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zoom RSS 2014.2.11 十分一山から高ツムジ山(山形・南陽市)

<<   作成日時 : 2014/02/13 18:16   >>

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一般的に登山対象となっていない高ツムジ山であるが、冬季は車道が雪で埋まり車の通行ができないので、スノーシューを履いて登ってきた。
広い山頂からの展望は絶景の一語。置賜盆地が一望できて登った甲斐がある山であった。

【 2/11 十分一山(482m)から高ツムジ山(693m) 山形・南陽市 】
国道13号線・南陽スカイパーク入口〜十分一山展望台〜鞍部〜高ツムジ山(往復)

南陽市の北東側にパラグライダーやハンググライダーのフライトエリアとして有名な十分一山がある。
近年その上部の高ツムジ山までテイクオフのエリアが拡大したようで、国道13号線を通行している時に東側を望むと、山頂が芝地になっ高ツムジ山が確認できた。
夏場には車で労なく山頂に行けそうであるが、登山道は存在していないので歩いて登る対象の山ではない。
そこで登るなら雪のある時期と考えていて、冬型の気圧配置が少し緩んだ連休の最後に登ってきた。


一番懸念した車の駐車場所であるが、南陽スカイパーク入口の看板付近には車10台程度が止められる場所が確保されていた。
今回はパラグライダーのフライヤー数人がフライトに来ていたからで、何時も除雪されているとは限らないと思う。

ちょうど駐車地点に乗り入れたときにスノーシューを持ってご夫婦が登っていった。
山に向かう車道にはスノーモービルの轍が何本も付いていて、そこを歩くならツボ足でも歩けそうである。

登山準備を終えて東側にそびえる高ツムジ山を見る。
写真では分かりにくいが、一番左と真ん中のピークの間にある白くなった場所が山頂だ。
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少し歩いたことろから国道13号線を振り返る。
南陽市から山形方面に坂を登ったところの東側、新田地区に南陽スカイパーク入口がある。
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ところで今回は山の情報をネットで全く照会しないで現地に着いた。
手元のある資料は平成9年発行の25000分の1の地形図のみ。
この地図には十分一山から先の車道は記載されていない。
しかし無雪期に芝地に見える山頂には車道が存在すると想像していたので、何ら心配することなく入山した。

屈曲する林道を数か所ショートカットして登ると十分一山の三角点付近に着く。
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展望台のところで入口で会ったご夫婦が昼食をとっていた。
ここは南陽市街地を眼下に見下ろせる絶景の場所で、ここまで登ってきても充分満足できる場所であろう。

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遠望が利く日なら置賜盆地の果てに白銀に輝く飯豊連峰も見えるだろうが、この日は高山は全て雪雲に覆われていた。
しかし朝日連峰南部の三体連山は見え隠れしている。
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北側には鷹戸山と、その右手に白鷹山が見えている。
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我々も南陽市街地を眼下に見ながらお昼にした。
あまり風も強くなく、穏やかな雪山を堪能する。

往路を戻ると言うご夫婦と別れて、高ツムジ山を目指す。
少し登ると南陽スカイパークのウッドハウスが現れた。
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ここから先はスノーモービルのトラックベルトの跡は消え、30cm程度のラッセルで林道を登って行く
モナカ気味の雪質の場所はテンポ良く歩けないので時間がかかった。
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林道の高い法面のところが何か所かあり、斜面の途中で雪面にクラックが入っているので、雪が緩んだときにはブロック雪崩に注意が必要である。

十分一山から1時間15分かかって高ツムジ山に到着。
山頂直下に雪壁があり、クランポンの強力な私のスノーシューでは登れたが、マスさんのMSRでは太刀打ちできずに北側から迂回して山頂に着いた。

夏場は野芝の広がる公園風になっているらしいが、積雪期の今は大雪原の広がる明るい山頂であった。
視界は正に360度。標高700mに満たない山なのに展望に関しては一級品の山である。
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高い山が見える天候なら飯豊・朝日・蔵王・吾妻連峰が一望できたであろうが、それは次に訪れる機会のお楽しみとしておこう。
それでも四周に広がる山々の展望は素晴らしかった。

