東北の山遊び

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zoom RSS 2013.3.24 千本松山から花染山(宮城・船形連峰)

<<   作成日時 : 2013/03/26 23:42   >>

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またまた週末に好天のサイクルが巡ってきて、今回は2週間前に強風で登るのを中止した船形連峰の花染山に出かけた。
夏道のないこの山は積雪期にの登頂を許された山である。

【 3/24 千本松山(1145m)から花染山(1018m) 宮城・船形連峰 】
内水面試験場〜升沢コース登山口〜一群平〜鳴清水〜三光の宮〜千本松山〜ブナ平上部〜花染山〜小荒沢林道〜水場〜車道〜内水面試験場

今回ご一緒したのはmorinoさんマロ7さん、maronnさん、tomさん、umeちゃん、マスさんである。
umeちゃんは本格的な雪山デビューとなるらしい。

朝方は晴れの天気で、あわよくば船形山頂や蛇ヶ岳にも登れるか、と思っていたが、内水面試験場の前に縦列駐車して登山準備をしていると、三峰山方面が曇ってきた。
三光の宮まで登ってその後のルートを考えようと出発する。

放射冷却でかなり冷え込んだ朝だったので、雪は堅くツボ足でがんがん登れる。
歩き慣れた升沢コースなので、地図も見ないで歩いて行ける。
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三光の宮に着いたが、主稜線は雲がかかって見えない。
かろうじて前船形山が去来する雲に見え隠れしている。

南東方面に見えるはずの北泉ヶ岳も雲に隠れていた
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三峰山もご覧の通り。
山の上はかなり風が強いみたいである。
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この天気を見てしまったので、皆の意見は花染山周回に一致した。
その前に未登の千本松山を目指す
この山も夏道が無く、以前登ろうと考えて裾を歩いた時に、薮が深いので登るのを止めた山である。
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なだらかな尾根を北側に歩いて行くとクロベの巨木があった。
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そして東側が切れ落ちた斜面となっている千本松山に到着。
山頂に山名板はなく、キタゴヨウとクロベなどの黒木に覆われた山となっている。

東方に保野川の切れ込みと、最終目的地の花染山が見える。
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前船形山が至近距離にあるので、その姿を見られる場所がないか捜したところ、山頂北側に一カ所だけ展望が効く場所を見つけた。
北斜面で雪がクラストしているので、アイゼンなしにはちょっと危険な場所だった。

開けた雪堤の場所に戻ってマスさんお手製のケーキ:ドミニカンをいただく。
アーモンドが香ばしいケーキだった。
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この頃から稜線の雲も飛んできて、南西側の三峰山が姿を現した。
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千本松山から花染山へ行くには、左足下がりの山腹トラバースをしばらく行う。
途中で深雪やクラストバーンが予想されたために、各自ワカンやスノーシューを装着して歩いた。

トラバースの最中に前船形山の好展望地があった。
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雪のある時期だからこそのルート採りで、自在にブナの森を歩けるのは楽しい。
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やがて自然に花染山への尾根に乗る。
雪堤の下には広大なブナ平の原生林が広がる。
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広い雪堤の上を歩く行程が何処までも続く。
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千本松山からは、かなり遠くに見えた花染山もようやく近づいてきた。
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樹林越しに船形山が望めるが、木々が邪魔をして写真に撮れない。
どこか見えるところがないかと探していたら、たった一個所だけ少し薮を漕いで見える場所を見つけた。
船形山と薬師森(左)が綺麗なスカイラインで見えている。
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ここで気になったのがスノーモービルの騒音。
岳山林道から進入したものか、やかましい騒音をまき散らしながら保野川周辺を走りまわっている。
下山後に他の登山者から話を聞いたが、船形山頂まで登るスノーモービルの姿を蛇ヶ岳から見たらしい。
騒音と雪面を黒く汚す排気ガスをまき散らしながら山頂まで登るとは、野生動物や植生への影響を一切考えない人たちなのであろう。無粋な趣味としか言いようがない。
そろそろ山岳地帯の乗り入れに関する法的な規制が必要な時期と思う。

