東北の山遊び

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zoom RSS 2014.5.25 高柴山と大滝根山(福島・阿武隈山地)

<<   作成日時 : 2014/05/29 21:05   >>

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二岐山に登る予定で東北道を南下していると安達太良山に雲がかかり、おまけに凄い強風が吹いている。
こんな天気では二岐山に登っても面白くなさそうなので、ヤマツツジが満開と思われる高柴山に転進した。

【 5/25 高柴山(884m)と大滝根山(1192m) 福島・阿武隈山地 】
● 高柴山:牧野登山口〜高柴山(往復)
● 大滝根山:入新田〜じめじ平〜ヤレヤレ石〜黒石〜石ポッケ〜玉石〜三叉路〜高塚山分岐〜電線下〜大滝根山〜電線下〜高塚山分岐〜三叉路〜水芭蕉の湿地〜びょうぶ石〜天狗のツボ山〜入新田

この日ご一緒したのはmorinoさんうめさんのお二人。
マスさんは用事があって参加できなかった。

うめさんにスマホで高柴山のツツジの開花状況を確認してもらったところ、この日がちょうど山開きに当たっていた。
朝が早い時間なので山開き参加者よりも早く登ってしまうと踏んで、誰もいない牧野登山口の駐車場に乗り入れる。

最初は杉の植林地に登りだが、斜度がきついので意外に疲れる。
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車も走行できる林道のような遊歩道から旧道に入るとやっと山登りらしくなってきた。
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イヌブナの生える雑木林を登り、傾斜が緩くなると山頂は近い。

昔は馬の放牧地であったと言われる広い山頂台地に飛び出し、そこに真っ赤なツツジの光景が広がっている、と思ったら・・・・・・・


パラパラと疎らにしかヤマツツジが咲いていないぞ。
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以前来たときには山頂一面が真っ赤に色づいていて、今回もその再来を期待したが何とも残念な光景に少しがっかりした。

山開きの準備をしている地元の方に伺うと、昨年は満開で、今年はそんp反動で裏年なのでは、との事。
少し枯れた枝も多くなって、そのために疎らに見えるのもある。

でも多少綺麗に咲いているヤマツツジの木も見受けられた。
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展望台の上に登ってみるが、晴れの天気予報は完全に外れて、もやもやと濃い霞がかかり東隣の大滝根山もぼんやり見えるのみ。
後で分かったが、この日は黄砂が飛んできたようである。
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せっかく登ったので山頂にて記念写真
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山頂北側の水石付近の方がツツジが咲いているので、そっちの方向に歩いていく。
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羽山もかなり霞んで見えている。
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私的には残念だったが、同行の二人はヤマツツジの群生地を見て喜んでいた。
当たり年に見たならさぞかし驚いていたであろう。
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登山口までの下りで山開き参加の方々が登ってきた。
駐車場に着くと山開きの参加賞として阿武隈の天然水をいただき、抽選会でヒマワリの種をいただいた。

