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zoom RSS 2013.5.18 五葉山(岩手・北上山地)

<<   作成日時 : 2013/05/21 08:37   >>

ナイス ブログ気持玉 18 / トラックバック 0 / コメント 8

マスさんの体調が少し悪いので、あまりハードな山は無理な状態。
それなら少し遠出して、登山口からの標高差が左程ない五葉山に登ろうと家を出た。

【 5/18 五葉山(1341m) 岩手・北上山地 】
赤坂峠〜賽の河原〜畳石〜じゃくなげ荘〜日枝神社〜五葉山〜日の出岩(往復)

一関ICで東北道を降り、一般道を東山町に向かう。
登山の前に猊鼻渓に初めて立ち寄った。
砂鉄川の両岸に高さ50m以上の岩壁が聳え、静かに流れる川面に手漕ぎ舟を浮かべて川下りするのが、猊鼻渓の舟下りである。

ちょうど訪れたときは新緑の盛りで、カジカガエルの澄んだ鳴き声と、船頭が唄う猊鼻追分の歌声が岩間に響き渡り、幽玄な時を醸し出していた。

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上流の船着場から眺めた壮夫岩は100m以上の高さの岩壁。
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動画はこちらです。 ↓



1時間半の舟下りの後、長躯・五葉山の登山口:赤坂峠に向かう。

標高712mの赤坂峠の大きな駐車場は登山者の車でほぼ満車状態。
この山の人気のほどは伺える。

五葉山には実は過去2度登っている。
一度目はシャクナゲの開花を狙っていったが、未だ3分咲きで、しかもヤマセの影響で全く視界が得られないまま登山が終わった。
二度目はヤマツツジ狙いだったが、赤坂峠では咲きはじめ。
山頂からの展望は黒岩方面と、時折太平洋が少しだけ拝めただけで、期待した展望はまたも空振りに終わったのである。

午後1時、登山口を出発。
多くの登山者が下山の途についている時間であった。
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峠から賽の河原付近まではヤマツツジとレンゲツツジの木々に縁どられた道を行く。
満開の時に当たったら、左右真っ赤な世界が広がっているのであろう。

時折南側の展望が開けて、麓の鷹生ダムと、奥に氷上山が望めた。
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やがて荒涼とした風景が広がる賽の河原に着く。
多くのケルンが積まれている。
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ほどなくしてベンチが置かれた四合目の標識を見ると、左手に平らな花崗岩の畳石がある。
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ここまでの行程は遊歩道的な雰囲気であったが、小さな鳥居を潜るとミズナラとダケカンバが混生した雑木林の緩急連続する登山道となる。
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ミヤコザサが生える森は乾燥していて、林床に咲く花は少ない。
唯一ヒメイチゲの花が沢山咲いていた。
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コメツガやヒノキアスナロの木が出てきた頃、樹高が低くなって、ハクサンシャクナゲの群生地に変わってくる。
太平洋に近い山なのに高山的な側面を持った山と気が付く。
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山小屋のしゃくなげ荘はハクサンシャクナゲの群生地に囲まれた展望の良い場所に建つ。
水場やトイレもあり、一度は泊まってみたと思わせる山小屋だ。
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小屋からなだらかな道を進むと頂稜にある日枝神社に着く。
石組みに囲まれ、素晴らしい展望の地にある。
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ここから見た黒岩へ続く稜線
一度はこっちの方向へ歩いてみたいと思っていながら、今回も時間切れで無理な状態。
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津波で壊滅的な被害を受けた大船渡市の一部も俯瞰できた。
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山頂までは展望の良い稜線を辿る。
周りはハイマツとガンコウランが匍匐する高山的な風景が広がっている。
そしてオブジェが置かれた一等三角点がある五葉山山頂に着く。
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過去2回はガスって何も見えない山頂であったが、今回登ってみて360度素晴らしい展望が開ける山頂の感を強く持った。
先ず目が行くのが北側の早池峰山である。
手前の山が六角牛山。
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すぐ北隣には愛染山。ここも登ってみたい山の一つだ。
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ハクサンシャクナゲの花の盛りの頃に登った片羽山も近くに見えている。
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午後の遅い時間の登頂だったので、遠望はあまり効かなくなっていたが、それでも岩手山や秋田駒ヶ岳、焼石岳などの雄峰が霞んで見えていた。
遠く南に霞むのは金華山であろう。
太平洋のリアス式海岸も眼下に見えていた。