東西に長い花染山の山頂に到着。
太いコシアブラの木に、以前はなかった山名板が付いていた。

山頂からは北東方面の展望が開ける。
薬莱山を背景に皆で記念写真。
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ちょうどお昼を過ぎた頃なので、山頂でゆっくり昼食を取った。
マロ7さんには炒めたベーコンをいただく。

あれあれ・・・熊さんが木に登っているのか、と思ったらmaronnさんじゃありませんか(笑)
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ブナの木に囲まれたこの山に何故、花染山と風流な名前が付いたのかは不明である。
山頂に北側にはシロヤシオの木が非常に多い。場所によっては純林に近いところもあった。
しかし遠目で目立つ花ではないので、シロヤシオが山名の由来とは思えない。
よく考えてみると『鼻曽根山』が語源のような感じがする。
鼻は尾根上の最後の盛り上がりを指す。鳴子の花渕山の花も鼻と同義である。
曽根=尾根の意味なので、この考えにも一理あると思うがどうであろうか?

帰路は小荒沢林道を目指す。
山頂から東側の尾根上は南側が伐採されていて展望が効く。
泉ヶ岳の前衛峰である高倉山と黒森(右)が見えていた。
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雪堤上に雪割れをみると春山の感を強くする。
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東側の景色が開けた尾根を一気に下る。
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二本目の支尾根を右に下る、最後は急な法面を強引に下って荒れた林道にでる。
そこから少し歩くと小荒沢林道に合流した。
林道にはスノーシューとクロカンの跡があった。

林道をショートカットして水場に近い場所にマンサクの花が咲いていた。
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水場で甘露な湧水を飲んで、小荒沢橋を渡ってしばらく歩くと車道にでた。
ほとんど一日中、ブナの回廊を歩いた。
厳しい雪山は充実感があるが、こんな癒しの雪山も楽しいものだ。

帰り路に皆で富谷町の桃源花というラーメン店に立ち寄り、この店御自慢の胆々麺を食べた。
飛びこみで入った店だが、マイルドで美味しいラーメンだった。
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GPS軌跡です。

