東北の山遊び

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zoom RSS 2013.10.29 糸岳(宮城・二口山塊)

<<   作成日時 : 2013/11/01 09:44   >>

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朝早く胃がん検診に行きバリウムを飲む。
その後時間が出来たのでキノコ狩りもプラスして二口山塊の糸岳に登ってきた。
大行沢道はブナの黄葉の盛りで、身体が黄色に染まるような感じがした。

【 10/29 糸岳(1228m) 宮城・二口山塊 】
大東岳登山口〜駒止め〜雨滝〜裏磐司〜北石橋分岐〜姥楢〜北石橋〜石橋峠分岐〜938m独標〜磐司尾根合流〜糸岳〜望洋平〜臨潭〜白糸の滝〜二口林道〜大東岳登山口

思いのほか胃がん検診が早く終わったので、本小屋から糸岳を周回することにして大東岳の登山口に着いた。
登山口の手前から目指す糸岳が見えている。
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午前9時半に出発する。秋も深まってきて日暮れも早い時期であるが、明るいうちに車に戻れるであろう。
大好きな大行沢道を登っていく。
大東岳登山の真骨頂はこの沢沿いの道を下ることにある。
全く伐採が入っていない原始の森と、幽玄に流れる大行沢の沢音。
そして険しい裏磐司の岩壁が織りなす景観は何時歩いても充実感を与えてくれる。

雨が降り注ぐように高みから落下する雨滝は最初の見どころだ。
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バリウムを飲んだので腹が重く、発砲剤の影響でゲップが断続的にでて気分が悪い。
昔、バリウムを飲んだ日の夜に飲み会があったが、酷い悪酔いをした経験があった。
何時もの山歩きは水はあまり摂らないほうであるが、この日は水をガブガブ飲みことを心がけた。

裏磐司の展望地で少し休憩する。
この付近は紅葉が進み、あまりの美しさに言葉を忘れてしまう。
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京淵沢を越えていくと糸岳方面の尾根筋が見えている。
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大行沢が近づいてきたところで登山道から離れて少し沢を遡行した。
スパイク長靴を履いていたが、連日の雨で水量が増した大行沢は気軽に遡行できる感じではなかった。
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右岸からカケス沢が流入してきたところで遡行は終わり、ここで北石橋への道が右岸の河岸段丘を登っていく。
直ぐにムキタケを見つけたが、痛んでいるものが多かった。
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急な登りの途中で右手を見ると、見事な紅葉の森の上に大東岳が見えていた。
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姥楢を過ぎた付近はブナの黄葉が真っ盛り。
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ブナ林を登ってから急な下りになると北石橋は近い。
北石橋は何度も見ているが、下を滑滝が流れる景観は二口山塊随一の奇観と言える。
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北石橋のすぐ上流にある滝を巻き上がる地点が分かりにくい。
足場も悪いので、山慣れた人向きの登山道である。

そこから僅かな距離で石橋峠の分岐に着くが、石橋峠への道は現在は通行禁止になっている。
途中の道が崩落して消失しているので、完全に沢登りのスキルがないと登れないルートである。

今回は分岐を左折して急坂を登る。
938m独標まではステップが薄いので厳しい登りだ。

北側の景色が開けた場所からは山王岳のハダカ岩と、その背後に小東岳が見えている。
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938m独標で昼食をとる。
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ここから山頂までの高差は約300m足らず。
楽勝かと思ったら、ここからの行程が一番厳しかった。

最初のヤセ尾根の登りは笹薮が酷く、ほとんど藪漕ぎに近い状態。
登りきってブナの森から直角に左折するが、その先のトラバース道はほとんと踏み跡を辿るような感じで、藪山に慣れた登山の上級者じゃないと道を失う危険性が高い。
テープや赤布などのマーキングはほとんど無いので、山勘に頼って歩きところが多く、予想外に時間がかかってしまった。

磐司尾根に抜けるトラバースの箇所はブナの立ち枯れや倒木が多く、キノコを探しながら歩いたが、お目当てのムキタケは姿かたちもない。
採られた形跡もないので今年は生えていなかったのであろう。

途中、景色が見える場所があり、大東岳が特徴のある台形の山容で見えていた。
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白糸の滝から糸岳に抜ける登山道に飛び出すと、やっと藪藪の道から解放される。
分岐から辿ってきた道を眺めると、そこに登山道があることすら分からない状態。
何故立ち入り禁止処理をしないのか、行政の怠慢に呆れてしまった。

磐司尾根の道も藪がかかっているが歩くのに問題はない。
分岐から15分程度で糸岳山頂に着いた。
余り展望がよい山頂とは言いかねるが、雪を頂いた月山の姿が霞んで見えていた。
ここでコーヒータイム。
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当初は小東峠まで縦走して樋ノ沢に下る予定だったが、時間が押していて、車に戻る頃には暗くなってしまうので、糸岳から白糸の滝を経て二口林道に至る最短の下山コースを選んだ。

