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zoom RSS 2013.3.17 品倉山(山形・月山)

<<   作成日時 : 2013/03/20 13:21   >>

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前日は午後から強風と雨の天気だったが、日曜日は穏やかな登山日和になるため、自分としてはお気に入りの月山前衛峰:品倉山に登ることにした。
過去3回訪れている山だが、豪雪地帯ゆえにアルペン的な景観に溢れた山である。

【 3/17 品倉山(1211m) 山形・月山 】
湯殿山スキー場〜中台池〜ゲレンデトップ〜品倉山基部〜西尾根〜品倉山〜1281m峰(往復)

今回はmorinoさんtomさんナカシィさん、マスさんと私の5人パーティで賑やかな山行になるであろう。

山形道を走行して月山新道に入る。
石見堂岳の急峻な山肌が車道の正面に見えてきた。
今年は月山新道入口付近に雪崩が発生していない。
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先週の酒田市に引き続き山形県庄内地方に入る。
月山新道の峠付近は昨日の降雪で少し凍結バーンがあった。

湯殿山スキー場は、この日子供のリフト代が無料の日で、多くのスキー&スノボ客が来場していた。
チケット売り場で確認するとスノーシューでもリフトに乗ってOKとの事。
250円の1回券を買ってリフトに乗りこむ。風もなく穏やかで太陽がまぶしい。
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ゲレンデトップには向かわないで、ブナの原生林に囲まれた中台池に立ち寄る。
平坦なブナの森に雪原となった中台池が静かにたたずむ。
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今は使われなくなった上部のゲレンデを登り、実質的なゲレンデトップに着く。
ここからは逆光に輝く品倉山が一望できる。
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ここからはほぼ平坦な中台の歩きとなる。
以前に来たときはキャットを使ってバックカントリーツアーも開催されていたが、近年は取りやめたのか?キャットの轍は一切なかった。

周辺のブナの木には夥しいほどのヤドリキの木が付いている。
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一本だけスキーのトレースが先行している。
この御仁は品倉山の急峻な北斜面をシールで直登していったらしい。

品倉山の基部まで歩いてきた。
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ここでどのルートで山頂まで登るか考える。
通常は傾斜のきつい西斜面を直登するが、よく観察してみると上部の灌木帯のところがクラストしている。
湯殿山スキー場で注意されたが、先週に登った人がどの場所か不明だが滑落したらしい。

今回は安全を期して急な雪稜を登って西尾根ルートで山頂を目指すことにした。
基部を南にトラバースして行くと湯ノ沢岳が魅惑的に見えている。
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雪稜は少しシャーベット状にクラストしたバーンの上に新雪が乗っている状態。
スノーシューだと足場を作りながら登るのが大変である。
途中からワカンのナカシィさんが先行して登った。
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西尾根にたどり着く
背後に鳥海山が全貌を現してきた。
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西尾根に出てから品倉山まで一気の急斜面を登る。
途中で完全にクラストしたバーンがあり、ワカンとMSRスノーシュー以外は横滑りして登れなくなってきた。
仕方なく私はツボ足キックステップで、tomさんはアイゼンを装着して登った。

上部まで登りつめると霧氷に出合える。
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頂稜に乗り上げると南側の展望が一気に開ける。
朝日連峰の以東岳が見えている。
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更に広い品倉尾根を東に辿る
月山を正面に眺めながらの快適な稜線だ。
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品倉山山頂で記念写真。
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月山山頂と濁沢源頭に展開する山々の景色が素晴らしい。
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南側に目を転じれば、朝日連峰が重畳とした連なりに見えている。
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時間があるので東側の1281m峰を目指す。
振り返るとだだっ広い品倉尾根が望まれる。
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尖って見えた1281m峰は極端なヤセ尾根になっていた。
左右ともすぱっと切れ落ちている。
滑落の危険性があるので、ほぼ山頂のこの地点で行動を打ち切った。
背後に姥ヶ岳が見えている。
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ここから一番目立つのは岩襖を立て懸けた様な険しい山容の湯殿山
右下に湯殿山神社の鳥居も見えている。
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尾根の広い部分まで戻って食事をとることにした。
流石に豪雪地帯の山である。標高1200m足らずなのに、アルペン的な景観に溢れている山稜だ。
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休憩した場所から見た鳥海山
この頃から薄い雲がとれてはっきり見えるようになってきた。
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ザックを下して主だった山々の写真を撮る。先ずは大朝日岳
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近いうちに登る予定の赤見堂岳
夏道がないので積雪期限定の山だ。
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西側に険しい山容を見せる摩耶山
標高1000m足らずの山とは思えない。
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振り返って月山山頂。上空は風が強いみたいで時折雪煙が舞っているようだった。
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マスさんお手製のケーキ『デリス・クグロフ』をご馳走になる。
生地にココア、チョコ、クルミ、イチジクが入り、山椒の香りがする大人の味のケーキだった。
朝日連峰を眺めて、紅茶を飲みながら最高のロケーションでの休憩になった。
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名残惜しい山頂を後に往路を戻る。
日差しの強さでクラストしたバーンも緩んできた。
一番注意すべき山頂直下の急斜面も、踵キックステップを強めに入れると安定して下れた。
でも皆さん少しへっぴり腰で下っているが・・・(笑)
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西尾根からの下りもツボ足で一気に下って基部に降りる。
ここから再びスノーシューを履いてスキー場に戻った。
振り返ると、我々が歩いてきたトレースが品倉山の山肌にくっきり刻まれていた。
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スキー場のゲレンデ脇を歩いて車に戻る。
サングラスを外すと、逆パンダに日焼けした自分の顔があった。
何度も登っている山であるが、今回が一番の天気に恵まれたようだ。