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動画です。





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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
初本格的な雪山歩きで、青白コントラストばっちり、堅雪で歩きやすい
尾根筋がきれいに見られ、何もかも満足な1日でした。
毎度おいしくボリュームあるケーキをゴチになり、今度は材料費渡さなきゃと思いました。
薬師の森魅力でしたね〜いつか行けるかなぁ・・・・ありがとうございました。
maronn
2013/03/27 11:18
お世話様でした。
おかげさまで素晴らしいブナの尾根を満喫できました。
それにSONEさんの「千本松山へ行きましょう!」という一声のおかげで、ほとんど行った人がないであろう千本松山まで行けたことはとても嬉しいことです。
お気に入りのコースがまた一つ増えました。
morino
2013/03/27 12:55
maronnさん今晩は。
あれれっ、今年初めての雪山でしたか。
快調に飛ばしておりましたね。
時間が経つにつれて主稜線の山々が見えてきたので、より印象深い山になりましたね。
薬師森はお天気と相談して行きましょう。
SONE
2013/03/27 18:38
morinoさん今晩は。
標高差があまりない行程だったので、さほど疲れない山でしたね。
あそこまでブナの原生林を歩くのも滅多にないので、いい思い出になりました。
千本松山は以前から狙っていましたが、今回登れて満足しました。
SONE
2013/03/27 18:41
富谷の桃源花は酸辣湯麺が最高です。台湾に駐在していましたが本場以上です。ところでSONEさん、四月より宮城支店に転勤になりました。(と言うより出戻りです。)さしつかえなかったら是非お仲間に入れて下さい。まさか仙台に戻れるなんて考えた事もなかったので、SONEさんの朝日連峰のブログが頭の中で浮かびます。
翔パパ
2013/03/27 21:59
翔パパさん今晩は。
マスさんが酸辣湯麺を食べましたが、少しスープを味見したところ美味しいラーメンだと分かりました。
また食べに行きたいラーメン店の仲間入りです。
翔パパさん、仙台に戻られるのですか。
連絡先を教えて下さいね。私の雑記帳ブログで管理者だけに見えるコメントが出来ますので、それで送信してください。
SONE
2013/03/27 22:07
素晴らしい天気にブナも白い雪も映えてますね。
こちらは、安達太良の鉄山西尾根迷沢でしたが、箕輪スキー場から上はガス、避難小屋付近は体がもっていかれるほどの暴風で、そちらとは大違いでした。
今週末はよい天気のなか山に登って滑りたいものです。
みどぽん
2013/03/27 22:52
みどぽんさん今晩は。
主稜線は風が強かったようですが、東斜面のこちらは穏やかな天気でした。
流石に風の名所の安達太良山ですね。暴風となりましたか。
どうもこの日は船形連峰より北の山の天気が良かったらしいですよ。
この週末は日曜日しか休めないので、ちょっと天気が心配です。
SONE
2013/03/27 22:57
お世話様でした。多分植生調査以外は登山の対象として記録のほとんどない千本松山に行けて良かったです。靴の忘れ物はじめボケかましてしまいましたが結果オーライということでご容赦ください。
tom
2013/03/27 23:34
当日は当方の場所からも、雲に隠れたり現れたりの、御所山でした。
画像では青空も綺麗な、ブナ散策だったようですね。
暫く行っていない場所だったので、楽しませて頂きました。
くまたか
2013/03/28 07:32
お世話様でした。
魅惑の千本松山で、保野川渡渉地点の真上とは思えない光景でしたね。
秋山でキノコ採りしながら藪漕ぎして千本松山に行こうかなと…密ヤブかな。
マロ7
2013/03/28 07:34
tomさんおはようございます。
千本松山は立ち寄って正解でしたね。
東側の展望があんなに開けている山とは思いませんでした。
登山靴忘れはマロ7さんの車に乗っていて良かったですね。
スパイク長靴の方が歩き易い雪質でしたね。
SONE
2013/03/28 08:08
くまたかさん、おはようございます。
白髪山からも御所山は雲がかかっておりましたか。
標高が1400m以上は、午前中は天気が悪かったようですね。
このコースは逆周りならテレマークでも滑りが楽しめますよ。
SONE
2013/03/28 08:10
マロ7さんおはようございます。
連日ので足取りが重かったですね。
この週末それも終りでしょうか。
千本松山に行ったのは大正解でした。雪が消えると密薮になるのでしょうかね。
北側の急斜面には薮がない印象でした。
SONE
2013/03/28 08:13
お陰さまで、冬山デビュー戦を楽しめました。まるで整備されたゲレンデのように開けたブナの回廊歩きは、本当に贅沢な時間でした。とても嬉しくなったのを、動画を見て思い出しましたよ〜。また、よろしくお願いします。
ume
2013/03/28 22:26
umeちゃんお疲れ様でした。
初めての雪山がかなりマニアックなところになりましたね(笑)
しかしあの綺麗なブナ林を見て、雪山の虜になったのではないですか。
またご一緒しましょう。
SONE
2013/03/28 22:30
おはようございます。
山の名前で「鼻」が「花」になっていることがある、
と、「曽根」=「尾根」というのは
おもしろいですね〜すごいですね〜(^_^)
ナカシィ
2013/03/31 10:24
ナカシィさんこんにちは。
完全に私の推論ですが、かなり自信がある由来になっています。
曽根とは厳密には支尾根を指すらしいですよ。
SONE
2013/03/31 12:32

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