東北の山遊び

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zoom RSS 2013.9.28 栗駒山から秣岳(秋田・栗駒山)

<<   作成日時 : 2013/10/01 19:18   >>

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7年ぶりに天馬尾根を歩いて秣岳を周回してきた。
栗駒山は東北随一の紅葉の名山であるが、今年の紅葉は極端に赤が少ない印象であった。

【 9/28 栗駒山(1627m)から秣岳(1424m) 秋田・栗駒山 】
須川温泉〜名残ヶ原〜自然観察路分岐〜三途の川〜産沼〜栗駒山〜天狗平〜御駒ヶ岳〜鞍部〜しろがね湿原〜岩峰ピーク〜秣岳〜車道〜須川湖〜イワカガミ湿原〜須川温泉

先週の三ツ石山で見事な紅葉を堪能できたので、今回は二匹目のドジョウを狙って栗駒山を歩くことにした。
同行するのはmorinoさん

花山から湯浜峠〜花山峠を越えて秋田に抜ける。
東北道一関ICを経由するのと大差ない時間で須川温泉にたどり着けるルートだ。

途中朝日に照らされた鳥海山を眺めることができた。
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須川湖に立ち寄ってトイレ休憩。
午前6時の気温は5度。風が強く体感温度は氷点下の震え上がる感じ。
もう10月近いので高い山に登る場合はある程度の防寒装備が必要となってくる。

須川湖から秣岳を見る。
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朝が早いので須川温泉の駐車場は空いていた。
宿の方と立ち話をしたら、震災以降客の入りが極端に悪くなったらしい。

源泉の脇に登山口があり、硫黄臭い中を登っていく。
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名残ヶ原に出ると栗駒山が一望できる。
この湿原はイネ科の植物が繁茂し始めていて、どんどん乾燥化が進んでいる印象だった。
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少し登ったところで左に自然観察路が分岐する。
全般的に見どころは少ない登山道であるが、今回は完全一筆書きのルートにこだわって自然観察路を登ることにした。

直ぐにゼッタ沢を渡り、しばらく歩くと三途の川を石飛びに渡渉する。

笊森避難小屋への分岐に着くと、その右手に産沼がある。
避難小屋への道はかなり藪化が進んでいた。
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沼の上部は紅葉が素晴らしく、何度も立ち止まりながら写真と動画撮影に時間をかけた。
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鳥海山名物の赤紅葉。ドウダンの木が多いので見栄えのする紅葉だ。
背景には焼石連峰が見えている。
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平坦な尾根上に乗り上げると西側に鳥海山が見えてきた。
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道の左右に笹が張り出していて朝露に濡れながら登っていく。
正面に栗駒山が見えているが、南側から雲が乗り越えていた。
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笊森方面を振り返る。
山頂付近のサラサドウダンの葉っぱはほとんど散っていた。
紅葉が終わったのか、台風の風で葉が落ちたのか不明であるが、今年の栗駒の紅葉は例年と比べてイマイチの感がある。
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朝の8時。栗駒山山頂に到着。まだ山頂は混雑していない。
宮城県側の展望を期待していたが、南側からガスが湧き上がっていて全く展望が得られなかった。
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この日は東北一円で快晴の天気予報だったが、南からの湿った空気が入っていて、頂稜付近に雲を発生されていたようだ。
この頃から焼石連峰や和賀岳も雲に隠れてしまった。

山頂北側の紅葉。
山全体が紅葉している訳でなく、斑模様に紅葉が見事な地点があった。
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ガスと強風で寒い天狗平を越えて秣岳方面に西進する。
栗駒で一番展望が素晴らしい御駒ヶ岳の岩場の上は、稜線を越えて行く雲でほとんど写真にならない状態であった。
少し待ってもガスが切れそうな様子がないので、天馬尾根を下り始める。
そこで雲が切れて目指す秣岳の全貌が見えてきた。
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昨年麝香熊沢を遡行後に藪抜けした地点を過ぎるころ、上空を報道ヘリが飛んできてしばらくあちこちホバリングしていた。
翌日の河北新報に一面に栗駒山の紅葉の写真が掲載されていたのが、この時飛んでいたヘリからの撮影であったろう。
他に虚空蔵山の付近を登山道整備のためのヘリが何度も湯浜温泉間を行き来していた。

