東北の山遊び

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zoom RSS 2013.6.2 光兎山(新潟・女川山塊)

<<   作成日時 : 2013/06/04 22:46   >>

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太平洋側がヤマセの影響で天気がさえない。
そこで久しぶりに新潟の山に遠征した。
前回登った時にガスで何も景色が見えなかった光兎山に再挑戦である。

【 6/2 光兎山(966m) 新潟・女川山塊 】
中束登山口〜千刈分岐〜虚空蔵峰〜観音峰〜水場分岐〜雷峰〜姥石〜駒返し〜光兎山(往復)

この山に登ったのは随分前のことで記憶が定かでなくなってきている。
確か5月下旬の頃で、途中でコシアブラを採った覚えがある。
山頂での期待した展望もなく、帰路は雷雨で土砂降りの雨になり、近くで鳴り響く雷鳴に恐れおののいた。
何時かまた再訪したいと思っていながら今日に至った山であった。

光兎山と書いて『こうさぎさん』と呼ぶ。
何でも兎に似た雪形があるのが山名の由来と言われているが、香鷺山、光鷺山、鴻鷺山、小兎山の異なった文字も過去に使われていたらしい。
861年、天台宗の慈覚大師によって開山され、戦前まで女人禁制の山であった。


前回は千刈登山口から登ったが、今回は中束登山口から登り始める。
山に向かう途中で正面に鋭角の山容をした光兎山が望める。
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登山口近くに駐車スペースがあるが、ほぼ満車の状態で、やっと一台分の空きを見つけて車を止めた。
この日はかなりな登山者が登っているようだ。

大きな看板を見て登り始めるが、最初は杉林、その後はアカマツの林の緩い登りが延々続く。
千刈コースが合流したところで休憩。
空気が乾燥しているためか、樹林帯の中を歩くと涼しく感じる。

そこから少し登るとブナ林が出始めて登りが楽しくなる。
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ほとんど急坂もなく、関川盆地の展望が開けた虚空蔵峰に着く。
奥に見える山は櫛形山(左)と高坪山
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石碑のある山頂で少し休憩。
石灯篭が変わった向きに設置されている。ここから山頂まで参道が続くと言う証なのであろうか?
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ブナ林を少し下って行くと、ユキツバキの群生地がある。
未だに沢山の花を咲かせていた。
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少しだけ登り返したところが観音峰
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祠の周辺にはオオイワカガミが咲いている。
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東側の展望が開けていて、これから目指す光兎山と雷峰が高く聳えている。
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ほぼ行程の中間点である観音峰で少し長めの休憩。
マスさんお手製の『醤油とクルミのシフォンケーキ』が美味しい。
蒸しパン風味にクルミの香ばしさがきいている。
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急な坂を下ると左手に水場の表示があった。
水場まで3分と書かれているが、ガイドブックでは5分となっている。
看板に『オイシイヨ!』と落書きされていて、帰りに立ち寄ってみることにした。

水場の鞍部から今までの緩い登りと一転して、急登の連続になる。
右手の観音沢側が切れ落ちた稜線を歩く。
振り返ると観音峰が見えていた。東側は絶壁になっている。
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草花はオオイワカガミとチゴユリのみ満開であるが、ここから木の花が多く咲いていて目を楽しませてくれる。
ウラジロヨウラクの花は咲きはじめ。
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ヤセた稜線ではヤマツツジが見ごろ。
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南側には女川の対岸にある横松山(左)から湯蔵山の山稜が望める。
この稜線を辿って蕨峠に抜ける間道が昔は存在していたらしい。
西麓の小和田には横松越ェの関所があったと言われている。
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やがて展望の良い雷峰に着く。山頂の一角に石碑が祀られていた。
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雷峰から見る光兎山の姿は登高意欲を掻き立てられる。
右手のかなりな急斜面を登って行くのだ。
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北側には鷲ヶ巣山が見える。
左から前ノ岳、中ノ岳、そして鷲ヶ巣山と三つの山の連なりがよく分かる。
山頂まで累積標高差1880mもあり、朝日連峰の主稜線に上がったような達成感が味わえる山だ。
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雷峰から小さなピークを越えて行く。
この付近からウゴクツクバネウツギの花が多く咲いていた。
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この後、女人禁制の禁を破って女性が登ってきたら、石になってしまったと言う伝説がある姥石を見る。
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東側に頭布山が大きく見えてくると山頂への急登が始まる。
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ピラミッド型の山容をした光兎山が目の前に迫る。
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ザレ場、ロープ場などを過ぎて登っていくと山頂直下
花崗岩が露出した朝日連峰を思わせる稜線が続く。
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光兎神社の祀られた山頂に着く。
そこには正に360度の大展望が待っていた。
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山頂には2組4名の登山者が休憩していた。
どうも関東方面からいらした方々らしい。