車は一方通行で、帰路は南に伸びる林道を走行して県道に出た。

次に登るのは阿武隈山地の最高峰:大滝根山である。
ただ単に近いから登ろうと思っただけだが、今はシロヤシオの花が見ごろであろう。

登るコースは5年前に登って非常に面白かった石ポッケの周回。
急に決めたので地形図を持っていないが、過去の記憶を辿って何とか歩けると思っていた。

羽山の南側に石ポッケ登山口がある。
しかし二つ目の車道の分岐に石ポッケの看板がなくなってしまい、右折せずに車道の終点まで直進してから戻った。

駐車場に着いて登山準備をしていると、福島ナンバーの車が入ってくる。
同じく石ポッケを登ると言っていた。

登山口からは杉林の急登が続く。
途中から右手の雑木林に入るが、少し登ると平坦な雑木林のしめじ平に着いた。
ここで新緑の森に浸りながら休憩。
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足元にはチゴユリの花が沢山咲いている。
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倒木を左から巻く時に白い小さな花が咲いているのに気が付いた。
おそらく私自身初めて見る花である。
名前を聞かれても分からなかったが、うる覚えで○○キキョウと感じた。
○○の部分が思い出せない(笑)
帰宅後に調べたらタニギキョウの花だった。
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水場の表示を見て藪っぽい道を登る。
再び急登を頑張るとヤレヤレ石に着いた。
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この場所から石ポッケまでの区間がシロヤシオロードであった。
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途中からトウゴクミツバツツジも増えてきて白とピンク二色の競演となる。
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このコースの見どころの一つがタコブナだ。
この日も風が非常に強かったが、強風により樹高が高くなれずに大きく枝を広げたのであろう。
上部のミズナラの林も同様の樹形をしていた。
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更に高度を上げていくと新緑の淡いトーンとなってくる。
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ようやく石ポッケが梢を透かして見えてきた。
以前来た時は3月で葉っぱが邪魔にならず石ポッケの全容を見られたが、今回は藪を漕いで岩場の基部まで行ってみる。
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ちなみに石ポッケの名前の由来は登山口の看板に詳しい。
『昔。この地の人々は矢大臣山、羽山、大滝根山を信仰していた。特に大多鬼丸が当地を支配していた頃、五穀豊穣を願い大滝根山の権現神社をお参りする人が多く、山肌に仏様のような自然石が巨岩群としてそそり立つ姿を石仏(石ポッケ)と呼び、拝みながら登頂したと伝えられている。』


今回は花崗岩の積み重なった石ポッケの左手を登ってみた。
上部に胎内くぐり的な穴があり、そこを這って抜けると大滝根山の山頂が見えた
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右手を見上げると岩溝の上に巨大なチョックストーンが挟まっていた。
その近くにボルトが埋め込まれていて、フリークライムをした人がいるようである。
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石ポッケの岩塔の上は強風のために立てる状態にはなかった。
風で煽られるので座って写真を撮る。

南側には万太郎山が近い。
しかしいつの間にかその頂は風力発電の風車で占拠されたようである。
ちなみにうつくしま百名山の一つ、桧山も同様の光景になってしまった。
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南隣の羽山と矢大臣山も霞んで見えている。
手前に見える岩場が石ポッケである。
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お昼近くなって腹が減ったので休憩する場所は考えながら登った。
ちょうど玉石に着いたところで休む。
玉石まで登ると石ポッケはかなり小さくしか見えない。
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山頂は展望皆無なので、ここで記念写真。
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玉石から先は踏み跡程度の道になる。
逆コースから玉石や石ポッケを目指す場合に道迷いの危険性がある。

高塚山の分岐を過ぎて登って行くと、送電線が走るルートに合流した。
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二本目の電柱のところから不確かな道を右折するとフェンスに沿った道になる。
しかしフェンスが外側に傾いていて非常に歩き難くなっていた。
レーダー基地の西側に回り込むと山頂の峯霊神社は近い。
ちょうど登山ツアーの一行と出会った。
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神社の石祠の裏を一段登ると、フェンス越しに一等三角点が望めた
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山頂の北側にある梵天岩まで行ってみる。
岩の上から自衛隊の基地が望めた。
実は福島第一原発の建屋爆発の折にニュースで報道された超望遠映像はここから撮影された。
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梵天岩からレーダー基地の敷地を時計回りで歩いて送電線のルートに復帰する。
ここから玉石手前の三叉路まで歩き、天狗のつぼ山方面に右折する
その道は踏み跡も確認できないほどだが大丈夫か?
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この下山路ははっきり言って廃道になっていた。もの凄い笹薮が天狗のつぼ山まで連続する。
以前歩いたときも藪がかかっていたが、今回は踏み跡もない場所が多々あり、赤いテープのマーキングを辛うじて追って何とか下山できた感じである。
藪山に精通しいていない方が突っ込んだ場合は遭難する確率が高いので、この記事を読んでも行かないほうが良いと断言できる。