鞍部から登りにかかると傾斜湿原がでてくる。
高層湿原の背後に越えてきた御駒ヶ岳が見えている。
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1397mの小ピークを越えたところに草紅葉が美しいしろがね湿原がある。
私的に栗駒山で一番好きな風景だ。
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湿原の奥に岩峰状のピークがある。
ここは縦走路中で一番の景勝地となっている。
この日は標高1400mから1500mの間が紅葉の見ごろのラインであった。
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虎毛山を望む。目を凝らしてみると山頂の避難小屋まで見えていた。
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春川を挟んで対岸に位置する高松岳
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標高が1200mクラスの高松岳は紅葉はまだの感じ。次の週末が見ごろか?
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北西側には本日の最終ピークである秣岳が控えている。
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岩峰状ピークで周囲の紅葉を眺めながらゆっくり休んだ。
morinoさんからおはぎをいただく。
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秣岳直下の高層湿原。
この周辺には栗駒山唯一のオオシラビソの群落がある。
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遅くまで雪田が残る場所は雪田草原になっていた。
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秣岳の登りから岩峰状ピークを振り返る
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かかっていた雲が消えて全貌が見えた栗駒山
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秣岳の山頂は西側が灌木で展望が利かない。
東側は須川温泉や須川湖の展望が開けている。
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標高差130mの急坂を一気に下ったところからピラミダルな秣岳を振り返る。
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足場の悪いトラバース気味の下降の途中で足を滑らした時に、動画撮影用に持っていた三脚を岩に転がしてしまったら、上下させるパイプの部分が半分に折れてしまった。
安い三脚だったのでパーツ販売をしていないため新しい三脚を買わねばならないだろう。
使いやすい三脚だったので残念である。

ブナの原生林に入るとツキヨタケが多く生えていた。
ブナハリタケを少量ながらゲットする。

車道に出てから3km弱の車道歩きで須川温泉に戻る。
途中で酢川湖を迂回する。
ボート遊びをしている観光客がいて、それを見ながら湖畔で休憩した。
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時間があるので車道途中の分岐を左折してイワカガミ湿原に立ち寄った。
以前からこの湿原を周回する木道を歩いてみたかったのだ。
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湿原から秣岳を見る。何時もと違った方向から眺めると秣岳とは思えない山容をしていた。
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例年の紅葉の時期は栗駒山荘から須川温泉にかけて大渋滞するが、この日の車道は閑散としたもの。
須川温泉の駐車場もあちこち空きがあった。
栗駒山荘の駐車場は混雑していたので、今回は須川温泉の内湯で入浴する(600円)。
洗い場や石鹸などが完備されていて、湯温もちょうどよくなかなかイイお風呂であった。

写真では紅葉の良い場所だけ撮っているが、全体的に色づきが余り良くない今年の栗駒の紅葉であった。
でも鳥海山を眺めながらの贅沢な山旅を満喫できた。

今回GPSの軌跡が途中で電源がオフになってしまいました。
一部手書きの地図です。

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動画です。




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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
目映い紅葉でしたね。
1週間待ってるとあっという間に南下、天気と合致した栗駒でしたね。
鳥海山が見えるといいなぁ〜。(^o^)
マロ7
2013/10/01 19:53
逆コースで廻った事しかありませんが、大好きなコースの一つです。紅葉の色付きは船形も一緒でした。はも散っていましたしね。10月中に時間があれば行って温泉にも入って来たいですね。
くまたか
2013/10/01 20:03
マロ7さん今晩は。
読み通り栗駒まで紅葉が南下してえいましたが、ナナカマドとドウダンの赤が極端に少ない紅葉でした。
ほぼ一日鳥海山をお伴に山歩きできましたよ。
SONE
2013/10/01 22:26
くまたかさん今晩は。
時計回りの周回ですと、太陽を背にして歩くので良い写真が撮れるんですよ。
紅葉は散ってしまうか、チリチリに枯れてている葉っぱが多かったですね。
紅葉最盛期の頃の酢川温泉は大渋滞するのがネックですね。
SONE
2013/10/01 22:35
お世話様でした。
山頂あたりにガスがあったとはいえ、青空、紅葉、草紅葉、周りの山々…とタップリ楽しめましたね。
久しぶりのしろがね草原はやはり素晴らしいところでした。
また、よろしくお願いします。
morino
2013/10/01 23:05
morinoさんお疲れ様でした。
山頂付近だけ展望が得られない時間がありましたが、他は概ね満足できる山でしたね。
やはりしろがね湿原が本ルートの白眉でしょうね。
次の週末は天気がイマイチになりそうで困ってしまいます。
SONE
2013/10/01 23:43
はじめまして。人気の山からマイナーな山まで、幅広い山の記事楽しみに拝見しています。
ひとつ気になった事が…「酢川」なんですか?ずっと「須川」だと思っていたのですが。
あめんぼ
2013/10/02 18:04
あめんぼさん初めまして。コメントをいただきありがとうございます。
酢川ですが変換間違いで全て誤った表示になっていました。ご指摘ありがとうございます。
全ての記載を須川に訂正いたしました。
SONE
2013/10/02 19:25

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2013.9.28 栗駒山から秣岳(秋田・栗駒山) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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