山頂に着くまでブユは少なかったが、山頂に着いた途端にブユの大群に纏わりつかれる。
山頂の登りで団体とスライドしたが、登山者が山頂に多くいたのでブユも集まってきたようである。

食事の前に登りの途中で見えなかった朝日連峰の写真を撮った。
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西朝日岳、中岳、大朝日岳の主稜線。
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端正な三角形をしている以東岳
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南側に縦構図で見える飯豊連峰
残念ながら主稜線には雲がかかっていた。
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それでも連峰北鎮の朳差岳ははっきり見えている。
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ブユが多くて落ち着かない山頂は30分しか休まないで下山を始める
山頂からの急な下りは慎重に・・・
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観音峰手前の水場までワンピッチで下る。
子だり5分かかると言う健脚向けの水場であるが、かなり下まで降りて行くと、こんこんと冷たい水が湧く美味しい水であった。

観音峰で再び休憩。またマスさんお手製のシフォンケーキをいただく。
ブナの森の中はひんやり涼しくて汗が引いていった。

後は登山口まで休まず下った。
途中で松の倒木に若いマツオウジが生えていた。
他にも生えていたがどれも幼菌で採取できなかった。
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標高が1000m未満なのに、展望は高山級の素晴らしい山であった。
たまには新潟に遠征しようと思った。

帰路は折角新潟まで来たので、村上市から笹川流れ〜鼠ヶ関の日本海沿いをドライブして帰った。
山と海を堪能した一日であった。



GPS軌跡です。クリックで拡大。

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動画です。




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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
なかなか登り応えのある山みたいですね〜
途中マスさんが腰を下ろして横になっている風景良いですね〜
これくらいのんびり歩きたいものです。
この山も気になっていたんですよね〜
トシヒコ
2013/06/05 19:51
遠くへ行きましたね。
展望のお山でしたね。
二王子岳も行きたいと思ってからしばらくなります。
マロ7
2013/06/05 21:08
新潟のお山ですか!私達にはまだまだ先かな〜(笑)記事で楽しませてもらいますね。
さて、私もトシヒコさんと同様に6枚目のお写真に目が行きました。マスさんポーズ凄くイイですよ〜(#^.^#)
私など何時もヘンテコリンなポーズしかとりませんからね〜、今後はこんなポーズも参考にせねばと・・・(大笑)
こちら週末に神々しい岩手山と会って参りましたよ。来月チャレンジしてきますね。


とむかの
2013/06/05 21:11
トシヒコさん今晩は。
累積標高差が1100mですから低山とは侮れない山でしたよ。
マスさん涼しい木陰で快適だったようです。
秋の紅葉シーズンには灌木が赤く色づくでしょうね。
SONE
2013/06/05 21:55
マロ7さん今晩は。
以前は遠くも感じないで登っていた山ですが、最近は遠く感じてきました。
二王子岳は人気の山で凄い数の登山者が登りますが、この山は静かで良かったですよ。
SONE
2013/06/05 21:57
とむかのさん今晩は。
新潟まで行く前に登りたい山が目白押しですよね(笑)
マスさん寛いでいて、結構休憩時間を取りました。
風景に溶け込んだような人物写真も山ではありですね。
岩手山は見て良し、登って良しの山ですが、標高差が1500mあるので侮れない山でもあります。
大東岳の1.5倍なので、大東岳が楽に登れるかどうかが登頂の鍵となりますね。
SONE
2013/06/05 22:01
1000mに満たない山には見えません。展望も良く素敵な山です。
以東岳はこちらから見ると三角形。影以東になるのがわかりますね。
以東と言えば、小屋の2階が壊れてしまいました。今年は泊まれないかと思うとガッカリです。
morino
2013/06/06 21:28
morinoさん今晩は。
雪が多い地域なので雪崩によって灌木しか生えない斜面が広がっていますね。
展望も素晴らしいので機会があったら是非登ってみてください。
以東岳は大朝日以上に目立っていましたよ。
以東小屋が壊れたのを初めて知りました。月山の姥沢小屋が破壊されたのと同時期なんでしょうかね。
SONE
2013/06/06 22:27
ほとんど村上ですから、ずいぶん遠くまで遠征されましたね・・・。
この辺の山は、真夏に登ると熱中症で倒れちゃいますから、新緑の今の時期がベストシーズンなんでしょうねぇ!
Mt.Racco
2013/06/12 12:16
Mt.Raccoさん今晩は。
この日は蒜場山も候補に入れていたのですが、道路の除雪状況が不明でしたので光兎山になりました。
山の後は村上市を通過して鶴岡まで抜けてしまいましたよ
新潟の夏は暑すぎますから、この標高では間違いなく熱中症になってしまいますね。
春と秋が適期の山だと思いました。
SONE
2013/06/13 00:26

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2013.6.2 光兎山(新潟・女川山塊) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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