西側には国道13号線と中川・新田地区が眼下に望める。
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白鷹山が少し形を変えて見えていた。
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北東には小湯山と右奥に番城山が見える。
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真東には宮城県境の低い稜線の後ろに、七ヶ宿スキー場がある峠田岳が同定できた。
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南東には栗子山塊の龍ヶ岳と七ツ森
この位置からだと豪士山と駒ヶ岳は栗子山に重なって同定しにくい。
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この山頂から置賜盆地までの標高差は600m弱ある。
その高さを肌で実感できる高度差であった。
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山頂で風に吹かれていると身体が冷えてきたので、記念写真を撮って往路を戻った。
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帰路はジグザグに迂回していた林道の一部をショートカットして下った。
雪の白さとアカマツの緑が目立つ道筋に、唯一センダン?の黄色い実が目立っていた。
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十分一山まで戻ると南陽市街地の手前にある白竜湖が光って見えていた。
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登り以上に林道をショートカットして車に戻った。
帰り支度をしていると、南陽スカイパークのインストラクターが話しかけてきて、パラグライダーの体験タンデムフライトに誘われた。
エリアフィーと保険料別で8000円の料金だとか。
やってみたい気は少しあるが、登山と平行しての趣味ではやる時間がないなぁ〜(笑)

しかし林道歩きとはいえ、山頂の絶景を堪能できたので、とても印象深い山であった。
また飯豊や朝日が残雪に輝いて見える頃に再訪したいものである。

GPS軌跡です。
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動画です。




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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
こりゃまた素晴らしい展望が得られるところですねー。
山形はビューポイントが沢山あって羨ましい。
それにしても強力クランポンのMSRが歯が立たないとは?
morino
2014/02/13 22:32
morinoさん今晩は。
全く登山者には顧みられていない山でしたが、こんなすごい展望が見られて儲けた感じがしました。
山形では丹念に山を探せば、見応えのある山が無限大にありそうです。
MSRはつま先のクランポンだけで登れないので、固い雪壁は太刀打ちできなかったようです。
SONE
2014/02/13 22:42
何時も素晴らしい山行きレポート楽しく拝見させていただいています。
私も今回スノーシューの初体験をして興味津々です、4輪駆動の車があればまだしも雪山の麓まで行く道中に難儀をしそうで雪山は泉ヶ岳や駐車場が整備されているスキー場止まりですが何時かSONEさんの様にとむかのを誘って挑戦してみたいと思います。
Cafe Tom
2014/02/16 09:19
Cafe Tomさん今晩は。
スノーシューを一度体験すると雪山歩きが病みつきになりますね。
確かに駐車場所は雪が深いケースが多いので、普通車では除雪された場所しか行きにくいと思います。
冬山の場合、駐車場所の確保が一番の問題になることが多いです。
でも月山を含めスノーシューのミニツアーを行っているところは多いですから、いろいろ経験を積むとよりスキルが増していくと思いますよ。
SONE
2014/02/16 21:38
こんにちは。
雪に滅多におめにかからない鹿児島は、桜島の山頂にうっすらと雪が積もると、あぁ〜〜あの山にも雪が積もっているかもと想像して探しにでかけるのです。
そして目的の山に雪を見ると、ラッキー!!ヤッター!!
白い一点さえも見えないと、ガッ〜〜〜カリ!!運がナイ〜〜。

雪の山道を歩くときは、今日は来てよかった〜〜と。普段の行いがいいのかもと。
わずかばかりの樹氷に出会うと、ワイワイガヤガヤと言いながら小さな木々の先ちょの樹氷を争って撮影し始めるのです。それほど雪の山に出会うのは珍しいのですよ。
ノンキーハイカーズ
2014/02/17 10:40
ノンキーハイカーズさん今晩は。
屋久島の山頂付近では積雪があると聞いたことがありますが、鹿児島では雪の山はそんなに珍しいものなのですか。
標高700mに満たない山で、こんなに積雪があるとは信じられないでしょうね。
山形県でもこの置賜地方は豪雪地帯で有名なところなんです。
この冬の間に雪の積もった山を体験できれば良いですね。
SONE
2014/02/17 19:14
ここはフライト見学で十部一山にしか行ったことがありませんでした。
近いので天気の良い時を狙って行って来よう!
みいら
2014/02/22 08:11
みいらさんおはようございます。
高ツムジ山の景色は十分一山より数倍素晴らしいですよ。
朝日・飯豊が見えるときは凄いと思います。
SONE
2014/02/22 09:37
いつも冬は高ツムジに行きますが、この二人分の足跡は誰かな−なんて思いながら山頂を目指します。もしかしてSONEさん達の後をついていってたりして。いつか高ツムジでお会いいたしましょう。
JP7FRM
2015/10/22 17:03
JP7FRMさん今晩は。
夏場は車で山頂まで登れてしまう山だそうですが、積雪期は誰もいないで静かな山歩きが楽しめますね。
この日は飯豊や吾妻が見れなかったので、何時か天気の良い日に再訪してみたいと思っております。
SONE
2015/10/22 19:00

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2014.2.11 十分一山から高ツムジ山(山形・南陽市) 東北の山遊び/BIGLOBEウェブリブログ
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