望洋平から午後の日にシルエットnなった仙台神室を見る。
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糸岳を振り返る。
この標高では紅葉はほとんど終わっていた。
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これから下る尾根の先に三方倉山が見えている。
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道は磐司尾根から離れて直角に右折して急な尾根を下る。
下り始めは遥か下に二口林道が見えていて凄い高度感を感じる。

下りの途中で臨潭(のぞき)と言う場所に出る。
ここの紅葉がこの日一番の美しさであった。
東側に磐司岩を眺める景勝地であるが、足元からすっぱり切れ落ちているので注意が必要。
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何処までも急な下りの果てに白糸の滝に着く。
この日の白糸の滝は水量が多いので見栄えがす。
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二口林道に出たのは午後3時20分。
秋の日は山の端に隠れようとしていた。
約5kmの林道歩きは面白味に欠けるが、暗くなってきても危険を感じずに歩けるので気が楽だ。

途中で夕日に輝く磐司岩を眺めながらのんびりと歩いて車に戻った。
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結局キノコは鍋物一回分程度しか取れなかった。
でもブナの黄葉の盛りに出会えて満足できた。

GPS軌跡です。(クリックで拡大。)

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動画です。



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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
何処へ行ったもんだと思ったら良いところへ行ってきましたね。
ここは残雪期に歩いたから紅葉時期と思っていました。
ブナ林がきれいですね。
キノコはそれなりにでしたか。
マロ7
2013/11/01 21:29
マロ7さん今晩は。
流石に三方倉山はキノコ駄目だろうと思って別な山にしましたよ。
紅葉は素晴らしかったですが、北石橋から先の道が悪かったですね。
キノコはキノコ鍋一回分にしかならない量でした。
SONE
2013/11/01 21:33
素晴らしい風景ですね。SONEさんならではのコースですね。藪道以外は一度歩いてみたいものです。
ムキタケが既に老菌とは意外でした。本当に今年のキノコは予測できません。
みどぽん
2013/11/01 22:59
みどぽんさん今晩は。
二口山塊は岩場が多いので写真映り抜群ですね。
今回の道はほとんど歩いている人がいないようでしたよ。最近踏まれた跡がありませんでした。
写真のムキタケは2/3が食べられない状況になっていました。全部OKならかなりな重量になりましたよ。
SONE
2013/11/01 23:10
私が行った時は、北石橋からは幾らか雪が残っている時期なので踏み跡が見つからなかったと思ったら、今でもそうなのですね。
おもしろいコースなのに歩かれていないのは残念。
今年はキノコ偏在のようですね。
morino
2013/11/01 23:20
morinoさん今晩は。
今は草が伸びて踏み跡はほとんど無い状況でした。
テープや赤布もほとんど無いので、安易にこの道に突っ込むのは危険でしょうね。
行政が今後刈り払いをする気がないのなら廃道にして、立ち入り禁止にすべきだと思います。
キノコはありそうで全然なかったですよ。
SONE
2013/11/02 23:00
今、SONEさんの記事を読んでびっくり!偶然、行ってきましたよ(笑)。ノーマルルートで。ムキタケを大量採取、クリタケは全滅でしたね。来年は面白山へ周回で、小東岳から北を繋げようかと。
テントミータカ
2013/11/04 18:49
テントミータカさん今晩は。
この連休にいらしてたのですね。ノーマルルートでも静かな山旅ができて良かったでしょうね。
私のルートはムキタケは全然駄目でしたが、ちょっとルート選択失敗したかも・・・(笑)
小東岳から猿鼻山を経て南面白山までの道が車利用だと歩き難いのですよね。
SONE
2013/11/04 22:51
ブナの紅葉の写真いいですねぇ
やっぱり何度行っても楽しいコースですね
s
2013/11/04 23:53
sさん今晩は。
裏コースの良さを分かってくれて、sさん本当に山好きですね。
ブナの黄葉は短期間で終わってしまいますね。
SONE
2013/11/05 22:21
soneさんのブログに触発され、30年ぶりに北石橋に行ってきました。紅葉は終わっていましたが、北石橋は本当に素晴らしいですね。自分の記録をブログにしましたので、ご覧いただければありがたいです。http://je7snv.at.webry.info/201311/article_2.html
JE7SNV
2013/11/10 20:22
JE7SNVさん今晩は。
30年ぶりの再訪でしたか。
以前は北石橋から石橋峠までの道は通行可能でしたが、今は道形が崩壊して沢を詰めないと登れなくなってしまいました。
紅葉が終わって冬枯れの中も味わいあったでしょうね。
SONE
2013/11/10 22:40

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2013.10.29 糸岳(宮城・二口山塊) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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