芸工大のお近くにお住まいでしたか。静かで閑静な住宅地になっていましたね。
山形神室は景色がよくて最高ですよ。
天気の良い日に是非お出かけください。
平清水の八幡屋はオーソドックスなラーメンが好きな方にはお勧めですよ。
SONE
2013/02/05 19:59
yujiさん今晩は。
とても厳冬期の山とは思えない穏やかな稜線歩きでした。
仙台神室の写真を等倍で見たら、やはり前日に単独で登っている方がおりましたね。
雪質がよく晴れた日なら充分ピストン可能だと思います。
SONE
2013/02/05 20:01
素晴らしい展望でしたね。
平日しか好天にならない今日この頃の天気羨ましいですね。
沢渡がはっきり見えて嬉しい画像でした。(^^)
マロ7
2013/02/05 21:54
マロ7さん今晩は。
樹氷の蔵王もいいけど、この山はまた違った景色が堪能できますね。
次の週末は何とか晴れそうな感じ。期待ですね
山頂で重畳と連なる山々を眺めて最高でした。黒伏山と沢渡黒伏が目立っていましたね。
SONE
2013/02/05 22:11
いやいや、素晴らしい景色です。これぞ絶景。
そろそろ週末も晴れてもらいたいものです。
morino
2013/02/07 22:00
morinoさん今晩は。
夏場はハイキング的な山ですが、冬場は魅惑の稜線に変わりますね。
この週末もあまりお天気が良くないようで・・・軽くスキーツアーに行く予定なのですが
SONE
2013/02/07 22:11
初コメです。いつもは密かに拝読させていただいてるのですが、絶景写真集に感動し思わずコメント書いてしまいました。最高の天気羨ましく思います。自分は山形市在住なので、こんな天気を狙って山形神室を目指してみたいと思います。
すばるぅ
2013/02/11 21:09
すばるぅさん初めまして。コメントありがとうございます。
厳冬期にこんな素晴らしい天気はなかなかありませんね。
春山みたいに腕まくりして真冬に登ったのは私も初めての経験と思います。
山形市にお住まいならとても近い山ですね。
天気の良い時に是非登ってみたください。夏場には想像できない360度の景色が広がっておりますよ。
SONE
2013/02/11 21:59

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2013.2.1 山形神室(山形・二口山塊) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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