GPS軌跡です。

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<strong>動画です。




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コメント(21件)

内 容 ニックネーム/日時
お世話様でした。
念願の品倉山は絶景の山でした。
それにしてもあの山容は1200mの山とは思えませんね。
品倉山から見る月山〜湯殿山の厳しい姿にも感銘を受けました。
いつもご馳走になるマスさんのケーキも最高でしたよ。
又よろしくお願いします。
morino
2013/03/20 20:07
morinoさん今晩は。
日焼けで顔がボロボロむけてきましたよ(笑)
尾根上の一標高点にしか過ぎない山なんですが、登ってみて良さが分かる山ですね。
姥沢方面から見慣れた月山からは想像もできない複雑な山容をしていますよね。
マスさんのケーキは何時も最高です。お陰で山ではコーヒーや紅茶は主体となってしまいました。
SONE
2013/03/20 20:27
SONEさん、ご一緒させていただきありがとうございました。
月山から見ると低い尾根なのに北側からはとても立派な品倉山で驚きました。
動画に、私が穴に落ちてるシーンが入ってておかしかったです。
SONEさんのような余裕のある撮影はなかなかできないです(^_^;)
ナカシィ
2013/03/21 00:41
集合写真、いただきました〜(*^_^*)
ナカシィ
2013/03/21 00:52
ナカシィさんおはようございます。
天気に恵まれ最高の雪山を楽しめましたね。
月山より800mも標高が低いけれど、意外にアルペン的で驚きますよね。
ちょうど穴にはまった時を撮影してしまいました(笑)
動画の撮影で皆さんを待たせてしまい申し訳ないです。
SONE
2013/03/21 08:23
今までずっと悪い周期だったけど、とびきりの好天のプレゼントでしたね。
毎日スクワットをやってはいるのですが、いつになったら行けるのか・・・。
みいら
2013/03/21 15:12
みいらさんこんにちは。
なかなか週末が晴れませんでしたが、ここまで晴天だと今までの借りを帳消しにした感じです。
お仕事忙しいようで本当に山に行けませんね。
SONE
2013/03/21 16:22
おっ、みいらさんはスクワットで鍛錬ですね。
なかなかの良い展望でしたね。
指をくわえて見ていましたよ。(^o^)
マロ7
2013/03/21 20:12
マロ7さん今晩は。
皆で勘違いしてお誘いせずにすいませんでした。
ご一緒できれば尚楽しかったですよ。
SONE
2013/03/21 20:20
お世話様でした。天気と仲間に恵まれ素晴らしい一日となりました。汗で日焼け止めが流れた所だけちょっと日焼けしました。
tom
2013/03/21 21:03
素晴らしい展望のオンパレードですねー。ため息出っぱなしです。
あまりに綺麗な画像の数々に、ありがとうございました、とお礼の言葉しか出てきません。
くまたか
2013/03/21 21:18
すばらしい雪山を見せていただきました。
このような条件はめったに無いでしょうね。あこがれます。
月山まで行けると聞いて、行ってみたくなりました。
yuji
2013/03/21 21:22
tomさん今晩は。
これ程の天気に恵まれる雪山も滅多にありませんね。
あれだけ日焼け止めを塗っても少しは日焼けしましたか。私はぼろぼろの状態です(笑)
SONE
2013/03/21 22:36
くまたかさん今晩は。
この日は誰が写真を撮っても綺麗に写る日だったと思います。
とにかく四方八方の山々が全てくっきり見えていましたよ。
GWにはご一緒できるでしょうかね。
SONE
2013/03/21 22:38
yujiさん今晩は。
距離や標高差は大したことない山ですが、豪雪地帯ゆえに素晴らしい景色を見せてくれました。
天気と展望の条件としては今年一番だったと思います。
11枚目の写真にある、一本北側の尾根からだと月山に日帰りする方もおられるそうです。
SONE
2013/03/21 22:40
それにしてもいい天気ですね。
青い空と雪の白のコントラストがとても綺麗です。

品倉山と言えば、GWのツアースキーで有名ですが、スキー場からピストンというのも楽しそうですね。
Mt.Racco
2013/03/24 14:46
Mt.Raccoさん今晩は。
品倉山に登ってこんなに天気が良いのは初めてでした。
この山にBCで登る方は多いですよ。でもなかなか雪質が安定しない山なんです。
ザラメの頃だとブッシュがかなり出るんですよ。
SONE
2013/03/24 17:10
続けて失礼します。
品倉は3回くらい行きましたが、毎回1本北の尾根(写真にも写ってますね)を滑ってます。
途中、広大な斜面が何度もあってご機嫌なルートですね。
たぶん、今年のGWも行きます。
Mt.Racco
2013/03/24 19:40
Mt.Raccoさん今晩は。
品倉尾根はアップダウンが多いので山滑り向きではないですね。
確かに一本北側の尾根の方が快適に滑れます。
あの三角形の大斜面の豪快な滑りは病みつきになりますね。
GWに予定されておりますか。今年は積雪が多い印象でした。
SONE
2013/03/24 22:37
コメント2度目です。ちょうどこの日、同僚と湯殿山に登ってました。鳥海山にばかり目を奪われていましたが、近くにこんな魅力的な山があるとは知りませんでした。品倉山…いつか登ってみたいです。
ちなみですが、私の顔も一皮剥けました(笑)
すばるぅ
2013/03/25 21:25
すばるぅさん今晩は。コメントありがとうございます。
あんなに天気が良いので湯殿山にも誰か登っているな、と思っておりました。
湯殿山から見るとかなり低い感じの山なのですが、展望は湯殿山にも負けていない感じですね。
あの日は日焼け止めを塗らない人は、皆さん酷い日焼け状態になりましたね(笑)
SONE
2013/03/25 22:29

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