この大展望を眺めながら遅い昼食をとる。
山頂には誰もいない。

せっかく来たので鳩ヶ峰方面に少し歩いた位置にある日の出岩まで往復する事にした。
コメツガの矮生林が広がる不思議な空間を通り抜ける。
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稜線から突出した大きな花崗岩が日の出岩
この頂が五葉山で一番高い場所らしい。
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少し危険であるが、日の出岩の上に登ってみた
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そこからは山頂では見えなかった霞露ヶ岳方面の景色が広がっていた。

帰りは往路を戻る。
賽の河原から直線的に下る道を見つけて、ジグザグの道をショートカットして効率良く下れた。

赤坂峠に着くと、ほぼ満車に近かった駐車場にはほとんど車がいない状態であった。

鷹生ダムに下る道すがらに、車の前にホンシュウジカが出てきた。
10m以内に車が近づいても逃げる素振りも見せないで必至に葉っぱを食べている。
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野生のシカをこんなに近くで観察できて嬉しくなった。
帰りは東北道に出るまでは長い道のりであるが、高速道が空いていて3時間で帰宅できた。

しかし以前はほとんど登っている人がいない山であったが、今は超人気の山になったらしい。

動画です。




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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
猊鼻渓、懐かしいです。うん十年前に行ったっきりです。(^^)
五葉山は未登ですが、面白そうなところですね。
猊鼻渓と五葉山でマスさんの体調は良くなったのでは?
morino
2013/05/21 22:13
何年か前の3月末、てっきり赤坂峠通行出来ると思いこみ…閉鎖してました。
で、下から登って時間がないので赤坂峠の南側の山稜へ、鹿が群れていましたね。
花の時期をねらって何年も経ちました。
マロ7
2013/05/21 22:48
昼から1000m以上の山を目指されるなんて凄すぎですね〜
私は、昼前後に山頂近くに居ないと不安になってきます。
しみったれなんでしょうね・・・・
五葉山って、奇岩が有ったりして良い山なんですね〜
トシヒコ
2013/05/22 05:33
morinoさんおはようございます。
猊鼻渓に行ったことなかった私は珍しい存在かもしれませんね(笑)
五葉山はツツジの頃とシャクナゲの頃がねらい目でしょうが、その時期は晴れていることが少ないようです。
この日のマスさんは不調で、この程度の山が限界でしたよ。
SONE
2013/05/22 08:00
マロ7さんおはようございます。大沢コースから登る手もあったでしょうが、標高差が大きいので時間的に難しかったのでしょうね。
やはり鹿がいましたか。かなりな頭数がいるようですね。
花を狙っていくとなかなか晴れ間と合致しないです。
SONE
2013/05/22 08:02
トシヒコさんおはようございます。
標高差が600mない山ですので、昼過ぎでも十分日帰り可能な山ですよ。
この日は登山者が多かったので、逆に静かな山を楽しめました。
遠野を含めて、この界隈には個性的な山が多いです。
SONE
2013/05/22 08:05
五葉山は、大沢から登り、黒岩〜五葉山〜赤坂峠、デポしたチャリで下山という行程でしたが、黒岩への登りの岩稜も素晴らしいので、お勧めです。五葉山にくらべ、黒岩は切り立っているので、高度感や展望に優れ、素晴らしい雰囲気です。
NYAA
2014/01/06 21:34
NYAAさん今晩は。
大沢から黒岩への登路はあまり登る人が少ないようですね。
なるほどチャリで周回する手がありましたか。そこまで気が付きませんでした。
今度はツツジの満開の頃に行ってみたいです。
SONE
2014/01/06 22:49

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