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zoom RSS 2013.8.11 振子沢(宮城・蔵王連峰)

<<   作成日時 : 2013/08/14 11:29   >>

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猛暑が続いているので、涼しさを求めて中央蔵王の振子沢を登ってきた。
30年前に地下足袋&ワラジのスタイルで単独で登ったことがあったが、手軽に沢登りを楽しめる好いコースである。

【 8/11 振子沢 宮城・蔵王連峰 】
賽の磧駐車場〜ひよどり越え〜濁川〜振子沢出合〜振子滝〜お釜〜濁川下降〜大黒天

大黒天に車をデポして自転車で賽の磧駐車場まで下る。
この日は晴れの天気予報であったが、山の上は曇っていて冷たい風が吹き抜ける。

遊歩道をひよどり越えまで歩き、濁川に向かって下っていく
ノリウツギの花が満開であった。
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これから遡行する振子沢にシンボル:振子滝が見える。
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ヨツバヒヨドリの花の蜜を吸うアサギマダラ
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湿ったところに咲いていたウメバチソウ。秋の気配を感じさせる花だ。
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濁川渡渉点に着く。
振子沢の出合はここから30m遡ったところ。
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振子沢はイタドリのボサが被った冴えない沢歩きで始まる。
全体的にゴーロの小滝が多いが、ときどき小滝が現れる。
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少し登りにくい小滝を越えると平坦地に着く。
ここは振子平と呼ばれ、正面に振子滝(下段)が迫ってくる。
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静かなここで一服する。
マスさんお手製の和菓子『ねりきり』をいただく。甘味を抑えた上品な味の和菓子であった。
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振子滝の下段は左手から小さく巻いて登る。
斜度が急なので、木に掴まりながら登るが、落石には注意が必要。

登りきると再び平坦地になり、正面に振子滝(上段)が迫力ある姿で見えてくる。
落差40mの堂々とした滝だ。
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この滝の右手のバットレス状を登った記録を見たことがある。
確か巻き道は右手手前の灌木帯にあったと記憶しているが、滝の右側の岩溝が登れそうなのでチャレンジしてみる。
しかしこれは失敗。2/3程度登った地点で岩の風化が激しくなり、ホールドを掴む度にガバッと剥がれてくるので引き返した。
藪を漕いて右手にトラバースし、一般的な巻き道に入る。
その途中で振り返ると濁川最大の大滝;不帰ノ滝(落差97m)が見えていた。
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巻き道の最後の部分。
足場の悪いトラバースになるので慎重に通過する。
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振子滝の上部に出ると風景が一変する。
急に高山的な様相になり、五色ドームがアルペン的な姿で迎えてくれた。
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開けた沢筋にはキンコウカが咲いている。
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良く見るとモウセンゴケの花が沢山咲いていた。
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ここからは水線に沿って登るも良し、岩尾根を歩いて良しの楽しい行程が始まる。
但し、途中から小さなゴルジュ帯となり沢通しで遡行するのは難しい。
そこで右岸の岩尾根から沢を見下ろしながら歩く。

写真はミニゴルジュ出口にある8m滝
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岩尾根を登りきると、ロックガーデンを思わせる開けた場所に出る。
蔵王隋一のアルペン的な景観に浸れる場所だ。
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安易に登れる小滝が連続して楽しい。
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連瀑帯最後の6m滝を越えると・・・
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景色は一変して小川状になり、火口瀬を辿っていく。
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急に花が増えて、一帯はミヤマコウゾリナのお花畑になってきた。
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お盆近くだと言うのにコマクサが沢山咲き残っていて驚く。
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安斎小屋跡を過ぎてお釜に注ぐ小沢を下っていくと、お釜の湖畔に出た。
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火口原から濁川を下って行く。
火口瀬が急に落ち込んで6m程度の2段の滝を作っていた。
ここにフィックスロープがあり、それを利用して懸垂下降で下る。

2番目の滝にもフィックスロープあり、これは掴まって降りることができた。
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後は大黒天までゴーロの単調な沢下りが続く。

唯一の見どころはお釜の水が湧きだしている八千仏であろう。
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中間に5mの滝が一つだけあるが、左岸から簡単に下れる。
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大黒天の登り返しでは、上部の登山道にいるギャラリーにじろじろ見られながら登った。

傍らにはエゾオヤマリンドウが咲いていた。山はもう初秋の装いに変わってきている。
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振子沢は滝登りを指向する沢屋には向いていないが、手軽に水遊びができる楽しいルートだと思う。




GPS軌跡です。 クリックで拡大。

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動画です。





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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして いつも関心しながら拝見しております
沢登りの経験がない僕にはこのコースは無理だぁ
また勉強しに覗きにきます
僕も宮城なのでいつか会えたら嬉しいです
s
2013/08/14 13:55
なかなか楽しそうなところですね。
少し練習して機会があれば歩いてみたいものです。
それにしても、まだコマクサがあるとは。久しぶりにカモシカ温泉から歩いてみようかな。
morino
2013/08/14 19:37
こんばんは。
ここでしたか!マロ7さんのレポでよく耳にする沢でしたので、興味深く拝見しました!
全体的に赤茶けた岩が多いですね…しかも脆いのですか?
2/3まで登って、ガバだったので戻った・・・というのも凄い話ですね。
いやいや、怖い怖い。
mt.racco
2013/08/14 21:24
手軽に行ける沢ですね。
私は振り子沢を登り切ってからの光景がたまらない。
今度は6月初旬辺りに行ってみたい。どんな花が咲いてるか(^^)
マロ7
2013/08/15 08:30
sさん初めまして。コメントをいただきありがとうございます。
沢装備がないと厳しいルートですね。
お会いすることがありましたらお気軽にお声掛けくださいね。
SONE
2013/08/15 19:03
morinoさん今晩は。
ロープ要らずで遡行できる沢ですよ。
コマクサがこの時期まで咲いているのは珍しいですね。
SONE
2013/08/15 19:05
mt.raccoさん今晩は。
私は30年ぶりですがマロ7さんは毎年通っていますね。
火口岩質の岩が中心で、振子滝周辺は崩壊が進んでいます。
2/3まで登ったら、戻るのが大変でした。
マスさんをロープで確保して下ろしましたよ。
SONE
2013/08/15 19:08
マロ7さん今晩は。
振子滝を巻き上がったあとの光景が素晴らしいですね。
蔵王とは思えないアルペン的な景観です。
6月初旬のこの界隈はイワカガミとミネズオウ中心ですね。
SONE
2013/08/15 19:10
「ロープ要らずで遡行できる沢」←道具を使わないで登るのが、やはり自然を楽しむという意味ではいいですよね。

私も、近々、東北の沢を歩こうともくろんでおります。振子沢も候補に入れておきます。
NYAA
2013/08/28 00:59
NYAAさん今晩は。
私も若い頃よりバランス感覚が悪くなっているので、無理しない癒し系の沢が似合っていますよ。
ネットで調べると1級クラスの楽な沢がいろいろあります。
振子沢もお勧めですので是非お出かけくださいね。
SONE
2013/08/28 22:20

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