途中の岩場で藪漕ぎに嫌気がさして休憩。
頂が望めた
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この道は平成13年に自然ふれあいという民間団体が昔からの作業道を刈り払い&道標整備したみたいで、行政とは関わり無い手作りの道となっている。
しかし最初の刈払い以降は一切整備の手が入っていないようだ。
石ポッケをみたい場合には石ポッケコースを往復するのが望ましい。

「天狗のつぼ山」と表示された場所は長さ20m、幅8m程度の白く平らな一枚岩になっていて、そこを忠実に下る。
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この先は道が顕著になり、急坂を小沢まで下って、その小沢の右岸を辿ると荒れて藪っぽい作業道にでる。
入新田の民家の横から車道を東に辿ると駐車場に戻れた。

満開のシロヤシオと石ポッケの岩場を眺めた充実した山行であったが、帰路の藪漕ぎには閉口してしまった。
最初から藪漕ぎで臨んだ山と、道が荒廃して結果的に藪を漕ぐ山では精神的にモチベーションが保てないものである。

GPS軌跡です。クリックで拡大。
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動画です。




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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
お世話様でした。
ツツジはあれだけ見られれば満足ですよ。
石ポッケは巨石群あり、急坂あり、藪漕ぎあり、おまけにフェンスありの楽しいコースでした。
このコースは整備してもっと売りだしても良いのにねー。
須賀川のラーメンは次回に期待です(^^)
又よろしくお願いします。
morino
2014/05/30 12:55
morinoさん今晩は。
以前見たときは展望台から見下ろすと真っ赤な絨毯を引きつめたように見えたのですよ。
大滝根山は鬼五郎渓谷からの道も花が多いので楽しいですが、石ポッケのような奇岩はありません。
アプローチの車道が狭いので、多くの登山者が押しかけると困ってしまうでしょうね。
須賀川のラーメンは本当に残念でした。
まさか15時に閉店しているとは想像もできなかったです。
SONE
2014/05/30 20:10
私は、昨年、高柴山に行きましたが、やはり外れだったようです。パンフみたいに咲いてほしいです。

石ポッケですが、SONEさんがイヤになるほどなら、ヤブ漕ぎコースは行きません。それにしても、いいコースなのに整備してないのは、残念です。阿武隈はそういう山が多い気がします。
NYAA
2014/05/30 20:43
NYAAさん今晩は。
昨年は満開だったと言う情報は間違いでしたか。
樹齢が経ったために枯れ枝が多くなってしまったという話も聞けました。
石ポッケの往復ならお勧めですが、周回コースの天狗のつぼ山方面は全く廃道と化していました。
酷い藪だったので下山後に丹念にダニのチェックをしましたよ。
うつくしま百名山で整備した後に放置されているコースが多いですよね。
SONE
2014/05/30 20:55
昔、送電線鉄塔あたりで真紅の帽子を被った自衛隊員らしき男性から話かけられたことと、ぺラぺラ石のところで記念写真を写したことなど思い出しました。
F1の爆発をとらえたあの写真はここからの撮影だったんですねえ。
舟六
2014/05/31 06:45
以前、石ポッケをタッシーと歩いた時からいいコースだなと思っていましたよ。
見事な巨石群ですなぁ〜。
山頂に行くと施設があるのには複雑ですが…(^_^;)
マロ7
2014/05/31 19:07
舟六さん今晩は。
最初に登った時はレーダー基地の開放日に当たっていまして、自衛隊員の案内で三角点に触ってきました。
ツツジの最盛期ならペラペラ石まで行ったのですが、まだその標高では開花していませんでした。
福島第一原発からぴったり30kmの距離です。
天気の良いときには見えた覚えがあります。
SONE
2014/05/31 20:11
マロ7さん今晩は。
花崗岩と記事には書いていますが実際は石灰岩の大きな露岩です。
東北の山ではあまり見られない光景ですよね。
自衛隊施設がなかったら逆に展望皆無の山だったと思います。
SONE
2014/05/31 20:14

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